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ルーブル美術館の訪問タイミングおすすめ

GWにパリに旅行にいった際に、ルーブル美術館に行きました。
私はタイムスロットの事前予約なしで並んだのですが、その際に見た、経験したことをベースに個人的な並ぶタイミング、訪問タイミングのおすすめをまとめてみたいと思います。
尚、本記事は目的別の並ぶタイミングや実際の時系列など、より詳細な情報を記載させていただいています。なので、「そもそもルーブル美術館に入るのにはタイムスロットの予約が必要なの?」、「どうやって予約すればいい?」といった情報は他の方が作成した良い記事がありますので、そちらを参照ください!

【タイプ別到着タイミングのおすすめ】

ルーブル美術館を訪れる方は2つのタイプに分けられるかと思いますので、各タイプに応じた到着タイミングのおすすめを記載できればと思います。
①ガラガラの状態で入館して空いている状態で作品を堪能したい
②せっかくパリに行くのだからルーブルに行ってみたい、ただ、そんなに気合い入れてみなくてもいい

【①ガラガラの状態で入館して空いている状態で作品を堪能したい】

①の方は絶対に朝9時の時間指定券を予約しましょう。そして、1番に入りたい場合は7時30分ごろには並んだほうがいいかと思います。8時10分以降になると9時入館のチケットを持っている列でも行列ができ始め、実際に入れるのは9時10分過ぎになるかと思います。
尚、ルーブルではタイムスロットの予約をしていない人でも並べば入れるようになっていて、「9時からのタイムスロット予約に失敗した場合、朝からその列の並べばいいのでは?」という考えを持つ方もいるかもしれません。(今回、私はこの考えでした)しかし、残念ながら、時間指定券を持っていない人向けの列ではガラガラのルーブルには入館できません、、
早朝の入館時は以下3つの列があり、Aから優先的に入場ができます。

A. 9時からの時間指定券を持っているグループ
B. 9時半からの時間指定券を持っているグループ
C. 時間指定券を持っていないグループ

そのため、時間指定券を持っていないCの場合、先頭に並んでいたとしても9時25分ごろ入館になります。むしろ、少しでも早く入館したければ9時半からを予約してBの先頭に並ぶ方が早く入館できます。

【②せっかくパリに行くのだからルーブルに行ってみたい、ただ、そんなに気合い入れてみなくてもいい】

こちらの場合でも時間指定券は予約することをおすすめします。予約時は館内混雑状況の関係で、出来るだけ早い時間の方がおすすめですが、各人の旅程に合わせるのが一番だと思います。
そして、現地への到着時間は、予約したタイムスロットの終了10分くらい前に並び始めるくらいがちょうどいいかと思います。例えば9時半〜10時のタイムスロットで予約できた場合は9時50分に並び始める感じです。
ルーブル美術館ではタイムスロット毎に列で待機しますが、早い人は自分のタイムスロットが開く1時間前から並び始めていて、入場可能時間になるとかなりの行列ができています。入場可能となる時間丁度に並び始めたら、荷物検査などで15分くらいは待たなければいけないような印象です。一方で、入場可能時間から20分も経てば行列も収まっていますので、待ちなくすっと入場できていました。

【棟別の混雑度】

棟別の混雑度に関して簡単にまとめていきます。ルーブルではデノン翼、シュリー翼、リシュリー翼の3つの棟に分かれています。この中で、特に有名所が集中しているのがデノン翼です。そのため、デノン翼はとても混み合うため、少しでも早い時間に入れたならばデノン翼から優先的にみていくことをお勧めします。
逆に、他の棟は少し時間が経ってもあまり人はおらず、特にデノン翼から最も離れているリシュリー翼は10時過ぎに行っても、自分たち以外誰もいない部屋がほとんどでした。なので、もしリシュリー翼で見たい作品が多い方などはそもそも時間指定で早い時間を予約する必要もないかと思います(それでも時間指定券の予約は推奨です!)

【実際に並んでみた時系列記録】

ここからは具体的なルーブル美術館を訪問した際の詳細を時系列に形式で記載します。
尚、訪問日は5月4日(土)でしたが、係員さん曰く、その日は比較的並びの列が短いとのことだったので、実際にはもっと時間がかかるかもしれないです。

ー入館前ー

朝7時15分ごろ:ルーブル美術館に到着。当日は曇りで肌寒いものの、雨は降っていない天気でしたが、流石にこの時間には人がほとんどおらず、写真の通りほぼ誰もいない状況でのルーブル美術館前の写真が撮れます。

午前7時15分ごろのルーブル美術館前


7時20分頃:一通り外観の写真を撮った後に時間指定券を持っていない列に並び始めました。私たちとほぼ同じタイミングで列に並び始めた1組だけが私たちの前にいて、時間指定券を持っていない列では2番目の順番でした。このあと、ちょくちょく並び始めの人が出てきて、大体8時くらいまでに10組くらいが時間指定圏なしの状態で並んでいました。

7時30分頃:9時入場の時間指定券を持っている人のうち、特に早く入場したい人が並び始めます。もし誰も人がいない状態の美術館内の写真やモナリザの写真が撮りたい方などは9時の時間指定券を持っていたとしても気合を入れてこの時間くらいには並んでいたほうがよさそう、、

8時10分頃:9時半入場の指定券を持っている人の内、特に早く入場したい人が並び始める。
また、時間指定券を持っていない列、9時の時間指定券を持っている列に多くの人が並び始める。意外とこの時間までは特に時間指定圏を持っていない人の列もあまり列自体は長くなっていないため、時間に余裕がある人でそんなに朝早くから並びたくない方はこの時間前に並び始めるくらいでいいかも、と思った。

9時:開館。開館タイミングでの並び列は写真の状態。列自体は短く見えるかもしれないが、この状態で並んだら2時間以内で入場可能とのこと。一方、係員さん曰く、この日は比較的列は短い方で、この時間帯だと中央のシュリー翼まで列が伸びていて列が折り返していることも珍しくなく、大体3時間待ちくらいとのこと、、

9時時点での時間指定券なしの並び列

9時からの入館時には以下3つのグループに分けられる
① 9時からの時間指定券を持っているグループ
② 9時半からの時間指定券を持っているグループ
③ 時間指定券を持っていないグループ

入場の順番はまず①のグループが優先して入場する。そして①のグループの70%くらいが吐けたタイミングで②のグループが入場。最後に①のグループが全て吐けたら③のグループが入場する。
時間としては①はもちろん9時から、②は大体9時20分ごろから、③は9時25分頃から入場。

ー入館後ー

9時25分頃:私たちは③のグループの先頭だったのでこのタイミングで入館でき、モナリザを一直線で見に行きました。モナリザの前には人だかりはできていたものの、2〜3分ほどで最前列に入り、写真を撮ることができます。尚、警備の関係であまり近くまで接近することができないので、細かい鑑賞や記念撮影はちょっと向いていないかも、、ただ、11時くらいになるとそもそも最前列まで行くのが大変なくらい人だかりができていたので、早めに行くことが吉だと思います。

結構モナリザまで距離があるので、あんまり細かく鑑賞できない状態でした、、

9時40分頃:モナリザを見終わった後に“民衆を導く自由の女神”や“ナポレオンの戴冠式”を見に行きました。いずれも有名な絵なので人だかりはできていたものの、当該時間帯でも十分に鑑賞したり、写真を撮ることができるような状態でした。

9時40分ごろの“民衆を導く自由の女神”
9時45分ごろの“ナポレオンの戴冠式”が展示されている部屋の様子

10時以降:この後は鑑賞したい作品があったたため、シュリー翼、リシュリー翼に行きましたが、こちらは10時ごろに伺っても人がほとんどいない状態でした。
その後、10時半ごろにまたデノン翼に戻ってきましたが、人混みがすごかったです、、ダビンチの作品や有名な作品の前には人だかりが出来ていて、ゆっくり鑑賞は結構難しい状態でした。

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