横須賀美術館

訪問日:2023年9月18日
訪問人数:2人
常設展、特別展:ロイヤル・コペンハーゲンの世界

【展示内容】
特別展:主にロイヤルコペンハーゲンで作成された陶磁器を展示しつつ、銀食器、宝石などの宝飾品、ガラス品なども合わせて展示されている。展示室3−4室分のスペースがあり、展示品の数としては思ったよりも多く置かれていたと思う。使用目的以外には製作者別に展示が行われており、それぞれの作者の特徴、考えなどがまとめられていた。
常設展:戦後の日本の画家の作品をメインに飾っている。作風はシュルレアリズムやキュビズムなど、モダンな作品がおおい。正直自転車での移動に疲れてしまってあまりしっかり見ることができなかった、、

【感想】何よりここは博物館から見える風景が素晴らしく、他の博物館と比べても一番景色がいいのではないかと思える。目の前の海と緑を楽しみながらコース料理を楽しめるミュージアムカフェはいつでも長蛇の列ができているしこれだけでも一回訪問する価値はあると思う。
作品の展示スペースもかなり恵まれた作りになっていると思う。全面が白基調の壁に高い天井が設置されており、ただ歩いているだけでも楽しい。ただし、常設展ではあまりキャプションに関する説明などが置かれておらず、単純に作品を楽しむ目的だとちょっとわかりにくいところはあるかもしれないと思った。また、展示を楽しむという観点では、自然光が入る建物の構造はいいと思うけど、少し他のところに比べると明るすぎるor自然光が入りやすすぎないかなという点が懸念としてあった。
ちなみに、ここの美術館の裏には旧日本軍の高射砲跡地があるが、あまり説明などはされていない。少し目的とはずれる可能性はあるが、そこも含めて展示をすればいいのにと思うけど、まあそこはコンセプトの違いなのかしらね。

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