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392位:Ike and Tina Turner 『Proud Mary: The Best of Ike and Tina Turner』(1991)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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392位:Ike and Tina Turner 『Proud Mary: The Best of Ike and Tina Turner』(EMI, 1991)

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<解説文の翻訳>
 このヒット曲集は、かつてティナ・ターナーがテネシー州のナットブッシュから出てきた新米のR&Bシンガーで、夫アイクのバンドで活動していた頃のことを世に紹介した。この頃は誰も彼女が私生活において地獄を経験していたことや、彼女が将来ソロとしてスターダムを駆け上がっていくことを知らなかった。しかしながら本アルバムでは冒頭から、“I Idolize You”を始めとするデュエットにおいてティナの気迫ある歌とアイクのギターが絡み合っている。彼女が大勝利を収めているのは“Proud Mary”で、すでにクラシックとなっていたCreedence Clearwater Revivalの曲を自分のものにし、彼女のソウルの証明に変えて見せている。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)

<翻訳メモ>

・「The Private hell」・・・「私生活における地獄」:ティナ・ターナーは、私生活においては夫のアイクから家庭内暴力を受けていたことを後に書いた自叙伝の中で明かしている。

<ランキング比較>

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

【2020年度版】
同アルバムの今回順位:392位
同アーティストのランクイン枚数:1枚

【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:214位
同アーティストのランクイン枚数:1枚


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