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スポーツ界の暴力、暴言を排除へ! 「NO!スポハラ」サミット

3月17日、都内で開かれた「NO!スポハラ」サミットを取材した。

スポハラはスポーツハラスメントの略語で、「暴力、暴言、ハラスメント、差別など、安全・安心にスポーツを楽しむことを害する行為」を指す。

指導者から選手はもちろん、指導者から保護者、逆に保護者から指導者、選手同士など、スポーツの現場における関係者の誰もが、加害者にも被害者にもなりえる。

サミットのメニューは次の通り。

❶オープニングセッション
❷2023年度「NO!スポハラ」活動の振り返り発表=益子直美氏(日本スポーツ少年団本部長)
❸基調講演「スポハラのない指導でプレーヤーの主体性を育む」=森林貴彦氏(慶應義塾幼稚舎教諭、慶應義塾高校野球部監督)
❹パネルディスカッション「NO!スポハラ」なスポーツ環境のために私たちがすべきこと
・ファシリテーター 土屋裕睦氏(大阪体育大学教授)
・パネリスト 森林貴彦氏、谷本歩実氏(柔道五輪金メダリスト)森﨑可林氏(立命大学生、パラ・パワーリフティング)篠田ゆり氏(保護者向けワークショップ参加者)
❺主催6団体による「スポーツ・インテグリティの確保に関する協力覚書」へのサイン
❻クロージングセッション

なお、❺の主催6団体とは、日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会、日本パラスポーツ協会、日本中学校体育連盟、全国高等学校体育連盟、大学スポーツ協会を指す。

2013年(平成25年)、上記の大学スポーツ協会を除く5団体で「スポーツ界における暴力行為等根絶宣言」をした。

10年が経った昨年…2023年(令5)4月25日、いまなおハラスメント行為が撲滅できていないことから、6団体として「NO!スポハラ」活動を始めた。

スポハラに悩んでいる人はいないでしょうか?

興味のある方はこちらの記事を読んでみてください(著者はともに私です)。

★「NO!スポハラ」サミットに関するコラム

★全11回の連載「マフィア指導を撲滅せよ」