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リモートワークで自転車に乗り始めてインスタグラマーになった話

これは Mobility Technologies Advent Calendar 2020 の16日目の記事です。

きっかけ

2020年4月の緊急事態宣言によってデスクワークの我々にとって貴重かつ定期的な「通勤」という貴重な運動機会を失ったものの、食べる量は変わらずに気づいたらお腹が出てきてしまったという人が多いのではないでしょうか。

私も緊急事態宣言前にはb-monsterという暗闇でボクシングするというスーパーハードなジムに健康のために泣きながら通っていたのですが、新宿歌舞伎町というコロナ感染率急上昇エリアに位置していたスタジオには通えなくなり、例にもれず運動する手段を失い体が重くなってきてしまいました。

当然、週末に家の周りを散歩・ランニング、Nintendo Switchとリングフィットアドベンチャーの抽選に応募しまくり当選後は毎日やってみるなどの抵抗はしたのですが全く続かず体重が自己ベストレコードを更新する日々。。

そんな中、自宅の隅でホコリを被っていた自転車を発見したのです。

自転車って(笑)

「自転車でどうにかなんの?」と思われるかもしれませんがただの自転車じゃないのです。

ロードバイク(ロードレーサー)というママチャリよりも数倍速く遠くに行ける代物なのです。

なんでこんなものが家にあるのかというと、実は社会人1年目の初めてのボーナスで購入したのです。
(新卒1年目のボーナスが全て無くなったのは良い思い出です)

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当時、弱○ペダルというアニメにハマっていたことや会社に自転車競技部という部活があったことで将来自分も入りたくて購入していたのですがママチャリくらいにしか乗ったことがない私としては、ハンドル曲がっててすぐ転びそうになるし、スピード出て怖いし危ないしすぐに使わなくなってしまっていたのです。

しかし普段より前に出張っているお腹を見て一念発起、せっかく買ったのに使わないのはもったいないとまた少しずつでも乗ろうと決意したのでした。

いつ乗るの?

さてこのロードバイクにいつ乗るのかというと、私の場合は週末です。

実は泣きながらジムに通っていたときも通勤前に無駄に早起きして頑張っていたので、通勤時間がない今となっては朝でも比較的時間を取りやすいです。

乗り始めてすぐのころは街中を走っていて信号がある度にストップ&ゴーを繰り返していたので効率が悪かったのですが、ネットでコースを調べたり実際に行ってみたりと試行錯誤を繰り返すことでほぼ信号に引っ掛からないような安全なルートを見つけて距離を稼げるようになってきました。

最近では結構なれてきて

朝に自転車に乗る → シャワーを浴びる → 出勤する

という流れがキマるとかなり清々しいので仕事の効率も3倍くらい上がります。


週末は朝練に比べて時間制限がないので色んなところに行けます。

つい先日自分史上最長距離のロングライド(往復150km以上)をしたのですが、自転車がなかったら絶対行かなかったであろう東京の端っこまで行ってきました。

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自転車で山を登った湖で絶景に出会えたりと、気付いたら朝から晩まで走っていましたがとても良い休日でした。

まだ続いてるの?

お腹が出てきたのに気づいた8月上旬から今月まで継続して月300km以上走れています!

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(最近は寒さに負けているので減っていますが)徐々に月累積距離を増やしていってゆくゆくは飛行機とかに自転車を乗せて沖縄とか離島で走ったりロードレースとかに出られたら良いなと思っています。

直近はB.B.Baseという自転車専用の電車に乗ろうとも目論んでいます。

友達いないの?

いつも朝とか週末とか一人で自転車に乗っていて友達いないの?と言われそうですが、そんなことないです!(多分)

先日も高校時代の友達と一緒に泊まりで自転車旅行に行ってきました!

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旅行中は湖の周りを自転車でみんなで走ったり、ロードバイク好き向けのスタンプラリーをしたり、最後にはロードバイク専用ホテルに泊まったりととても楽しかったです。

ホテルには専用のラックがあって部屋まで自転車を持ち込めたり、屋内施設も自転車を持って移動することができました。

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最近はホテルや部屋の中まで自転車を運び入れることのできる施設が増えているので新たにはじめるには絶好のタイミングかも知れません。

そしてインスタグラマーへ

ロードバイクを再開してからTwitterでちょこちょこつぶやき続けてきたのですが、自転車に関しては自分でも鬱陶しいくらい毎日つぶやいてしまうので最近ロードバイク用のアカウントを作りました!

完全にロードバイク用のアカウントなのでフォローしてくれる人も自転車好きな人だったり自転車屋さんいつも走ってる場所にある隠れ家カフェだったりします。このアカウント作ったことで知らなかった自転車屋さんと隠れ家カフェを何個も発見できました。

「こんなこと呟いて鬱陶しくないかなー」とか面倒なこと考えずに投稿出来るので作ってから毎日投稿しています。(連続記録更新中)

そのうちフォロワーが増えて有名インスタグラマーになれる気がするので暖かく見守っていてください。

これから始める方への必須アイテム

では最後にこれから始める人に向けて「これだけはあったほうが良いよ!」というアイテムを紹介できればと思います。

自転車用保険

「一番最初にこれかよ」と思われるかもしれませんが超大事です。

自転車事故の加害者になった場合のことを調べてみると賠償金もかなり高額なケースが多く紹介されているので月数百円などのものでも入っておいたら安心です。

また、私の加入している保険では遠出中のパンクや夜にライトのバッテリーが切れたときなどのどうしようもないときにアプリからGPSを使って、自転車ロードサービスを呼べるという特典もあるのでかなり安心です。(保険会社の回し者じゃないヨ)

ヘルメット

これは必須です。ロードバイクは下り坂とかだとマジで速い(時速40キロ以上)のでヘルメットなしで転ぶと大変なことになります。
(保険もヘルメット被ってないと事故とかで適用されないとかだった気がします)

私も下り坂とかでスピードが出すぎてしまってハンドルを取られ何回か「あ、死んだ」と思ったことがあるのですが、しっかりとヘルメットをつけていれば大丈夫です。ロードバイク乗るときは絶対つけましょう

明るいライト

これもかなりの必須アイテムで、夜はライト無しだと法的にも走っちゃいけないくらいまであります。

とはいえ、法的にはそこまで明るくなくても良いのですが、明るいライトをおすすめします。

というのも、夜中軽く走りたいときに街灯がない道だと視界が闇にのまれてしまい、そんな中で高速に走っていると間違いなく人を轢きます。

こちらは夕方18時前の写真ですがライトが無いと何も見えません。

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たまにこういった暗闇のサイクリングロードに人が手を繋いで二列で歩いてたりします。

明るさに規定はありませんが、ライトが照らす範囲ギリギリに急におじいちゃんとおばあちゃんが現れても避けきれるかどうかを判断基準にすると良いです。

サイクルコンピュータ

これは必須ではなく、慣れるまでは全然無くても良いですがあると3倍くらい走るのが楽しくなります。

自分がどこ走ったのかとか速度がどれくらい出てるのかとか足がどれくらいの速さで回ってるのか(ケイデンス)とかがかなり細かく分かります。

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走っている最中に車の速度メーターのように表示してくれるのも良いのですが、終わった後に自分の走った場所だったり消費カロリーも表示してくれ、アプリ経由でSNSなどにシェアもしやすくなっているのでこれだけのために走ろうかなとも思ってモチベーション維持に最高です。
※ シェアするときは自宅から遠いところからスタートするようにしないと家バレの危険もあるので注意(こちらは家から遠い駅まで電車で行ってからスタートしました)


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ということで、ふとしたきっかけから再開した自転車生活ですが、気になるぽっこりお腹も友人から「痩せた!」といわれるほど効果が出てきているので大成功です。

上の画像のように150km往復とかすると出発前と比べて数kg痩せているので「どんなに苦しくても早く結果が欲しい!」という方におすすめかも知れません。


以上、リモートワークで自転車に乗り始めてインスタグラマーになった話でした!

MoTは「移動で人を幸せにする」会社ですが、自転車というアイテムはダイレクトに人の移動をサポートするアイテムです。

私自身、自転車による移動で出会えた景色や経験によってすでに幸せになっているのでこの思いを共有したいという気持ちが強いです。
(自転車関連のプロジェクトがあれば関わりたいなーという気持ちで過ごしているのですがなかなか出会えないので今後に期待です!)

MoT関係なく楽しく自転車を楽しめる人と仲良くしたいのでお気軽に連絡待ってます!!


それでは、次回のMobility Technologies Advent Calendar 2020  第17日目は、shinmiyさんによる
  「リモートワーク10ヶ月の中で試行錯誤して生き残ったマイク環境」
です。お楽しみに!

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