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マダガスカルのクリスマスは距離が縮まった日

12月に入り、朝から、小学生たちのジングルベルの歌声が聞こえてきたり、連日の爆音もクリスマス曲になってきたり、心持少しイルミネーションが出てきたりと(夜は歩かないので気が付いていないかも)、子供用のドレスが販売されていたりと、着々と準備が進められてきてました。

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わたしの方は、先週のコミュニティでと今週の教会での歌、ダンスの参加でいつしか、ジャポネやシネではなく、名前で呼んでくれる人たちも出てきてくれ、街の中でも少しずつ馴染んできたかなとフクタン長妻の計らいに感謝です。
一緒に踊ったり仲間も喜んで話しかけてくれました!学芸会の雰囲気で学生の気分になりました😂

この教会のクリスマスパーティ。小さな子供達から高校生くらいの寸劇や踊りまでとてもバラエティ豊か。高校生の踊りはラテン系で思わず見入ってしまいました。小さい頃から、学校だけでなくこういう所で経験していたら踊りも上手になるなとも思いました。

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寸劇は、アルコール、DV、病人を扱ったもの。でも、最後に、聖書が出てきて救われる的なもので、まさしく教会のイベントでした。

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象徴的だったのが、2時間半くらいのパーティの間、3、4回の停電が起こったのだけど、みんなとても落ち着いていたこと。すぐに、暗闇の中、予定外の合唱が始まったり、復旧した時には、わあーという歓声が起こったりと、自分ではどうすることもできない事柄に対しての歓びの反応や臨機応変の対応には、この国で育てられた逞しさなのかなと思わず涙腺が。

24日クリスマスイブは特に何もなく。

25日は、教会ミサへ。いつもは5時半の待ち合わせだけど、今回は朝5時に待ち合わせ。でも6時からミサは開始・・・。教会は大人数を収容できるのだけど、コロナのため3回くらいに分けて実施しているらしい。そうといっても、案外満席だったけど・・。

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クリスマスミサのため、みなさんドレスアップ。赤、白、ピンクなど色鮮やか。お祈り、歌、聖書音読といつもの通りではあったが、飴(bonbon)をいただいた。歌も一曲しか知っているのがなく、わたしとしてはクリスマスムードにはならず。他の参加者もあまり知らないようでした。すでにパーティはしているし、ミサはそういうものだのでしょう。

2時間後の帰り道、行きかう人々は色とりどりの華やかな衣装に身をまとい、静かながらも、「Joyeux Noël」と声を掛け合い、澄んだ朝の空気の中、厳かな時間でした。
ちなみに、この日は、土曜日だったので9時から、定番の日本語レッスンもしました。

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そして、午後、フクタン長の家で昼食のお誘いを! 待ちに待ったみんなと食べる初ご飯。とても嬉しかった。

驚いたのは、とてもボリューミーだということ。最初に、マカロニサラダをお皿大盛(男性陣はお代わりも)、次に、ご飯とおかずとサラダ。ご飯は山盛り。豚肉の煮込みは、こぶしサイズ2切。

みんな細い(肩幅がとても狭い)のに、よく食べる。ちなみに夜ご飯も食べるらしい。

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午後、フクタン長妻の実家(大家さんの家)に連れて行ってもらえることに。クリスマスのため親戚が集まっていて、皆さんはご飯を。私たちは、すでにご飯を済ませていたから、果物や野菜のおかずなどをいただいたりして。ようやく家族関係が分かりました。そして、親戚一同で、助け合って生きていることがよく分かりました!この国のかたちなのでしょう。

そして、わたしとしては、一歩、みんなとの距離が近くになったように感じられた大切な日になりました。

当初から、フクタン長ご夫妻は、よく家族の一員だからって言ってくれていたのだけど、でも、本当にそう思ってくれていたのだなと。嬉しくもあり安心したのもあり。

今までも困ったことはすぐ相談してたのですが、これからも遠慮なくお願いしてしまいそう。ご夫妻はとても忙しい生活を送っているのだけど・・。これからもよろしくお願いします❤️❤️❤️

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