家賃支援給付金事務局との4か月間に渡る“怒りと笑いの闘い”【すべらない話】
長文ですが是非最後までお楽しみ頂きたい。
2020年9月24日(木)
家賃支援給付金事務局との闘いは、このメール受信によって始まった。
10月24日(土)
事務局からのメールを受信した。
「事務局も“てんやわんや”状態なんだろう。混乱してるんだろう。」
と優しい気持ちでいた。
11月26日(木)
事務局からのメールを受信した。
<修正依頼事項>
「ん?どういうことだ?なるほど!
【コワーキングスペース等における施設使用料の家賃支援給付金の審査実務における取扱(ガイドライン)】というのがあるんだ。」
「ここの“誓約書”を提出すればいいんだ。相変わらず形式主義の役所仕事だな。」
この“誓約書”に必要事項を記載して【家賃支援給付金マイページ】に添付して送信した。
12月2日(水)
事務局からのメールを受信した。
<修正依頼事項>
「ん?どういうことだ?なぜ?対象外なんだ?」
家賃支援給付金コールセンター(フリーダイヤル)に電話した。
(小生)
「修正依頼事項に関して相談したいので電話させて頂きました。」
(コールセンター)
「まず、申請番号を教えてください。 お名前をフルネームでお願いします。」
「お電話されているのは、ご本人様ですか?」
(小生)
「はい」
(コールセンター)
「ありがとうございます。どんなご相談でしょうか?」
(小生)
「修正依頼事項に『対象外』と記載されているのですが、その理由を教えてください。」
(コールセンター)
「私どもでは回答しかねますので、専門部署の者から折り返し電話させて頂きます。」
(小生)
「日中は仕事しているので電話に出れないケースも多いので、【家賃支援給付金マイページ】の<修正依頼事項>に理由を記載して送信していただければ助かります。いかがでしょうか?」
(コールセンター)
「システム上、そのような対応は出来かねますので、電話させて頂きます。」
(小生)
「わかりました。メールで送ってくれたら双方ともに効率的で楽と思います。エビデンスにもなりますし、、、。」
(コールセンター)
「おっしゃられる通りです。多くの方から同様にご意見を頂いております。申し訳ないですが、折り返しの電話をお待ちください。」
12月3日(木)
家賃支援給付金コールセンターから電話がきた。
(コールセンター)
「コールセンターの“イトウ”と申します。どんな相談でしょうか?」
(小生)
「『対象外』の理由を教えてください。 昨日コールセンターの方に伝えたのに伝わってないんですか?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「申し訳ございません。『電話するように』との伝言だけだったもので。」
(小生)
「は?修正依頼事項に『対象外』と記載されているのですが、その理由を教えてください。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「この件は回答しかねますので、上層部に確認して折り返し電話させて頂きます。」
(小生)
「はぁ?お互い手間ですのでメールに『対象外』の理由を記載してもらって送信してもらえますか?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「それはシステム上できません。私が責任をもって上層部に確認の上、折り返し電話させて頂きます。」
(小生)
「電話では『言った言わない』になっちゃうじゃないですか。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「おっしゃられる通りですが、私(イトウ)を信じてください。必ず折り返し電話します。」
(小生)
「・・・じゃあお待ちしております。」
12月7日(月)
『手続き完了に向けた対応のお願い』メールを受信した。
コールセンターへ電話
(コールセンター)
お決まりの本人確認後
「ありがとうございます。どんなご相談でしょうか?」
(小生)
「『手続き完了に向けた対応のお願い』メールについてお聞きしたいことがあるので電話させて頂きました。そちらのイトウさんという方から12月3日に電話頂いて『上層部に確認して折り返し電話するので待っていてください』と言われています。イトウさんとの交渉記録は残っていないのですか?」
(コールセンター)
「申し訳ございません。そのような交渉記録は私どもでは見ることができません。」
(小生)
「はぁ? では、修正依頼事項に記載されている『対象外』という理由を教えてください。」
(コールセンター)
「私どもでは回答しかねますので、別の専門部署の者から折り返し電話させて頂きます。」
(小生)
「また、別の専門部署ですか?」
(コールセンター)
「では、電話を切らずにこのままお待ち頂けますか?」
(小生)
「は、、はい。」
《保留音が3分ほど流れ続けた》
(コールセンター)
「お持たせしました。上席に確認しました。もうしばらくイトウからの電話をお待ちください。今後も自動配信メールが送信される可能性がございますが、ご放念ください。」
(小生)
「ホンマですか?何のエビデンスもないですよね。『対象外』の理由をメールで送ってもらえませんか?」
(コールセンター)
「申し訳ございません。システム上、そのような対応はできないので、イトウからの電話をお待ちください。」
12月15日(火)
『手続き完了に向けた対応に関するサイドのお願い』メールを受信した。
12月17日(木)
コールセンター“イトウ”さんからの電話
「イトウでございます。電話頂きましたでしょうか?」
(小生)
「はぁ?貴方が上層部に確認した上で私に電話してくるんじゃなかったですか?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「申し訳ございません。まだ上層部から回答が来ていない状態でございます。」
(小生)
「おいおい!蕎麦屋の出前じゃないんだよ。上層部に確認してないんじゃないの?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「申し訳ございませんが回答がまだなんです。今からすぐ上層部に確認致します。本日は無理と思いますが、必ず折り返し電話します。」
(小生)
「イトウさん、子供のお使いじゃないんだから、ちゃんとしましょうよ。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「上層部に督促します。私を信じてください。」
(小生)
「マイページの修正依頼事項に『対象外』理由を書いてくれるだけでいいのに。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「システム上できないんです。修正依頼事項欄への追記は出来ないんです。」
(小生)
「嘘つけ。定型文だけでなく書き込んでるじゃん。コワーキングスペースの会社だって書き込んでるじゃん。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「申し訳ございません。書き込めないと言ったわけではありません。私には追記するといった権限はないということです。」
(小生)
「でたでた。ほら“言った言わない”だろ? もういいや。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「“もういいや”ですか?もう申請はしないということでしょうか?」
(小生)
「はぁ?はぁ?はぁ? 前向きな回答お持ちしております。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「必ず電話致します。私を信じてください。」
2021年1月10日(日)
日本郵便から【本人限定郵便物(特例型)到着のお知らせ】が届いた。
1月11日(月)
郵便局員がやってきて郵便物を受け取った。
1月12日(火)
コールセンターに電話
お決まりの本人確認が終わったので
(小生)
「コールセンターのイトウさんが上層部に確認中なので折り返し電話を待つように言われていたんだけど、【不備解消依頼書】が届いたけど、私はどうしたらいいの?」
(コールセンター)
「私どもの部署では分かりかねますので、イトウから折り返し電話させますのでお待ちください。」
(小生)
「、、、、はい、、、、お待ちしております。」
(コールセンター)
「お手数おかけして申し訳ありません。」
1月14日(木)
コールセンター“イトウ”さんからの電話
「イトウでございます。今お時間よろしいでしょうか?」
(小生)
「今食事中なので、簡潔に、結論は?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「実は、まだ上層部からの回答が来てないんです。」
(小生)
「ははは(笑) そうなんですね、回答きたら電話ください。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「申し訳ございません。回答がきたら直ぐ電話します。」
1月15日(金)
留守電にコールセンター“イトウ”さんのメッセージが
「回答がまいりました。また電話しますので、その際に申請番号を確認しますのでご準備ください。」
16時頃コールセンター“イトウ”さんからの電話
「イトウでございます。今お時間よろしいでしょうか?」
(小生)
「回答があったんですね。で?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「はい。残念ながら『対象外』という回答でした。」
(小生)
「で?その理由は?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「はい。マイページの修正依頼事項に書いてある通りでございまして、、、(修正依頼事項を読み始めた)」
(小生)
「イトウさん!修正依頼事項を読んでいませんか?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「はい。上層部からの回答がコレですので。」
(小生)
「アホか!賃貸契約書のどこの部分で『対象外』と判断したのか?という理由を教えてくださいよ。」
(コールセンター“イトウ”さん)
「賃貸契約書を確認した上で上層部が判断したものです。」
(小生)
「本当に賃貸契約書読んだの?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「私は読んでおりませんが、上層部は読んでおります。」
(小生)
「じゃあ、どこの部分によって『対象外』と判断した理由は言えるはずじゃないの?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「読んでないと仰るんですか?それならば賃貸契約書の該当部分をマーキングして再度送られたらいいかかですか?」
(小生)
「は?は?はぁ?逆ギレですか?」
(コールセンター“イトウ”さん)
「キレてません。読んでないとおっしゃるからです。」
(小生)
「じゃあ、再度おくってみるわ。」
マイページに朱記した賃貸契約書を添付して送信した。
1月16日(土)
事務局からのメールを受信した。
<修正依頼事項>
「お~~~~~お 一歩前に進んだぞ。「『対象』になったようだ。」
マイページに形式的な補足資料を添付して送信した。
1月19日(火)
事務局からのメールを受信した。
「お~~~~~お また一歩前に進んだぞ。」
マイページに形式的な補足資料を修正して送信した。
補足資料というのは、ホームページに掲載されている
1月27日(水)
事務局からのメールを受信した。
やっと闘いは終わった。
銀行口座に家賃支援給付金が振り込まれた。
闘いを振り返って
『対象外』とした理由はいまだに分からない。
賃貸契約書にマーキングしただけで前に進む?と言うことは?真剣に賃貸契約書を読んでいないのか?全く読んでいないのだろう。
電話依存体制こそが”非効率”で”時間の浪費”でしかないという証拠だ。
【家賃支援給付金】のホームページ、申請システム、各種オペレーション、各部門の連携 等 多くの面で『申請者目線』『申請者の使い勝手』という立場に立っていない。
経済産業省が、これほどITリテラシーが低いのでは「日本 大丈夫?」と不安になってしまう。
ノーサイド
なぜか?
コールセンターのイトウさんと二人で飲みに行きたい。
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