総合栄養食＝安心ではない その１
わんちゃんの手作りご飯のお店
T’ｓKitchenオーナーの山廣です。
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トリマーになった経緯｜T'sKichen｜note
トリマー、ブリーダー、
わんこの手作りご飯の研究家
として日々わんこに携わる中で
わんちゃんのご飯や健康
についてお届けします。
ドッグフードの
総合栄養食には入っていない（入れる
ルールのない）けどとても大切な栄養素
がある事をご存じの方はあまり
おられないかと思います。
コラーゲン、タウリン、ビタミンC,
ビタミンK。
これらは犬が体内で自分自身で作る事が
出来るからという理由で
一般的なドッグフードには入っていません。
今回は犬の体を作る一番大切な栄養素である
タンパク質について考えてみます。
総合栄養食のドッグフード
を食べていても健康で
いられない原因その１は
コラーゲン不足です。
皮膚、毛、爪、酵素
内臓、脳、目、神経、ホルモン、免疫、
体のすべてタンパク質から出来ています。
そして犬は人間よりも多くの
タンパク質が必要です。
タンパク質は２０種類のアミノ酸から
出来ており
１０種類の必須アミノ酸
（自分で作れないので必ず摂取する必要がある）
＝ドッグフードに入っている
１０種類の非必須アミノ酸
（自分で作れるので入れるルールがない）
＝ドッグフードに入っていない
すべてが必要です。
自分で作れる非必須アミノ酸は総合栄養食の
ドッグフードには入れるルールがないので
年齢を重ねたり病気によって自分で作れなく
なればどんどん足りなくなってきます。
自分で作れるアミノ酸
＝
コラーゲン
足りなくなった非必須アミノ酸は
必須アミノ酸から合成出来たりしますが
そうすると必須アミノ酸も不足してきます。
負のスパイラル
自分で作れないアミノ酸こそ大切と
思われがちですがお肉やお魚をキチンと
食べていれば、それこそドライフードでも
ウェットフードでも缶詰でも食べていれば
必須アミノ酸が不足する事はまずありません。
ですが非必須アミノ酸は意識しなければ
体が作れなくなった時にはジワジワと
犬の体を蝕んでいきます。
目が見えにくい、毛が薄くなった
皮膚が悪い、関節が悪くなった
靭帯が切れた。
シニアだから仕方ない、、、
真皮、靱帯、腱、骨、軟骨、硝子体、角膜、
網膜などを構成するタンパク質の一つが
コラーゲンである。
シニアだから仕方ない
はとても悲しい言葉です
ブリーダー歴１８年、
コラーゲンを意識した食事の今
シニア達は目も見えて、皮膚も綺麗で
毛もふさふさです。
もちろん総合栄養食のドッグフードを
生涯食べて元気で長生きする子も
いると思います。
それが個体差ですが知識を得たなら
悪くなって後悔する前に少しご飯に工夫を
していただけたらなと思います。
犬生２０年時代です。
犬も長生きになりました。
１３歳位で虹の橋を渡っていた子が
もう７年生きる為には年々作れなくなって
いくものを補う。
臓器を大切に使うという事が大切になってきます。
コラーゲンは総合栄養食の
ドッグフードを食べても
お肉やお魚を食べても
摂取できません。
皮や鱗、スジや軟骨、骨の髄、そのような
物を食事に取り入れてあげましょう。
ボーンブロスというコラーゲンが吸収されやすい
形に加水分解されたスープは特にオススメです。
私は完全手作りご飯にして愛犬の酷い膿皮症や
IBDを寛解させる事が出来、シニアの子の調子も
すこぶる良い事から食の大切さを痛感した為
手作りご飯を推奨していますがご不安がある方は
簡単なトッピングからでもはじめてもらえたらと
願っています。
総合栄養食のバランスが崩れる！！
と最初私は不安でした。
でもね、そもそも１００点満点の栄養ご飯が
あったとしても犬A子とB子では吸収力が違うのです。
１００頭いれば１００頭違うのです。
だからすべての犬に対しての総合栄養食なんてものは
そもそもないのです。
犬は家族、子供、であるのならばその子をしっかり
観察してその子に合う食事を学び、考える事で
２０歳まで自分の足で歩けて目が見えて
美味しくご飯が食べられる幸せな生活が
送れるのだと考えています。
私の愛犬も皆様のご愛犬も健やかに幸せに
長生きが出来ますように。
私が作っているボーンブロス
商品詳細 ボーンブロス（スープ）【100g】-[T's KItchen] (ts-kitchen.jp)
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