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PDCAとOODAの違いとメリット・デメリットについて

こんにちは、今日はPDCAとOODAについてお伝えしたいと思います。

まず、PDCAとは?

P 計画する(Plan)いつまでに何をするか?
D 実行に移す(Do)実行した時間や数値を記録すると良い
C 検証する(Check)KPIが設定されていると検証しやすい
A 対策や改善を行う(Action)どこを改善すると最も成果を得られるか

このなかで最も大切な部分はどれかご存じですか?
C 検証する(Check)が一番大切だと言われています。
検証の仕方を間違えると改善も間違った方向へ行ってしまうからですね。
KPI、KGIの設定が明確だと、より検証が数値化されるので改善案も具体的になります。
*KPI KGIは進捗状況を数値で見る事です。
たとえば、「もう少し痩せたい」→「5㎏痩せたい」に変換すると目標が明確になり、現在地も分かりやすい。なのでやることも絞ることができます。

では、メリットは何でしょう?
・組織や個人の目標が明確になる
・現状の課題や何が不足しているかクリアになる
・PDCAを経験することで学ぶ力を身に着けることができる

反対にデメリットは何でしょう?
・改善するまでに時間がかかる
・実行→検証→改善の繰り返しなので新しいアイディアが生まれにくい
・PDCAをまわすことが目的となりコスト(時間と労力)ばかりかかる

PDCAサイクルを上手くまわして成果を上げるコツは?
・計画がメンバー全員に浸透している
・PDCAが習慣化されている
・期限を守る
・無理のない計画になっている
そのほか細かいことはたくさんありますが、まずは実行することですね。

OODAとは?
PDCAに代わるメソッドとして最近活用されるようになった「OODA(ウーダ)ループ」。もともとは航空戦に挑むパイロットの戦術として編み出されたそうです。

OODA
O 観察(Observe)しっかりと市場の変化や競合他社を分析する
O 情勢への適応(Orient)観察によって得られた情報から行動を計画する
D 意思決定(Decide)行動計画が本質を捉えているか判断し意思決定する
A 行動(Act)計画を実行し、観察へつなぐ結果を得る

PDCAに比べるとスピード重視のように感じます。
どちらかというと、先の見通しが立ちにくいベンチャーや新規事業に向いているのではないかと思いました。

メリットは、
・変化に対応しやすい
・目標達成よりも行動することが優先なのでサイクルを早くまわせる
・習慣化が身に付きやすい

デメリットは、
・思いつきで行動しやすい
・変化に対応するので中長期の計画には向いていない

成果をあげるコツとしては、
・向かうべき方向が共有されている
・根拠から仮説を立てる
・メンバーとの議論を深める

定期的なミーティングと言うより、その都度気づいたときに情報共有することが大切だと感じました。

最近では、「iOIFサイクル」という考えも出ています。
とにかく、インプットは少なくアウトプットを大量にすることで成長する手法のようです。
ご興味がある方は「仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい」という書籍を検索してみてください。

とにかく、実行することです。

何かをやりたいと思う人が1万人いたら
実際にやる人はそのうちの100人
そして継続できる人は1人だそうです。

1万人の1人にチャレンジしてみましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。






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