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LFCコンポストを始めて、2年が経った(中編:継続の危機) (#30)

LFCコンポスト継続2周年を勝手に記念して綴るこのシリーズ、どうやら三部作になりそうで今回は中編です。(前編はこちら

中編のサブタイトルは、「継続を阻んだ2つの壁」です。(中編ぽいな笑)
2つの壁とは。そしてそれを乗り越えた先に見えてきた景色とは。

前編はこちら


1.「できた堆肥をどうするんだ」問題

LFCコンポストを始めた時期。半信半疑で恐る恐る、バッグの中に生ごみを入れ、日々かき混ぜていきます。
我が家の小さな子どもたちも興味を示し、楽しんでいきました。
生ごみを収集車に載せない新たな日常に驚き、そしてそれが定着していきました。

1サイクルやって生ごみ堆肥の熟成が完了し、一巡して続けられそうな自信が少しついてきます。
そうして、2サイクル目の基材が届いて気づいたある問題。それは・・

続ける限り、この堆肥ができ続けるよね。できた堆肥、どうする・・?

まるで人気のラーメン屋さんの行列がどんどん延びていくように、できた堆肥が行き場なく天高く積まれていくのではないか・・・
始めた頃はごみを減らしたい一心だったので、出口戦略をどうするかなど考えてもいませんでした。

他のLFCコンポストユーザーさんがどうしているか、調べます。
ご自宅の畑に使っていらっしゃる。「庭、なーーい!」
家庭菜園につかっていらっしゃる。「小学校の時にアサガオ枯らしてから、育てたことなーーい!」

無い無い状態で途方に暮れていた僕に、一筋の光が差し込んできます。
それが「LFCコンポスト堆肥回収会」 おーこれだ!

運営するローカルフードサイクリング社が堆肥の回収をしてくれている。さっそく申し込みます。
そして、この回収会こそが、もう一つの壁を乗り越えるカギとなったのです。

2.分解が進まない冬に「コンポスト、捨てようか」と思う

5月に始めてから半年が過ぎ、すっかり日常生活にインストールされた頃、試練が訪れます。
寒くなると、分解が進まない・・・

気温が下がる冬は、気温とともにコンポストの温度も下がってきて、なかなか分解が進みません。
どんなにかき混ぜても、ベチャベチャな状態になってしまい、思うようにいきません。

そして、ある日、未知との遭遇。
大量のきな粉のようなものの存在に気づきました。そして、よく見ると細かく動いている・・・未知との遭遇でした。
目の錯覚かと思い、慌ててバッグのジッパーを閉めるも、もう一度開いて現実を認識し、「なんだこれーー!」

僕が初めて、「コンポストを捨てよう」と思った瞬間でした。

そんな中、前述の堆肥回収会でLFCスタッフさんからアドバイスをいただき、「やってみます!」と実践したところ、状態が良くなったのです!

僕という人間の思い通りになっていなかっただけであって、コンキチの中ではしっかり動いていたんだな、人間はきっかけをつくるだけで良いのだな、と感じたのでした。

コロナ禍で多くのコミュニケーションが画面越しになったこの時期に、土を通じてリアルに人と交流できることに、心から感謝をしたのでした。

続きは、いつかの後編にて。土がつなげてくれた不思議なご縁についても綴りたいと思います。

お読みくださりありがとうございました。
今日も佳い日で。

* * *

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