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386位:J Dilla 『Donuts』(2006)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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386位:J Dilla 『Donuts』(Stones Throw, 2006)

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<解説文の翻訳>
 The RootsのQuestloveは、このデトロイト出身のプロデューサーのことを「音楽の神々、エキスパートたち、そして愛好家たちの全てが崇拝する音楽の神」と呼んだ。90年代と00年代初頭の間、Dillaは名だたるヒップホップの才能たちと仕事をし、D’Angeloの『 Voodoo』 (本リスト28位に掲載)をはじめとするアルバムのサウンド形成を助けている。彼の死の3日前にリリースされ、ビートヘッズたちを歓喜させた本作『Donuts』には31曲の簡潔で多様な形の独自性をもったサンプリングの渦が収録されており(Frank Zappaが使われている“Mash”が素晴らしい)、これらの多くはその後数年に渡ってそれ自体がサンプリングの対象にもなっていくのだ。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの今回順位:386位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:0枚


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