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8の字スイング

みなさんは8の字スイングや8の字運動をご存知でしょうか?

サーブに限った話ではないのですが、
ラケットを振り回すことに慣れていないと、
スイングがどこかギクシャクしてしまいます。

どうやったらスムーズにスイングできるのか?
そんなとき、練習で行うのが8の字スイングです。

グリップはコンチネンタルグリップで進めます。(サーブの基本なので)
手首はグニャグニャにしないで、
ラケットの慣性で手首が動くくらいに軽く固定します。
8の字スイング中は手首の力でラケットを振りません。

それでは初めに、グリップの位置は動かさないように、
腕の回内・内旋の動作でラケットヘッドで円弧を描いてみます。
いっぱいまで行ったら、今度は回外・外旋の運動で円弧を描いて戻ります。
これが基本動作になります。

次に、左右に腕を振りながら行います。(以下右利きの場合)
自分から見て左側に振りながら回内・内旋の動作でラケットヘッドを回し、
右側に振りながら回外・外旋の動作でラケットヘッドを回します。
このとき、
グリップエンドが先行してラケットヘッドが後をついてくるようにします。
グリップエンドから引き抜くように振ります。

さらに、ラケットヘッドの慣性を感じながら、
グリップが8の字を書くように連続して振れればOKです。

最後に、肘の曲げ伸ばしを組み合わせます。
前に振る時に肘を伸ばして大きく弧を描いて、
後ろに引くときに肘を90度に曲げて小さく弧を描きます。
上から見ると8の字を描きます。

だんだんサーブのスイングに近づいて来たのが分かるかと思います。
体のひねり戻しが加わると体軸を中心に8の字は大きくなります。
実際は一筆書きの8の字を開いて、一連のサーブ動作に落とし込みます。

以上がサーブの8の字スイング練習です。
頭の上でスムーズにスイングする参考になれば幸いです。


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