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自身の行動について深い自己嫌悪に陥った夜 酒を飲みながら聴く3曲

誰しも 辛苦の時はある 心迷う時は多々ある

自分が試されていると 認識して 逃げることなく 自分自身に問いかけなければならない

そんな夜 こんな曲が 私に問いかける


The Rolling Stones - Fool To Cry


1976年に発表されたローリング・ストーンズのアルバム『ブラック・アンド・ブルー(Black And Blue)』収録曲

When I come home baby
And I've been working all night long
I put my daughter on my knee, and she say
"Daddy what's wrong?"
I put my head on her shoulder
She whispers in my ear so sweet
You know what she says?
"Daddy you're a fool to cry
You're a fool to cry
And it makes me wonder why."
一晩中働いて 家に帰った時
娘が膝の上に乗ってきて 彼女はこう言ってくる
ダディ どうしたの?
娘の肩に 俺は頭を乗せ
娘が俺の耳に甘く囁く
何を言うかわかるかい?
ダディ 泣くなんて おバカさん
泣くなんて おバカさん
でも なぜなの?


苦悩は 始まりであって 克服への途中に過ぎない

苦悩の時は 明日より過去の自分を観て 直すべきこと 改めることを見出す


失敗を失敗と思えば 失敗になる

失敗の捉え方も 自分の心一つ

失敗から失敗の原因を探していけば 成功への過程になるはず

と 自分に言い聞かせる



I'm a fool baby
I'm a certified fool, now
I'm a fool

なぜか?このリフレインで 心の平静さが戻ってくる

俺って バカだな

いい意味での開き直り

徐々に 前向きな 自分を取り戻す



The Style Council - My Ever Changing Moods


ザ・スタイル・カウンシルが1984年2月11日にシングルとして発表した楽曲
(12インチ・シングルも発売されたが オリジナル・アルバムには収録されていない)


Teardrops turn to children - who've never had the time
To commit the sins they pay for through another's evil mind
The love after the hate
The love we leave too late
The love after the hate
The love we leave too late
I wish we'd wake up one day - an' everyone feel moved
But we're caught up in the dailies and an ever changing mood
涙は子供たちに向けられる 身を委ねている時間なんてない
誰かの邪悪な心を通して 代償のために犯した罪に
憎しみの後の愛  手遅れになるまで放っておいた愛
憎しみの後の愛  手遅れになるまで放っておいた愛
いつか俺たちが目覚めたら みんなで感動したい
私たちは日々の変化に巻き込まれながらも 絶えず変化する気分になっている


あきらめは 心の力が継続せず 遮断されることだ

心の力が継続しなければ 次の段階へと進んで行くことは難しい

過去にしがみついていて、自らを苦しめるだけで 自分自身だけが疲れるだけだ

過去にこだわる時間を 未来に向ければ より楽しい人生を歩むことができるはず

自分が思ったことを成し遂げる為に 自分の力を信じよう

と 自分に言い聞かせる


1984年3月16日発売のファースト・アルバム『カフェ・ブリュ(Café Bleu)』には TalbotのピアノとPaul の歌のみのバージョンが収録された


David Bowie - Heroes


1977年10月14日に発売されたデヴィッド・ボウイの11枚目のアルバム『英雄夢語り(“Heroes”)』


I, I can remember (I remember)
Standing, by the wall (by the wall)
And the guns shot above our heads (over our heads)
And we kissed, as though nothing could fall (nothing could fall)
And the shame was on the other side
Oh we can beat them, for ever and ever
Then we could be Heroes, just for one day
覚えてるよ
あの壁の傍らに立って
頭上でいくつもの銃声が轟くなか
僕らはキスを交わした 何事もないかのように
恥じるべきなのはやつらの方だった
僕らは打ち倒せる いつまでも永遠に
そうすれば僕らは英雄になるだろう たった一日だけなら


1987年6月6日 デヴィッド・ボウイは ベルリンの壁のすぐそばの西ベルリンでコンサートを開催

♬ “Heroes” ♬ を歌う前に観衆に向かって

「壁の反対側にいる私たちのすべての友人たちに願いを送ります」

とドイツ語で語った


この2日後、ロナルド・レーガン元大統領がドイツ人に対し

「この壁を壊しなさい」と求めた

ベルリンの壁はその2年後 1989年11月に崩壊した



振り返って観れば 私ごときの人生でも 多くの登場人物がいた

過去に消えた人物 現在でも付き合っている人物 これから出会う人物

自分の都合や利己心で 勝手に人を 悪役にもして 善役にもしてきた

自分は他人にとっては悪役でしかなかったのかもしれない


今後は もし自分が誰かの人生劇場に登場する役者であるとすれば 恨まれず、感謝されるヒーローでありたいものだ



今宵も酔っ払い 眠りにつく



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