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カップ麺とドッグフードはそっくり? 

犬は総合栄養食、
人は完全栄養食

愛犬にカップ麺を365日
食べさせますか?


近年、カップ麺やパンでありながら
タンパク質、炭水化物、脂質
のバランスが整っていて
ビタミン、ミネラルなど数十種類の
栄養素も入っているという
完全栄養食なる商品が発売されています。

例えば日清食品んさんの
完全メシシリーズの1つ、UFO汁なし
担々麺ではビタミン、ミネラルなど
33種類の栄養素、タンパク質19.4g
レタス2.5個分の食物繊維
タンパク質、炭水化物、脂質の
三大栄養バランスが
整っているとの事です。

カップ麺ばかり食べていたら
いけないよなぁ~という
罪悪感から少し解放されて
安心すら覚えるかもしれませんね。

さていったいどんな食材が
使われているのでしょう。
原材料を見てみましょう。

めん(小麦粉(国内製造)、植物性たん白、たん白加水分解物、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、卵粉、チキン調味料、香辛料、デキストリン)、たれ(植物油脂、糖類、ねりごま、しょうゆ、香辛料、食塩、還元水あめ、ポーク調味料、ごま、酵母、納豆菌エキス入り食用油脂)、かやく(チンゲン菜、味付肉そぼろ)/加工でん粉、塩化K、香料、かんすい、乳化剤、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、塩化Mg、環状オリゴ糖、乳酸Ca、グルコン酸K、酸味料、カロチノイド色素、カラメル色素、リジン、V.C、セルロース、焼成Ca、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、ピロリン酸鉄、V.E、ナイアシン、V.B6、パントテン酸Ca、V.B1、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12、(一部に小麦・卵・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

食材として意味が分かる物
人編(カップ麺)

麺の小麦粉、食塩、植物油脂、卵粉
たれのねりごま、しょうゆ、ごま
かやくのチンゲン菜、味付肉そぼろ
・・・・位?

そして食品添加物と言われるものが入って

英語表記が添加されたビタミン類
(栄養強化のため添加されたビタミンだけ
でなく食材に入っているビタミンも
明記されているようです)

次にドッグフードの
原材料をみてみましょう。
(有名メーカ入手しやすいフード)


米、とうもろこし、動物性油脂、とうもろこし粉、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、肉類(鶏、七面鳥、あひる)、コーングルテン、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、チコリー、大豆油、魚油(EPA/DHA源)、サイリウム、酵母および酵母エキス、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(L-リジン、L-チロシン、L-アルギニン、DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(Cl、Ca、P、K、Na、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ビオチン、A、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B12、B1、B2、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

食材(品)として意味の分かる物
犬編(ドライフード)

米、とうもろこし、とうもろこし粉、
肉類(鶏、七面鳥、ダック)
チコリー、大豆油、魚油、サイリウム、
フラクトオリゴ糖
位かな

動物性油脂って何の動物の油?
野菜はチコリーのみ。
何故チコリーなんだろう?

食品添加物は人編より少ないです。
今や常識ですが酸化防止剤に
BHAやBHTが使われていないのも
安心ではありますね。
(毒性、発がん性があると指摘
されています)

英語はアミノ酸とミネラルと
ビタミンの添加です。
添加しないと↑の食材では
栄養が足りないですから。
野菜は1種類しか入っていないし。

お次はタンパク質について

人編のたん白加水分解物
犬編の加水分解タンパク
何かご存知ですか?

読んで字のごとくタンパク質の
分子をアミノ酸という細かい分子に
分解する事です。
※タンパク質はタンパク質のまま
では体内で働かないのでアミノ酸
に腸で分解されています。
食べる前から分解されていると
消化吸収がされやすい、また
アレルギーが起こりにくいなどの
メリットがあります。

分解方法

熱水分解:ラーメン屋さんの
     豚骨スープのイメージ
     コトコト煮込んで
     分解する。
酸分解: 塩酸で短時間で分解する。
     胃酸での分解を体外で
     行っているイメージ。
酵素分解:微生物が作る酵素の力
     分解。
     イメージとしては
     お味噌など。

一番安価に出来るのが酸分解で発がん性の
問題があげられています。
そして動物のくず肉や脱脂加工大豆、
小麦グルテンなど(ゴミ?)
の植物性タンパク質を
原料にしています。
(何を原料にしているのかは記載しなくて
いいので本当に闇だと思います)

完全栄養食や総合栄養食にするには
ビタミンやミネラルの添加は必須
です。

サプリメントご飯です。

そのサプリメントも例えば
ビタミン
食材からも作れるし(コスト高)
原油からも作れます(コスト安)。
原油から作ったビタミンが体内で
よい働きをしてくれるのでしょうか?

私もカップ麺食べたりします。
ドッグフードも全く使わない訳では
ないです。

細かい事言ってたら食べられる物なんて
なくなっちゃいますからね。

でも個人的には365日、カップ麺を
食べたくはありません。
それで完全栄養の食事をしているから
健康的だとも思いません。
病気になっちゃいそうだなーと思います。

でも

わんちゃんのご飯ではそのような事が
日常の当たり前です。
犬は家族といいますが
大切な家族に
そんな食事をさせますか?
可愛い子供に完全栄養だから
ママが作るご飯より栄養があるよと
味のローテーションなどしながら
毎日カップ麺を食べさせますか?

これを読んでも愛犬の食事を

総合栄養食だから安心

と思いますか?
※総合栄養食にするには
ミネラル、ビタミン、
時にアミノ酸の添加が必須です。

※無添加と書いていても
酸化防止剤や保存料、香料が
無添加なのであり
読んで食材と分かる物以外の
ほとんどは添加物であり
それがミネラルであっても
ビタミンであっても
その原料や製造過程は
知りえないのです。

手作りご飯のハードル

多くの方が
栄養バランスが心配
と言われますが
何が入っているのか
どのように調理したのか
すべて分かる事は
大きな安心ではないでしょうか?

色々な物を食べて
旬の食材を取り入れた
瑞々しい新鮮なご飯。

人の栄養バランスと
犬の栄養バランスの違いの
理解は大切になりますが

家族みんなが同じ食事を(食材)
を楽しみ健康でいられる
美味しいと喜んで食べる姿に
私達は幸せをもらって

犬生20年時代、
最後の日まで目が見えて、
自分の足で歩けて
美味しくご飯が食べられる
そんな犬生を全うさせて
あげたいですね。


私の愛犬達も皆様のご愛犬も健やかに美味しくご飯を食べて最後の日まで幸せに過ごせますように。 そんな想いから手作りドッグフードの販売を始めました。 皆様のご愛犬の美味しい生活のお役に立てるお店でいられたら嬉しいです。



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