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「私、ラグビー興味ない」


今の嫁と付き合いたての頃に
嫁に言われた言葉です。

「なんだよ人が一生懸命やってるのに」

そう思ってもおかしく無いはずなのに
僕は、当時嬉しかったのを
覚えています。

当時の僕が誰かに紹介される時は、
常に「ラグビー選手の」が
枕詞につきました。

そして、その看板に興味を持って
近づいてきてくれる人もいました。

だからこそ、
その枕詞がなくなったときに
「自分は大きく価値を失うんじゃ無いか」

と、心のどこかで
不安を感じていた気がします。

そんなときに
付き合っていた相手から言われた
「ラグビー興味ないんだよね。」は、
爆裂なインパクトがありました。

がわではなく、
自分そのものを
受け入れられている感覚。

普段、色んなものを守るために
身に纏いまくっている鎧を
全くつけずに過ごせる時間が
嫁との関わりの中であったことが
僕の何よりの救いであり

大きく人生を変えてもらいました。

経営者、
リーダー、
プロ、

いろんな肩書きや
役割があります。

が、

僕は、僕が嫁にしてもらったように

「成果とか実績とか
  そんなことあんまり興味ないから
 "あなた"が何がしたい人で、
 何を思ってるのか聴かせて。」

そう言う信念で、
人に関わっていくと決めてる
毎日です。

偽の自分で、
偽のダイヤを手に入れても
あなたの周りには
あなたがしっくり来ない人しか
やってこない。

今日も地道に自分の心が喜ぶ1日を生きます!!

僕の試合中にベロベロになって試合を見てなかった嫁