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感覚を大事に

3月に入りもう中盤。
2023年前半、自分のメインレース
・おかやまエンデューロまで残40日
・富士ヒルクライムまで残82日
この残日数を鑑みれば、リザルトを追求する強く速いお方達はバチバチにメンタルもフィジカルも追い込んでいるだろうと思われる。
因みに自分は今日14日現在、VO2MAXは絶賛底辺。
当然FTPもPWRも昨年11月より低い。

しかし。
風邪もひかず、流行り病の兆しも無く、花粉症も発症せず。
ゆるふわボディである事は否めないものの、心身共に健康である事を実感している。
数値以上に心と身体のバランスが取れている"気がする"し。
まだイケる、もうダメだの我慢の線引き(限界)が上がった様な"気がする"し。
踏みたい時に重いギヤ1枚分踏める様にもなった"気がする"し。
回したい時のケイデンスも95~100rpmを維持出来る様になった"気がする"。

中年にもなると、"気がする"感覚が大事な気がしていて。
この感覚こそが醍醐味でありモチベーションであると最近確信めいている。

勿論、数値は指標としてそこにフォーカスし注ぎ込む事が定跡である。
ストイックに体重を削り、食事に気を遣い、ストレスを減らし、質の良い睡眠を摂る。
ストラバのセグメントを秒単位で短縮させ、VO2MAX、FTP、PWR、TSS、CTLの数値に一喜一憂する。
そして注力が足りていても足りていなくても更に注力する。
そこに、追求する楽しさを見いだせれば良いのだけれど。

僕は否定しないが、"それ"に囚われてはいけないと判断している。

大阪市中心部の夜

例えば。都会ならではの景色。
こんな景色の中を瞳孔開いて涎を垂らし、必死のパッチになって全開全力、数値を追求して走るのではなく。
この景色と交通事情の中に、澱みなく溶け込み一体化するシティサイクリストを気取れる感覚を大事にしたいと思うのはギルティだろうか。
※因みにこの時、車やバイクに迷惑をかけないように気を遣いつつも流れと同期し速度も気持ち良く、一種の"快感"を味わった。

無理をする事が楽しい時は無理をすればいいけど。
走りたくない時は素直に休んで。無理をしない。

パワーメーター全盛の今だからこそ。
敢えて。
感覚を大事に。


今週末日曜は月例練。
楽しんどく走ってきます。


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