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つあおとまいこのゆるふわアート記

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みなさん、こんにちは! 浮世離れマスターズのつあお&まいこです。ゆるゆるふわふわのアートツアーに参加しませんか。
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#美術館

つあおとまいこのゆるふわアート記とは?

浮世離れマスターズのつあおとまいこがアート作品を実際に見ながら語るゆるゆるふわふわのトーク記です。読者の皆様と一緒に浮世離れできれば本望です。「和樂web」(小学館)にもたくさんのトーク記事を掲載しています。 ※つあお/小川敦生と「アートでハッピー」こと菊池麻衣子、それぞれの記事も時折こちらで配信しております。 えっ? つあおとまいこって誰だって? 年間美術展訪問数は、2人合わせて年間300件以上。 アートを前に、スーパー浮世離れな会話を繰り広げては、ハッピーワールドに

アーティゾン美術館の「パリ・オペラ座」展がものすごく充実しているんです/つあおのアートトーク(音声)

「ラクガキストつあおのアートトーク」を始めました。今回おしゃべりしているのは、アーティゾン美術館で始まった「パリ・オペラ座」展のことです。ぜひお聞きください! 展覧会情報については、下記のサイトでご確認ください。

ZOKU SHINGOは楳図かずおのシン黙示録なのではないか

大阪・あべのハルカス美術館で開催中の「楳図かずお 大美術展」へ。一部撮影可だったので、会場写真を散りばめた。 筆者の頭の中で凄まじい記憶として残っている楳図の作品は、『漂流教室』だろうか。テレビ放映を途中から見てはまったのだが、原作が楳図かずおだと知り、魅力が増した。 怖いのに凝視してしまう。それが楳図の漫画だ。細部まで、とにかく描きこむ。だから、凝視せざるを得なくなるのだ。 この展覧会は回顧展ではない。メインの展示は27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボ

ポップな表現の裏に潜む「死」の表現〜「アンディ・ウォーホル・キョウト」展

京都市京セラ美術館で開催中の「アンディ・ウォーホル・キョウト」展へ。米ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館の所蔵品200点以上で構成された企画展です。スマホ撮影&SNS投稿OKとのことだったので、スマホで撮った会場風景数点を下記リンク先のInstagramに掲載しつつ、こちらでご報告を。 初期のデザイナー時代のコーナーと1956年の来日時に関するコーナーは写真を撮ってませんが、あしからず。音声ガイドを聞いていて初耳だったのは、ウォーホルが子どもの頃は病弱で貧乏だったこと

珠玉の藤田嗣治コレクション! 軽井沢安東美術館がまもなく開館

10月2日に開かれた軽井沢安東美術館開館記念展のプレス内覧会に参加した。(開館は10月8日13:00) 藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品ばかり150点を展示。珠玉のコレクションとはこのことではないだろうか。個人コレクションなので小ぶりな作品が多いが、逆に親しみが湧く。「自宅にお招きするような空間に!」というのがコンセプト。代表理事の安東泰志さんによると、さまざまに旅を重ねながらも戦後はフランスに帰化せざるをえなくなった藤田の紆余曲折の人生を自らの人生に重ね合わせて共感し