387位:Radiohead 『In Rainbows』(2007)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
387位:Radiohead 『In Rainbows』(XL, 2007)
<解説文の翻訳>
2007年の秋、Radioheadは『In Rainbows』をサプライズで配信リリースし、購入価格についてはファンたちが各自で決められるという形を取った。しかし本当の驚きとは、彼らが一夏をかけてアメリカで行ったライヴでの実験で得た成果が、いかに豊かな広がりを持つ音楽に結実したかであった。Thom Yorkeは、“All I Need”、“House of Cards”、“Nude”といった強烈なラヴソングでソウルフルな表情を見せている。本作は、小さな共同体によるジャムセッションの空気が流れるRadiohead史上最も温かみあるアルバムだと言えるだろう。無論、それは世界の最果てにおいて行われているセッションを指しているのだが。
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)
<ランキング比較>
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:387位
同アーティストのランクイン枚数:4枚(本作の他は、20位『Kid A』、42位『OK Computer』、276位『The Bends 』)
【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:336位
同アーティストのランクイン枚数:5枚(本作の他は、67位『Kid A』、111位『The Bends』、162位『OK Computer』、320位『Amnesiac』)
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