ネタバレ込みデジアドラスエボのレビュー
お久しぶりです。
最近noteがグダグダしすぎてやばいと感じております。そして今日はさらにグダグダします。
前回、デジモンアドベンチャーの新作映画のレビューをしたんですが、レビューを書いた後も悶々とした気持ちが続きその日は書き終わったのが夜中の3時、そこから二時間ほどほかの方のレビュー(好評批評含め)見ながら自分の考えをまとめるのに2時間。
そしてそのあと見に行ってもない親と討論して親の考えに涙し、さらに考え込んで今に至ります。
とはいえ未だに考えはまとまってないしラスエボ自体に謎な部分が多いしここでの感想は後に変わる可能性はめちゃくちゃあるので
1デジモンヲタクの考えと思ってみていただけるとありがたいです。
※ここから下はネタバレ込みの「デジモンアドベンチャーLASTREVOLUTION絆」の映画レビューとなっています。
※褒めている部分もあれば批評部分もあります。どちらかというと後ろ向きな意見が多いので、なんでも許せる方のみご覧ください。
※映画を見に行ってから時間がたっているためセリフなど間違えてる部分があるかもしれないけどニュアンスで受け取ってほしいです。
※長文&乱文注意
☟ここから始まります
総評▶全体的にとてもよかった。
作画もキャラの動き、カメラワークも良かった。
敵役が敵になってしまった経緯もしっかり理解も共感もできた。(敵がただのクズとかじゃなかった)
「最後」という言葉をテーマにしていてのあの結末は全然違和感ないし「デジモンの最後」というシーンにはピッタリだと思う。
過去作のオマージュと思われるシーンが多くて世代を意識しているのか監督がめちゃくちゃ好きなのかな、
今回は太一とヤマトに焦点を置いた作品とはいえ、丈先輩とミミちゃんと空が全く出てこない格差えぐい(ラストならもっと写しても良かったのでは?)デジモンは元々登場人物が多い作品だし過去作もこんな感じだしまぁわからんくもないけど。
空にはちゃんと戦わない理由があったから出てこないのは仕方ないのかなぁと思ったけど、丈先輩とミミちゃんは特に理由もなく。まぁ忙しいものね??
正直ラスエボを何章か分けて丁寧に書くべきだったんじゃないか??
1本の映画として収めるにはあまりにも情報が少なすぎるし展開が早すぎる。もっと時間があればかけた部分沢山あっただろうに、もったいない。
デジモンとの別れを描くなら、全員分の別れを書いてほしかったなぁ。
最後も「皆さんのご想像にお任せします」といった丸投げ状態なので、まぁ変に決めつけて批判をくらうぐらいならこんな感じのほうがいいのかな。(そのせいでめちゃくちゃ苦しんでるのがこちらにいるんですけど)
ボレロからのパロットモンとの戦闘。エンジェモンやエンジェウーモンがバカかっこよかった。「エンジェモン!!」「エンジェウーモン!!」って呼ぶタケヒカめちゃ好き・・・
というか作画良すぎ。カメラワークも良すぎ。「全然だめじゃねぇかぁ!」「試作品だって言ったじゃないですか!!」って太一と光子郎の絡みも好き。上手くいってるようで若干グダってしまう感じが大人になっても変わらないのが嬉しい。
とはいえ街を壊しすぎでは??振り切ったな??めちゃくちゃ壊した後にビルの上に落ちそうになったパロットモンを見て「ビルが!!」って言われてもええぇ??ってなる。
そのパロットモンをグレイモンが吹っ飛ばし、デジタルワールドへ送り返すことに成功する。登場の仕方だいぶかっこいいグレイモン好き。
転送に成功してひと段落「朝ごはん食べに行かない?」と提案するも太一とヤマトは不参加。アグモンとガブモンを二人に預けて学校に向かう。 置いて行かれたアグモン達からしていつものことなんだろうな・・・ここでデジモンとパートナーが離れている感じがして悲しかったな・・・
冒頭の戦闘シーンからてっきり「デジモンが人間と共にいることが当たり前の世界で太一たちはデジモンに関するトラブルを解決している」なのかと思ったんだけど冒頭以降は試作品のゴーグルも通信機も活躍しない。 あの戦闘シーンはかっこよかったので他のキャラも見たかった。 一切出てこないキャラがいるのがデジモン映画っていうのが定評なんだろうけど最後なら冒頭ぐらいの戦闘を皆しても良かったのでは・・・? 通信機を使って戦う子供達見たかった。
そこから太一、ヤマトの日常が少しだけ描かれる。進路や卒論に迷っていたりパチ屋で働いた帰りにコンビニで弁当買って酒飲むって、ただの大学生やん・・・いや私高卒だから知らんけど・・・
そして友人に「選ばれし者って感じだよな」って言われて( ´・ω・`)となるヤマト。てか普通にニュースとして取り上げられてるんだったら就職とか楽勝では?めちゃくちゃ社会貢献じゃん(街壊してるけど)
太一とヤマトがホルモン屋で飯を食うシーン。太一がヤマトに相談するって不思議な気分だったけど、まぁメインですからね。光子郎や丈先輩とか、空は忙しいからね。ウンウン 。
というかここのシーン、デレステとコラボしてることは知ってたけど作中に出てくることを知らなくてずっとポスターのイラストに 「えっ????あれって某アイドルマスターの、えっ????やばくないか????著作権が」 って戸惑ってたんですけどヤマトが空の話をしたのを聞いた太一が素っ気ない態度だったって本当ですか????私ヤマ→←空←太っていう関係が超好きなんですけど多分中学の時から付き合ってるから、そう思ったら長い間引きずってんな。太一ェ!!!!
世界各地で選ばれし子供たちが突然昏睡状態になって倒れる事件が発生。京ちゃんの元へ一通のメールがやってくるが全て丸投げされる光子郎。面倒みがいい。撮影した動画の最後アデュー!って言いたかったのに「アデュッッッッ!!!!!」って切られるホークモンは面白くて普通にわらった。
そしてメールを送った張本人であり新キャラのメノアと井村が登場。そこから事件の説明を聞くんだけどまぁ~~~~~~わかりにくい。如何せんメノアのしゃべり方がルー語なので、デジモンってただでさえ情報系というかIT系なので理解するのが大変だというのにそんな英語交じりにしゃべらないでくれ。(でもまぁこれは私の学力のなさが問題な気がする)
ここで未知のデジモン「エオスモン」との闘い。メンツは太一ヤマト光子郎タケル。ぼくウォメンバーですね。やっぱ好きなんか??電脳空間への移動の仕方もぼくウォ仕様、好きなんか??? というかここで4人とも電脳空間に行って、残ったメノアと井村がバックアップを行うんだけど正直危なすぎない????電脳空間に行ってる間に何かされたらどうするの??帰ってこれない可能性もめちゃくちゃあったのに安易に自分のPC託しちゃう光子郎ゆるくないか・・・どんだけ信用してるんだよ・・・初対面だろ・・・・
「出し惜しみはできない!」と早速オメガモン登場。進化バンクも前作のような尺稼ぎではなくてシンプルにかっこいい。めちゃくちゃかっこいい。オメガモンも馬鹿かっこいい。オメガモンが出てきた瞬間の「絶対的勝利」「王者の風格」的な立ち振る舞いが超好き。
もう少しで追い詰められそうなときに突然オメガモンの進化が解けてコロモンとツノモンに。危機的状況と分かっていながら抱きしめられてる2人めちゃくちゃかわいい。
結局逃げられてしまい帰還。どうして進化が解けたのかと考えているときに今回の要、「デジモンとの別れ」について説明される。 簡単に言うと「無限大の可能性」を鍵として今まで進化できていたものがパートナーが大人になることで「無限大の可能性」が狭まり(大人になることで多数の道から一つの道へ進むことになる進化どころかパートナー関係が解消されてしまう。
デジモンとの別れに関しては「そもそも別れさせる必要がある???」という感じなのでここに関してはいくら話しても平行線だと思う。なのでここでは受け入れる・・・ここではデジモンとの別れがある世界・・・
別れまでの時間がデジヴァイス(本当は光子郎が作ったデジヴァイスとデザリングしているスマホ)に表示されると聞き慌てて確認する4人。光子郎とタケルにはまだ表示されていないものの、太一とヤマトには表示されていた。こんなの信じられないと取り乱し部屋を飛びだすヤマト。「絶対にそんなことさせません」とはっきり言う光子郎かっこいい。 外で電話している井村を「怪しい」と後をつけるヤマト。お前はコ〇ンか。光子郎はエオスモンの残骸データの収集、太一はアグモンと過ごす。
ヤマトが井村を追ううえで情報収集を依頼するのが02組。02組はデジタルゲートで世界中どこへでもいけるのでアメリカでメノアと井村の情報収集ができる。(不法入国じゃないか?) 相変わらずゆる~くて可愛い~02組でしたがタケヒカ込みの02組なのでそこが見たかった。 聞き込みをするけど情報がない、なら直接研究室へ乗り込もう!というトンデモ作戦。なぜか成功する。セキュリティが全体的にガバガバ。
その間もヤマトは井村を尾行し続け、太一はアグモンと一緒に過ごす。 太一さんアグモンにハンバーガーを大量に食わせた後に4年ぶりにアグモンを自分の家に入れる。4年も・・・!?そんなほったらかしだったの・・・悲しい・・・アグモン一人でお留守番できるでしょ・・・ 大人という比喩表現としてエロ本がベットの下から出てくるんだけどエロ本・・・??お酒でいいのでは・・・??個人的にエロ本持ってる太一悲しいよママは・・・(?)(こういうシーンを見たら「えっじゃあヤマトもエロ本持ってたりするの??光子郎?丈先輩?タケル???」ってなるのでやめてほしい) ここで突然ゲンナイさんが登場。デジモンとの別れについて聞くがメノアが言っていることが正しいといわれる。ここで「君たちは人間の寿命が来ることをわざわざ話すのか?」的なことを、伝えなかったことに対して言うんですが、冷たすぎません?今までの冒険を見ていた彼らとってデジモンがどれだけ大切なものか知っているのにそんな突き放しますん??? このあと「もしかすると、今でも「無限大の可能性」を証明することが出来れば、あるいは・・・」とシーンが変わる。
ミミちゃんが昏睡状態になり丈先輩の病院へ。ここで情報交換をするんだけどその中に丈先輩入ってないの悲しいな。むやみに交換して巻き込まないための配慮だったのかな。 ここら辺だったか忘れたけどメノアのところに太一が行くんだけど、メノアがひたすら切ないんだよな・・・。自分と同じ運命(デジモンとの別れ)をたどってほしくないという一心。窓の水滴が顔に映って涙のように落ちていくシーンはめちゃくちゃ良かった。
タケヒカ突然の誘拐。運命共同体すぎんかこの子ら。それぞれの場所へ兄ちゃん急いで向かうところも兄弟愛を感じてとても良い・・・ タケルのいる場所に向かうと井村がいた。ヤマトがお前がやったんだろう!!と怒る。タケルのことになると取り乱すヤマトはあのころから変わってなかったありがとう。 ところがどっこい、井村はFBI。正義の味方で、実はこの事件を起こしているのはメノアだと聞く。ここで「光子郎・・・!!」となるヤマト急に頭がさえまくってる。
ヤマトの予想通り、光子郎の元へメノアがやってきて「選ばれし子供達のリストが欲しいの!」と言う。が、光子郎はすでに自力でメノアが犯人と踏んでいたのでメノアに詰め寄る。ここでメノアの本性が出る。静かなる狂気。正直めちゃくちゃっこいいし怖かった。
ヤマトが光子郎の元へ向かった時には光子郎は部屋で倒れていた。そして光子郎の携帯にはメノアの居場所を示す座標が。光子郎最後の最後まで有能すぎて泣いた。
助けなきゃ!という太一にお前はそれでいいのか!?というヤマト。失うリスクを負っても助けるという太一の勇気と、デジモンとの関係を失いたくないというヤマトの友情のぶつかり合い。でも「俺たちがやらなきゃ」と決意する太一。大人になったなぁ・・・本当に別れなきゃダメなのかな・・・この子達が何をしたっていうんだ・・・
何もない空間に電車がクリスタになっているオブジェクトを見つける。なんであの電車があったんだろう・・・初代の頃は電車での行き来が主流だったのかな。ということはメノアも電車でパートナーデジモンに出会ったってことなのかな?
黒幕メノアさん登場。前半とのギャップがあってめちゃくちゃかっこいい。小学生の頃の楽しい記憶と一緒に浮島にとらわれている選ばれし子供達。初代メンバーはもちろん過去に出てきた子供たちも出てきて小ネタが嬉しいような「とらわれてしまってるん・・・」という悲しさ。さりげなくめいこちゃん居て名前呼んだのは笑った。じゃあ前半にも出せ。抉るなら抉れ。
エオスモンとの対決をするもどんどん増えていき、現実世界に現れて子供たちを襲う。それに立ち向かう02組~~~~!!!!!女の子を救う大輔かっこいい~~~~!!京ちゃんの心配をする賢ちゃん尊いありがとうございます。
デジタル空間では隙を作って退避する太一とヤマト。進化して立ち向かわなければならない責任と、そうすることでやってくる結末に絶望してしまう。そんな二人に「戦おう」「俺たちがやらなきゃ」と強く言うアグモンガブモンの心強さ。「変わっていくのが嬉しかったんだ」というアグモンに号泣。デジモンたちだって結末がわかっているはず、別れたくない気持ちだってあるのに二人の「変わっていくことに対する恐怖」を一瞬で消し去る言葉をかけられるアグガブ。さすがパートナー。運命共同体。心がギュゥ・・・ってなった。
再び戦うことを決めた2人。オメガモンへと一気に進化していく。進化するたびにデジヴァイスに表示されている時計が消えていくのが悲しすぎる。ここで終わらせてくれ。そう思うのも虚しく、エオスモンはメノアを取り込み最終形態になりオメガモンをボッコボコに。それどころか小学生の子供たちとデジモンが太一とヤマトを襲う。二人の動きを止めに行ったのが太一→ヒカリ/光子郎 ヤマト→丈/タケル/ミミ だったの、わかってるぅ・・・・ってなったよな。ピンチの時に何思ってんねんって話なんですけど。
ピンチになってもあきらめず「前に進むしかないんだ!」と手を伸ばしヒカリちゃんのホイッスルを吹く。鳥肌。今までのオマージュで一番好き。原点にして頂点。 そして皆の意識が戻る。「お兄ちゃん!」と呼ぶヒカリに安心し、エオスモンに立ち向かう皆。「行くぞゴマモン!僕たちがやるんだ!」「私たちの力久しぶりにみせつけてあげましょう!」「兄さんを助けるんだ!」そういってたちむか丈先輩たちに泣いた。ここからみんなが活躍だ~!って思ったらめちゃくちゃあっさり終わってしまった。んんん~~~~(´・ω・`)
アグモンとガブモンが最終進化、あのムキムキマッチョになります。最初見たときはなんじゃこりゃって思ったけど出てきてからの活躍は短かったし、見に行った後に「人間との理解を深めた結果人型の姿になった」という設定があったので、まぁむやみにムキムキマッチョにしたわけじゃないのね。
暗闇で助けを呼ぶメノア。助けに向かう2人。デジヴァイスをかざしてエオスモンの中へ行くのは激熱。メノアはパートナーデジモンの最後の言葉を知って、手を差し伸べてもらえて最後にちゃんとメノアが救われてよかった。救ってくれたのが太一たちでよかった。
デジタル空間が崩壊(後に気づいたけどネバーランドっていうらしい)次々と目を覚ます子供達。変な夢を見た気がする、と丈先輩がいってたあたり何も覚えてないのかな・・・ ミミちゃんの「今日もいい天気だわ~!!」締めはとてもよかった。平和に終わったという感じが伝わって良い。
そして、最後のシーン。
アグモンの「大きくなったね」にはどこか切なさを感じる。二人で過ごす時間はとても静かで、「明日何するの?」とデジモンに聞かれて「明日は、明日にしかわからないな」という太一とヤマト。 「そうだ、明日一緒に」そう言ってみたときにはもう姿はなくて、なんか長い時間一緒に過ごしてきたのにそんな別れ方、悲しすぎる。突然のことで見ているこっちも理解が追い付かず、石化していくデジヴァイスを見て泣く二人を見てこっちもじわじわと「別れ」を実感してしまう。というか声優の演技がうますぎる。やめろよこれ以上苦しめないでくれ。
デジモンとの別れをし、前へ進む太一たちを描き「またいつか会える」といった表現をして映画は終わる。エンドロールでは02組とタケヒカにはデジモンがいたものの、初代にはデジモンの姿が映ってなかった。ということはつまり・・・?? だとしたらひとりずつ別れを描くべきでは??何ナチュラルに終わらせてんねん・・・
という感じで終わりました。
まだまだ言い足りないところ死ぬほどあるけど、これ以上したら3日以上かかる。もうここまで書くのに5時間かけてるんだ。
デジモンの別れ、というテーマを描いた作品。とすればとてもいい作品だと思ったけど、やっぱりそもそもデジモンとの別れが必要なのか?02への繋がりも結構なげやりだった分、余計そう思って仕方ない。
あとメンバーの活躍度に差がありまくってヤバイ。特に空さんが。YouTubeに上がってる「空へ」の動画を見る見ないで印象がめちゃくちゃ変わる。見ないととても無責任なキャラになってしまうのが悲しい(動画を見たところで変わるのかって言われたら微妙)
とはいえ!!とはいえ作画もいいし演出も動きもいいのでぜひ見に行ってみて下さい。
これは人によって感想が変わる作品だと思うし、どの作品もやっぱり「愛ゆえに」という感じなのでどの解釈も悪くないと思います。(自分への擁護)
というかみんなが見た感想が知りたい!!ので!!ぜひレビューを書いて下さい!!!!
それでは長い間おつかれさまでした。
また来週お会いしましょう!
PS.noteに書くネタを募集しております。気軽にコメントしてください。 よろしくお願いします(o_ _)o))