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ジャズ3大レーベルとは


レコード・レーベルとは、そもそもは丸いレコード盤の真ん中に貼付けられていたラベルのこと

レコード会社の看板 ブランド と思って頂ければいいでしょう


ジャズ3大レーベルと言われているもの

◆ブルーノート(Blue Note)
◆プレスティッジ(Prestige)
◆リバーサイド(Riverside)

ブルーノート(Blue Note)


【創 立】1939年
【創立者】アルフレッド・ライオン
【創立地】ニューヨーク

現在はユニバーサル ミュージック グループ傘下

ドイツ出身のアルフレッド・ライオンによって 創設されたジャズ専門のレコード会社

<50年代には分業制が確立>

フォトグラファー=フランシス・ウルフ

デザイナー=リード・マイルス

レコーディング・エンジニア=ルディ・ヴァン・ゲルダー

サウンド・アートワーク・デザイン すべてが揃った素晴らしい作品を次々に送り出した 数多くの歴史的名盤を生み出したジャズ史上最強のレーベル

ジャズ界のみならず、ミュージック・ビジネス・シーン全体に与えた影響を与えた


“1500番台”とは

1955年から1958年にかけてリリースされたカタログ番号:1501番〜1599番が配された98枚のLPレコードのこと

“4000番台”とは

1957年から1962年にかけてリリースされたカタログ番号:4001番~4100番までの100枚のLPレコードのこと


プレスティッジ(Prestige)


【創立】1949年
【創立者】ボブ・ワインストック
【創立地】ニューヨーク

現在は コンコード・ミュージック・グループの一部

ニューヨーク西47丁目のレコード店「ジャズ・レコード・コーナー」のオーナーである ボブ・ワインストックが設立したレコード会社

51~56年にプレスティッジに残されたマイルスの初期リーダー作群は、いずれもモダン・ジャズの重要作

マイルスがコロムビアとの契約をし、プレスティッジとの契約を果たすために、たった2日間で大量の録音をこなし、アルバム4枚分の演奏を残したいわゆるマラソン・セッションの話は有名

<代表作>

ジョン・コルトレーン:『ソウルトレーン』『ラッシュ・ライフ』

ソニー・ロリンズ:『サキソフォン・コロッサス』『テナー・マッドネス』



リバーサイド(Riverside)


【創立】1953年
【創立者】オリン・キープニュース/ビル・グラウアー
【創立地】ニューヨーク

現在はコンコード・ミュージック・グループの傘下

ブルーノート(アルフレッド・ライオン)もプレスティッジ(ボブ・ワインストック)にしろ熱心なジャズファンが乏しい資金面の中レーベル立ち上げていますが オリン・キープニューズは会社の重役という立場でレーベルを運営していきます

55年にはプレスティッジとの契約が終了したセロニアス・モンク所属アーティストとして獲得

ビル・エバンスのリバーサイド4部作と呼ばれる『Portrait In Jazz』『Explorations』『Waltz For Debby』『Sunday At The Village Vanguard』をリリースするなど 数多くの傑作を送り出していきました



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