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【日記7】2月4~10日=天せの天ぷら、鮪づくし、ヤマダ電機への感謝


◆2月4日(日) 休肝日は甘いものが…

朝4時に目が覚めた。しばらく寝転んだままスマートフォンを触っていたが、朝がもっとも仕事がはかどると思うと、この時間がもったいない。意を決して起き上がり、4時半から原稿を書く。朝食を挟んで、午前中はずっと机に向かっていた。

午後からは打ち合わせで銀座へ。

帰宅後にビールを飲もうと思ったが、今日は体調もいいので、もう少し仕事を進めようと我慢する。夕食後に「注目新人の初キャンプ、松井秀喜編」の原稿を見直し、誤字脱字などをチェック。これは過去の日刊スポーツ紙面から興味深い出来事を掘り起こす連載で、今年は力を入れている。

しばらくすると、どうしても甘い物が食べたくなってコンビニエンスストアへ走った。酒を抜くと、甘い物が食べたくなる… どちらも抜くのは難しい。

◆2月5日(月) 都内で雪が降る

午前3時半に目覚める。しかも、まったく眠気もなく、シャキッとしているので4時から原稿を書き始める。

午後からチョコザップでトレーニング。帰り道で雪が降ってきて、みるみる強くなってきた。すぐに積もっていく。

国会図書館に行こうと思っていたのだが、予定を変更して、今月末に司会をする講演会の準備をした。内容の充実はもちろん大切だが、同時に、はっきりと、聞き取りやすい声で話すよう心掛けたい。

◆2月6日(火) 読者へ記事を届けるまでが仕事

午前中は4月から連載スタートを予定している高校野球の原稿を書く。これからの追加取材によって構成は大きく変わるだろうが、大筋は固まってきた。

ダンスのプロ、Dリーグの記事がアップされたのでX(旧ツイッター)などSNSで告知活動に時間を費やした。取材して記事を書くだけでなく、読者の元まで届ける作業も大切である。

このへんの意識は新聞に書いている頃は欠けていたと思う。「書けば読んでもらえる」という甘えがあった。しかし、情報が溢れている今、そんなに簡単ではない。

まず、多くの方に「飯島智則」という記者、そして記事の存在を知ってもらいたい。もちろん、知るだけでなく興味を持ってもらえれば一番いいのだが、とにかく今は1人でも多くの人に知ってもらうことを目標に置いている。

◆2月7日(水) 「天せ」の天ぷらから鳥すき焼き

東神奈川で打ち合わせがあり、今日は暖かい気候でもあったので、ブラっと足を伸ばして「天せ」の天ぷら定食

本当は日本酒を飲みながら、単品で天ぷらを揚げてもらいたいところだが、もう一つ打ち合わせがあるから我慢

夜は行きつけの焼き鳥屋へ。珍しく「鳥すき焼き」がメニューにあって堪能した。ちょっと飲みすぎた。

◆2月8日(木) Dリーグ後の鮪

ダンスのプロ、Dリーグの取材へ行く。
約8000枚の写真を撮影するので、取材が終わってからも大変である。

会社に戻って写真をパソコンに移し、チームごとに分けて、記事に使えそうなショットを探す。Dリーグは照明にも凝っていて、写真撮影に十分な明るさが足りない場面もある。

撮影した瞬間には「うまく撮れた」と手ごたえがあっても、見返すと暗すぎる場合も多い。

会社に戻って写真整理にメドをつけた後、ともにDリーグを取材しているK先輩と食事を兼ねて軽くビールを飲んだ。恒例行事になっている。

鮪がおいしい、お気に入りの店へ行く。常連のK先輩と一緒だと、サービスのタコが付く。終電で帰宅。

◆2月9日(金) iPhoneのカメラレンズにひびが!

iPhone14のカメラレンズ部分にヒビが入っているのを見つけ、ショックを受けた。落としたり、衝撃を与えた記憶はなく、原因は分からない。

修理等のサービスを受けられるAppleケアに加入しているが、どこまで補償してもらえるのか、直す期間はスマホを使えないのだろうか…などと調べ、気が気ではないため原稿は全く進まなかった。

ふと、購入直後にヤマダ電機の店員さんに勧められてカメラカバーを買って貼り付けた記憶が蘇り、よく見直すと、ヒビが入ったのはカバー部分だけだった。

「カバーまで必要ですか?」
「何があるか分かりませんから、念のために貼っておくと安心ですよ」
「オレ、Appleケアにも入っているから、割れても直してもらえますよね」
「補償はありますけど、割れないに越したことはありません」

そんな会話を交わし、「じゃ、貼っとくか」という軽い気持ちで買ったのだが、今となっては、あの店員さんに心から御礼を言いたい。ありがとうございました!

そこから仕事もはかどった。

DリーグのBenefit one MONOLIZ
Dリーグのavex ROYALBRATS

◆2月10日(土) 平成の開幕戦事件簿

過去の日刊スポーツを掘り起こす連載「日刊スポーツ28000号の旅」を書く。今は、平成時代の開幕戦を掘り起こす「平成の開幕戦事件簿」を書いている。

書いていて、おもしろい。いや、私の原稿が…ではなく、過去の紙面が載っている記事がおもしろいという意味だ。しかし、本連載はあまり読者が増えておらず、社内からは冷たい視線が突き刺さるようになってきた。

褒めてくれるのは、酔っ払った時のK先輩だけである。おそらく翌朝には褒めたことすら覚えていないだろうが、それでも嬉しい。もう少し頑張っていこうと思う力になる。

なお、K先輩は松坂大輔投手のルーキー時に西武ライオンズを担当しており、「注目新人の初キャンプ 松坂大輔編」で登場する。