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「しない」という行動(#15)

こんにちは、とおるです。
現在、CTIジャパンというコーチ養成機関に通い、自分がコーチとして、コーチングを提供するための学びを続けています。
その学びの中で、先日、衝撃的な体験があり、それについて少し書きたいと思います。当たり前といったら当たり前なのですが、当たり前すぎて気にも留めなかったことです。


1.行動=「する」?

コーチングでは、コーチングを受ける側を「クライアント」、コーチングを行う側を「コーチ」と呼びます。
コーチングは、クライアントが話してスッキリするおしゃべりタイムではなく、クライアントの「変わりたい、そのための気づきを得たい」に対する関わりとなります。
ですので、コーチングのセッションを終える時、クライアントに「次のセッションまでに、〇〇をしよう」という行動を合意します。

行動。行動。
例えば、「やりたいことをカレンダーに書き込む」「1日1回お祝いする」「日記をつける」、そんなものが思い浮かんできます。
ToDoリストなんて言葉があるとおり、行動とは「する」ことだと感じていました。
そうすると、行動できなかった時に、「あー、俺今日もできなかったわ・・」と凹んでしまうことも実際よくあります。

2.「しない」という行動

ところが。先日の学びの中で、こんな問いを受けました。「あなたは、何に対してYESと言い、何に対してNOと言うか?
前者は「〇〇する」に帰結しそうです。
一方で、後者は「〇〇をしない」「〇〇をやめる」という行動であることに気づきました。
怒るのをやめる、ため息をつかない、固定観念をやめる。stop to … のようなものでしょうか。

「〇〇しよう」という行動だと、「〇〇せねばならない」「〇〇であらねばならない」につながってしまい、結局、自分が自分を苦しめてしまう。
あえて「しない」という行動を選択することで、なんだか身が軽くなる気もします。
ビジネスにおけるKPIなどで適切かどうかはさておき、個人の行動という点では「しない」という行動にも価値があるように感じました。

3.「〇〇であらねばならない」に思うこと

最後に、「〇〇であらねばならない」に派生して、最近読んでグッときたnoteを紹介させてください。

僕自身がコーチングを学び、少しずつクライアントさんにコーチングを提供している中で、「あー、俺ほんとコーチとして未熟だわ」と感じることが正直あります。(そんなに簡単に熟されても困りますが笑)
そんな中、目にしたのがこのnote。

“目の前で自分の可能性に向けて、今できるベストを尽くそうと必死にコーチ自身もチャレンジしている姿は、時にクライアントを呼び覚ますことも含め、価値があると思うのです。”

https://note.com/hassy0805/n/n8527b6835a37s

まだまだ初級者ですが、初級者には初級者なりの全力がある。スキーで綺麗なターンができず、ボーゲンでスピード出して直滑降している子どもたちのように、全力でボーゲンしていきたいと思いました。
でも、いつか、綺麗なターンができるようになりたいな、と願っています。

僕がなぜコーチングの扉を開いたのか、コーチとしてありたいと思ったのかは、また別の機会に書きたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

今日も、佳い日で。

* * *

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プロコーチとして活動しております。
コーチングとは、話したいテーマを切り口に、一歩でも半歩でも踏み出そうとされている方とコーチとの1対1の継続的な対話を通じて、コーチが伴走し応援していく関わりです。
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