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こだわりオジサンのファッション勉強中

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この歳になって やっと気がついた やっと分かった この歳になったからこそ 理解できるようになった そんなことが やたらと多い今日この頃 若い人から教えてもらって 勉強することばか…
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記事一覧

写真集『岩からのメッセージ』『Whispers of Stone』全世界で発売開始!

自然が生み出した壮大な芸術と、その中に込められた生命の歴史を描く写真集『岩からのメッセー…

GAVI
6日前
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B.B.キングの黒人ラジオDJから始まる伝説

B.B.キング(本名:ライリー・B・キング)という名は、ブルースの世界で知らぬ者はいませんが…

GAVI
3週間前
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「A Change Is Gonna Come」のメッセージを胸に刻み未来に対する責任を持つ

ソウルミュージックのパイオニアであり、公民権運動の象徴的存在でもあったサム・クック 1964…

GAVI
3週間前
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マーヴィン・ゲイ「What's Going On」から学ぶ音楽が持つエンパワーメント

1971年にリリースされたマーヴィン・ゲイのアルバム「What's Going On」は、音楽史に残る社会…

GAVI
3週間前
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アカデミー賞とグラミー賞における構造的な権力の不均衡という絶対的な壁

アカデミー賞やグラミー賞は、それぞれ映画と音楽の分野で最高の栄誉とされる賞であり、その影…

GAVI
3週間前
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MTVの歴史から学ぶ多様性と包括性の重要性

1981年、MTVは、音楽ビジネスに革命をもたらしました。 MVを通じて、アーティストのイメージを…

GAVI
3週間前
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「アーバン」という音楽用語で考えるマイノリティとマジョリティの意識格差

2020年6月、全世界で「Black Lives Matter」ムーブメントが展開されていた中、音楽業界に激震が走りました。 それは、ユニヴァーサル・ミュージック傘下のリパブリック・レコードが「アーバン(Urban)」という音楽用語の使用を中止すると発表したのです。 この宣言は、長年にわたり音楽業界で使用されてきた言葉が、いかにしてマイノリティを不当にカテゴライズし、差別的な意識を助長してきたかを浮き彫りにしました。 「アーバン」という言葉はもともと、黒人DJフランキー・

ディスコ文化で現代社会の多様性への挑戦とバックラッシュを考える

1969年6月28日、ニューヨークの「ストーンウォール・イン」で発生した暴動は、LGBTQ+コミュニ…

GAVI
4週間前
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「Strange Fruit」の持つ意味とビリー・ホリデイの苦悩

「Strange Fruit」は、アメリカの音楽史において特異な位置を占める楽曲です。1939年にビリー…

GAVI
4週間前
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ライブ・エイドを題材にしてDEIはバックラッシュでDIEになる理由を考える

1980年代に行われたエチオピア飢饉救済プロジェクト「Band Aid」と「USA for Africa」は、世界…

GAVI
1か月前
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多様性時代のバックラッシュを黒人音楽史を題材にして考える

現代の社会は、ダイバーシティ(多様性)やジェンダー平等、LGBTQ+の権利に関する議論が活発に…

GAVI
1か月前
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What's Stax ? Why Stax Now ? ① ~Otis Redding登場

1957年にテネシー州メンフィスで当時銀行員であったジム・スチュワート(Jim Stewart)が音楽…

GAVI
6か月前
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生成AIと一緒にコンゴ紛争地域の「平和」に向けての解決策を考えてみた

このアインシュタインのこの言葉が言わんとしていることをChatGPTに聞いてみました。 なるほ…

GAVI
7か月前
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南アフリカが教えてくれる「特権階級者が差別・貧困問題を解決できない理由」

南アフリカ共和国の現状 南アフリカ共和国は、アフリカ諸国で経済発展が進んでいる国のベスト3に確実にランクインする国です。 金融、法的、通信、エネルギー、交通インフラが非常に発達しています。 多様な産業と比較的高い一人当たりのGDPを持っており、アフリカで最も発展した国の一つです。 しかし一方で、南アフリカ共和国は貧富の差が激しい国です。 これは、約0.67という非常に高いジニ係数によって反映されています。 所得と富の分配の上位に顕著な集中 上位10%が総富の86%を所有