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つあおとまいこのゆるふわアート記

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みなさん、こんにちは! 浮世離れマスターズのつあお&まいこです。ゆるゆるふわふわのアートツアーに参加しませんか。
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2021年2月の記事一覧

ヤフオクで買った昭和6年の『週刊朝日』の小村雪岱挿絵に目がキラキラ👀✨ 足で弓を引く女性の運命が気になる!

過日、三井記念美術館で見た小村雪岱。日比谷図書文化館でも企画展が開かれています。出かけてみると、また異なる味わいがありました。さらにつあおは、ヤフオクで雪岱の挿絵の入った雑誌を見つけ、そして…。 つあお 今日は小村雪岱の続編(前回の記事はこちら)です。どれだけ思い入れがあるんだ! って感じですね😁 いや、あるんですよ。ということで、日比谷図書文化館の「複製芸術家 小村雪岱」展は、楽しかったですね。 まいこ 前回出かけた三井記念美術館の「小村雪岱スタイル」展では、小説に描い

形が、文字が、語りかけてくる♪『佐藤可士和展』ではデザインと友達になれる😀

ユニクロ、日清、楽天、セブン-イレブン…。ホント日頃からお世話になってます。これらの企業の数々のロゴデザインをはじめデザイン戦略なども手掛けるクリエイティブ・ディレクターの佐藤可士和さんの展覧会「佐藤可士和展」が、国立新美術館で開催されています。改めてデザインのパワーに圧倒されました。 つあお 佐藤可士和さんといえばユニクロですね! 「佐藤可士和展」(国立新美術館)展示風景 まいこ そうですね。あまりにも馴染みすぎて、ロゴがデザインという作品であることを忘れていたくらい

アーティゾン美術館独自のセンスが光る新収蔵品展✨ポロックらの奥さん達の作品など女性パワーも全開!

アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)で新収蔵作品が多数展示されると聞いて出かけた「STEPS AHEAD」展。青木繁やルノワールの名品の所蔵で知られるこの美術館のイメージを一新するような作品の数々から、たくさんのエネルギーをもらいました。 つあお カンディンスキーの《3本の菩提樹》という作品、どう思われましたか? まいこ 一瞬見て好きな絵だなと思いました。この鮮やかな色彩と庭園のような風景が素敵だと思います。 ヴァシリー・カンディンスキー《3本の菩提樹》(1908

子猿と寝ていた?!🐒動物も人も愛した川合玉堂。しっとり優しい空気はシューベルトに通じる?!

日本画家、川合玉堂は東京・奥多摩にアトリエをかまえ、渓谷の自然に身をうずめながら制作にいそしんでいたそうです。山種美術館で開かれている「川合玉堂」展を訪ね、墨の味わいに満ちた日本画の本領を楽しみました。 川合玉堂《猿》(1955〜56年頃、紙本・墨画淡彩、山種美術館蔵)展示風景 つあお 川合玉堂が猿の絵を描いてるなんて意外でした。 まいこ 私も初めて見ました。会場で目立ってたので、駆け寄って見ちゃった! つあお なんか、かわいくないですか? まいこ かわいい!! 木

昭和モダンの叙情にハートを射抜かれる💘小村雪岱の美に酔ってみよう✨

鈴木春信の浮世絵を思わせる美人画を描きながらも、大正から昭和初期にモダンでオシャレな作風を展開した小村雪岱(せったい)。三井記念美術館で開かれている特別展「小村雪岱スタイル」で、団扇絵、肉筆画から書籍の装幀までのたくさんの「スタイル」を楽しみました。 まいこ 雪がしんしんと降っている中に、傘をさしてしゃがんだ美女! この絵、うちわの形が素敵ですね! つあお 小村雪岱、たわくしは昔から好きなんですよ。江戸時代の浮世絵っぽいんだけど、すごくモダン! うちわの形って、こうやって

北斎や写楽など、天才浮世絵師たちの肉筆画(1点ものの絵画)がずら~り✨蜘蛛の巣の上に人?『鬼滅の刃』っぽい場面も!

すみだ北斎美術館で始まった「筆魂(ふでだましい)」展。同館には珍しく、浮世絵師による肉筆画の名品が集まった。「浮世絵の先駆」ともいわれる岩佐又兵衛から幕末の葛飾北斎や歌川国芳まで。肉筆画ならではの筆触を楽しみながら鑑賞を進める中で、2人は実に風変わりな作品に出合った。 つあお まいこさん、この絵、蜘蛛の巣の上に女性が乗っかってますよ! まいこ うわぁ、すごいインパクトですね! 川又常正《見立羅生門図》(江戸時代、享保〜延享年間[1716〜48年]頃、絹本着色、個人蔵)前

音楽であふれるパリがモノクロ写真でやってきた📷ドアノーと一緒に歌って、踊って、恋をしよう✨

ロベール・ドアノーはパリの音楽風景をたくさん撮影した写真家でした。Bunkamuraザ・ミュージアムの『写真家ドアノー/音楽/パリ』展は、音がないのに会場は音楽に満ちており、日曜ヴァイオリニストを自称する音楽大好き人間のつあおは、最初から最後までご満悦。フランス映画やクラシック音楽が好きなまいこはまいこで勝手にパリの空気に浸っています。 つあお パリと言えばアコーディオンです! まいこ こんなに若くて綺麗な流しのアコーディオン弾きもいたのですね。ドアノーが写真に撮ってる!

寝てる猫の背中にガムで描く?端正な白磁に大胆な裂け目?コロナ中にパワーアップしたアート続々✨

文化庁の派遣で海外にしばらくの間滞在して制作にいそしんだりインスピレーションを湧かせたりした美術家たちの展覧会「DOMANI・明日展」(国立新美術館)にお邪魔したところ、なかなか刺激的な作品が並んでおりました。まずはガムの作品から。 つあお 大田黒衣美さんのこの写真作品、なんか変わってますね。 まいこ 写ってるの、チューインガムなんですよね。 大田黒衣美《sun bath》展示風景 つあお そうなんですよ。会場で作品のすぐ近くで見て初めて気がついたっていう間抜けなたわ