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「把握する」「決める」を手放す。面倒くさがりなぼくの日常の戦い方

突然ですが、ぼくって、めちゃくちゃ面倒くさがりなんです。

基本的には、生きる上で必要なことはだいたい全部「面倒くさいなー」と思っています。許されるならば、一生お布団でゴロゴロしていたい。そのくらいの面倒くさがりです。

もちろん楽しいことも好きなこともたくさんありますが、個人的には「楽しい」と「面倒くさい」って両立する感情なんじゃないかと思います。飲み会とかね、行くまでは面倒くさいけど、行ったらなんだかんだ楽しいとかよくあるじゃないですか。

ともかく、そんな面倒くさがりなぼくですが、それでも生きていくためにはやらなきゃいけないことも、やりたいこともたくさんあります。生きるの大変だ。

面倒くさがりなぼくが、日々やらなきゃいけないことややりたいことにどう取り組んでいるかという、日常の戦い方を紹介しようと思います。

結論としては、「決めること」と「把握すること」に割く脳みそのリソースをいかに減らすかが大きなポイントです。

具体的には、仕事上での工夫や、生活習慣の改善の仕方などです。あくまでぼくなりのやり方ですし、工夫の余地はまだまだあると思うので、面倒くさがりな同志のみなさんからの「こんなことやってるよ!」も、ぜひぜひ聞きたいです〜!

覚えようとしないで、全部メモする

仕事の中で、覚えておかなければならないことって一定存在します。特にオペレーション回す系の業務は、とにかくスムーズにやることが大事で、そのためにはやるべき作業を覚えておいた方がよかったりします。

でも、覚えておくのって大変だし、覚えようとがんばって話聞くのも疲れます。面倒くさい。

なのでぼくはそういうとき、覚えようとせず、その代わり全部メモすることに全力を注ぎます。未来の自分という「他人」が見返してもわかるような表現で、全部書く。

あとから検索しやすいように、タイトルを付けておくのも大事です。

そうやって一旦全部書けたら、聞いた話は全部忘れます。ここが大事です。全部覚えようとしない。「その話どこかで聞いたなあ…」程度に覚えておければ十分です。

実際にその知識が必要なタイミングになったら、検索してメモを引っ張り出し、メモを見ながら作業を行います。最初は時間がかかるかもしれませんが、メモを見ながら何度か作業を繰り返せば、勝手に体が覚えてくれるので大丈夫です。

ともかくポイントは、覚えようとせずに全部メモすること、そしてメモしたら全部忘れることです。

参照すべきものを減らす

仕事のときって、slack見て、カレンダー確認して、ToDoリストチェックして、みたいに色々なところを参照しなければいけません。

でも、あっちこっちに情報が散らばっているのって、がんばって把握しなきゃいけなくて面倒くさいです。なので見るところを一つにしたい。

ぼくの場合は、slackになるべく集約しています。

毎朝ToDoリストとカレンダーを見て、その日1日のスケジュール(何時から何時にどの仕事をするのか)を決めます。そしてカレンダーとslackを連携します。

そうするとslackで来る通知の言いなりになって、仕事をこなせばOKです。

もちろん差し込みの仕事が入ることはあるので、適宜調整が必要ですが、一箇所を見たら全部わかる状態を作るのは結構大事だなと思います。

パターンを決めて毎回考えることをやめる

仕事に行く時の服を、毎回考えるのがとっても面倒くさいので、だいたいパターンを決めています。落合洋一さんとか、キングコングの西野さんとかもやっている方法ですね、服選びに脳味噌を割かないようにしています。

ファッションは嫌いではないのですが、ぼくが好きな派手めポップめなタイプの服は、今の職種的には仕事に着ていくのはちょっと微妙なのです。

仕事用の服選びはあんまり楽しくないので、気温とその日の予定を変数にして、まずトップス(半袖か長袖か、TシャツかYシャツか)かジャケット(色と厚さ)を決めます。

幸い(?)持っている服の種類も多くないので、トップスかジャケットが決まったら自動で他のアイテムも大体決まります。決めることが減るので、とても楽です。

いつどこでやるかを決めて、習慣にする

例えば筋トレや読書、あるいはお風呂上がりのスキンケア、ニュースのインプットとかってやった方がいいのはわかるんだけど、やるの面倒くさいですよね。

やった方がいいことは無限にあるので、そもそもやるべきなのかどうかを問うことも大事ではあります。ただ「やるべき」とわかったあと、毎回「よっしゃ、やるぞ!」と気合を入れなきゃいけないのは大変です。

こういったルーティンっぽいものは、いかに習慣にするか、「何も考えず気づいたらやっている」状態にするかがポイント。その際に必要なのは、いつどこでやるかを決め、環境を整えてしまうことです。

例えば読書の場合、ぼくは電車やバスでの移動時間に読むと決めています。そして、カバンの取り出しやすい場所に本を入れておけばOK。移動中、大体どこかでスマホに飽きるので、カバンからすぐに本を取り出して読めちゃいます。

あるいは筋トレの場合、夜ご飯を食べてからお風呂に入るまでのYouTubeを見ている時間にやることにしています。そして腹筋ローラーを買って部屋の目立つところに置き、「筋トレしなきゃ」と自分に思わせています。

動画を見ながら筋トレをするを繰り返し、動画を見ているときに「あ、筋トレしないと」と思うようになったら習慣になっています。勝ちです。

環境を整えて習慣にすることで、「やるぞ!」と意思決定する分のリソースを減らしているのです。

脳みそのリソースを、大事なことだけにいかに集中させるか

ここに書いたことは一部ですが、生活全体として決めることや把握することへの脳みそのリソースを減らすようにしています。

全てのことをがんばるのは大変だし面倒くさいので、サボれる部分や簡単にできる部分を簡略化していき、その分がんばらなきゃいけない大事なことにエネルギーをしっかり使えるようにしているのです。

ただ、まだまだ生活の中でうまくサボれる部分はあるような気がしているので、面倒くさがりなみなさんのサボり術はぜひ聞かせてください〜!

Twitterもやっています。こちらもぜひ。

写真は、ぼくのカメラロールの中で一番シンプルなものを選びました。シンプルに生きたい。


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