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「紬ぐ」へ込めた特別な想い

伝統工芸を現代に紬ぐ水引アクセサリー作家の
tsumugibito 〜紬人〜 です。
夏至が終わってから、朝晩少しずつ秋めいてきましたね。

今日は名前に使われている「紬ぐ」について見ていきたいと思います。

「紬ぐ」という言葉を聞くと、何を思い浮かべますか?

この言葉には、単に糸を紡ぐという意味だけでなく、何かを新しい形に生まれ変わらせるという深い意味が込められています。

私は、この言葉に特別な想いを抱きながらアクセサリーを作っています。

たとえば、大島紬の制作過程では、絹糸として使われない糸も、職人の手によって丹念に紡がれ、価値ある布へと生まれ変わります。

私はこの手仕事に心を打たれ、そこに込められた「紬ぐ」の精神に強く共感しました。

私たちも、日常の忙しさの中で忘れてしまう自分の中の輝きを、何かのきっかけで再び紡ぎ出すことができるのではないでしょうか。

私のアクセサリー作りには、そのような「紬ぐ」の精神が根底にあります。
あなたが忘れてしまった自分の中の輝きを、私の作品を通じてもう一度取り戻してほしい、そんな願いを込めて、一つひとつの作品を作り上げています。

大島紬との出会い

絹糸にはならない切れた糸や糸屑が、丁寧に紡がれることで、美しい布に生まれ変わる姿を見たとき、私は心の奥底に響く感動を覚えました。

私たちもまた、日々の生活の中で価値がないと思い込んでしまう部分や、見過ごしてしまう輝きを持っているかもしれません。

しかし、自分と向き合い大切に手間をかける事で、その輝きを再び引き出すことができるのではないかと感じたのです。

「紬ぐ」の精神を作品に込めて

日々の生活の中で、私たちは自分の中にある輝きを忘れてしまいがちです。
しかし、私の作品を通じて、その忘れかけた輝きをもう一度思い出してもらいたいと願っています。

アクセサリーは、ただの装飾品ではなく、あなたの心に寄り添い、力を与える存在であってほしい。
そんな想いを込めて、一つひとつ丁寧に作り上げています。

私の作品が、あなた自身の内なる輝きを取り戻すきっかけになれたら、とても嬉しく思います。
これからも、「紬ぐ」という精神を大切にしながら、心に響くアクセサリーを作り続けていきます。


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