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440位:Loretta Lynn 『Coal Miner's Daughter』(1971)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に、2003年版、2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。

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440位:Loretta Lynn 『Coal Miner's Daughter』(Decca, 1971)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)> 
 ロレッタ・リンの半自伝的な"Coal Miner's Daughter(邦題:炭鉱夫の娘)"は、彼女がポップの世界に足を踏み入れるきっかけとなった曲で、ここで彼女は自らの苦労した生い立ち(“coal-oil light”(=石油ランプの光)で聖書を読む母や、娘に靴を買うために豚を売る父の姿)を誇らしげに、泣きのスティール・ギターとともに振り返っている。そんな快活な精神が『Coal Miner's Daughter』LPの収録曲には一貫して流れており、恋人に振られた気持ちを歌う“What Makes Me Tick”や 他の女の男を愛してしまうことがテーマの“Any One, Any Worse, Any Where”はその例といえるだろう。同名の自叙伝や伝記映画とともに、このアルバムはロレッタ・リンの地位をカントリー史上最も重要なシンガーの一人として確かなものとしている。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:440位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:1枚 (478位『All Time Greatest Hits 』)



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