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1984年ロック・シーンは様々な衝撃の年

新しいスーパースター誕生の瞬間


1983年12月 マイケル・の約14分の大作『スリラー』がMTVで初公開され 社会現象を引き起こし MTVは 80年代の音楽シーンに多大なる影響を与える一大勢力となっていった

1984年9月14日第1回MTVミュージック・アワードがラジオシティ・ミュージックホールで開催された

Video of the Year(最優秀ビデオ賞):カーズ 『You Might Think』

ノミネート作品が実に凄い

ハービー・ハンコック 『Rockit』 

マイケル・ジャクソン 『Thriller』

シンディ・ローパー 『Girls Just Want to Have Fun』

ポリス 『Every Breath You Take』


何と言っても「衝撃」だったのが マドンナのライブ・パフォーマンス
巨大なウエディングケーキのセットで 世界に向けて『ライク・ア・ヴァージン』が初披露された

この一夜にして マドンナはスターダムへと駆け上がっていった


ハードロック変革のキッカケになったアルバム


1984年1月 ヴァン・ヘイレンの6作目のアルバム『1984』がリリースされ
楽曲『ジャンプ』ではエドワード・ヴァン・ヘイレンがギター・ソロとキーボード・ソロの両方を演奏した

このアルバムは商業的には大ヒットしたが 本作を最後にデイヴィッド・リー・ロスが脱退することとなった

この曲のシンセサウンドはハードロック系のキーボードサウンドに大きな影響を与えていくことになる


アメリカのポピュラー音楽史においても特に驚嘆すべきカムバックを果たしたアルバム


1984年5月 ティナ・ターナーの5年振りのソロ・アルバム『プライヴェート・ダンサー(Private Dancer)』が世界的な大ヒット


1984年6月は歴史的名盤が2枚リリースされた


ブルース・スプリングスティーン7作目のアルバム『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』
瞬く間にビルボード・ヒット・チャートの1位を獲得し 84週連続トップ10入りを果たした


プリンスが主演映画『プリンス/パープル・レイン』のサウンドトラック『パープル・レイン (Purple Rain)』


映画とのタイアップも注目された



1984年ビルボード年間ヒットチャート・ベスト3






そして最も衝撃だったのが?


1984年4月1日 自宅で両親の喧嘩を仲裁した際に 父マーヴィン・シニアと口論になり 激昂した父が拳銃を発砲し マーヴィン・ゲイは帰らぬ人となった

マーヴィン・ゲイの45回目の誕生日の前日の出来事だった


個人的ナンバー1アルバム


『レックレス(Reckless)』 ブライアン・アダムスの4枚目のスタジオアルバム

前述のマーヴィン・ゲイに捧げる意味でも この曲を



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