受容

今日は告知を受けてから7日め。

「乳がん」
「乳がん 治療」
「乳がん 克服」
「乳がん 仕事との両立」
「乳がん 38歳」
「乳がん 2歳児」

いろいろ検索して、医療機関のHPや学会のガイドラインをたくさん見た。
乳がんは自覚症状がないからセルフチェックが大切なこと、
授乳中でも進行することがあること、
妊娠・授乳中でマンモは受けられなくてもエコーをしてもらえること、
知識不足や思い込みで今の状況に陥っていることは後悔しかない。

いち医療職としての恥ずかしさも大きいし、
いままでケアしてきた側なのに、ケアされる側になることへの葛藤がとても大きい。

多くの当事者がSNSやブログで発信していて、本当に皆さん強いなぁ。
お友達になりたいような人たち。苦難を乗り越えていてまぶしい。
小さいお子さんがいても闘っている人がいるのは心強い。

私はまだ受け入れられていなくて、逃避してばかり。
夫が異様に優しくて、母や義母も大丈夫と声をかけてくれる。
娘も「ママ、だいすき」「だいじょうぶよ」と急に話しかけてきたり、
ママっ子なのに「パパがいい」とパパに甘えるようになった。

自分の身体のことで、家族を巻き込んでいるなぁと感じる。
温かくてありがたくて本当の意味での幸せも感じるし、
本来ならこんなこと感じさせる必要がないのに…という辛さも同時にある。

ずっと現実逃避していたいけど、
左胸のしこりを触ったときやたまにピリっとした痛みを感じて、
その時に向き合わされる。
呆然としたり、急に涙が出ることも。仕事中は毅然と振舞ってるけどいつまで続くかな。

本当は一切投げ出して、気を遣わず(遣われず)家族と離島みたいなところで過ごしたい。基本は笑って過ごしていたい。

まだまだ検査治療も具体的ではなくて、不安が漠然としている。
いまの間にしこりが大きくなって、支配されていくんじゃないかって心配。

笑ってた方が良いっていうのにね、なかなか…。

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