見出し画像

はじめての個展をふりかえってみる。①

こんにちは、Takumaです。
8月も終わりますが、ここ数日はおおきな入道雲が夕方前になると姿を現しており、まだ夏を楽しめるなあと感じています。

このnoteから数回にわたって、つい先週まで開催していた写真展の振り返りを書き留めていきます。いままでは親友と2人での展示をしてきましたが、今回ははじめての個展です。展示のテーマやコンセプト、得られた気づきなどを残していきますので、良かったら最後までご覧ください。

展示テーマについて

写真展のテーマの決め方は大きく2通りあると思います。

①テーマを決めて、それに沿う写真を撮る。
(テーマ→写真)
②写真を選んで、共通するテーマを考える。
(写真→テーマ)

何かを狙って撮りに行ったときよりも、偶然出会った光景から好きだと思う瞬間を撮ったものの方が、記憶に残りやすいと心得ています。そのため、②のやり方で今回のテーマを決めました。

けれど、あくまでもこれは個人的な考え方です。趣味の登山で例えると、同じ山を登るのにも幾つものルートがあって、どんな登り方をするのかも人それぞれ。正解はないし、どれでも楽しむことはできるのです。

Kuju 2023.


そして、今回の展示テーマが決まりました。


光と水の記憶

写真を撮ることは、光を記録すること。
水は、光によって命を吹き込まれ、
刻々とすがたを変化させる。
僕は、その美しさを見つめて、
感覚を研ぎ澄ませてゆく。

Photo Exhibiton #03 光と水の記憶 より


私たちは、光があることで何かを見て美しいと感じることができ、写真はその記憶を未来へと鮮明に残してくれるツールであると感じています。

そして、これまでの7年間で撮りためた写真をぼーっと眺めていると、水が関係している写真が多いことに気づきました。地球の7割を占める水。今回はその姿のうつろいに着目してセレクトを行いました。

光と水の織りなす様々な姿をどのように見せるか。五感を刺激していくにはどうすればいいのか。この辺りについてはまた次のnoteで。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

■ instagram 
@t_s_o_w_27


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?