【テンペスト・オブ・メイヘム】#8まで読んで

ムカデの呪印(+セトコントロール?)

サツバツナイトの額で、第三の目が狂おしく燃えた。全身にカラテが漲り、その身が震え、マフラー布の先端で橙の火が爆ぜ続ける。(後略)22

【アシッド・シグナル・トランザクション】#8

「ヌウ……」サザナミ・ニンジャは慎重に間合いを取る。サツバツナイトはチャドー呼吸を深める。マフラー布の端がブスブスと音を立てて橙色に燃え始める。橙色の輝きは彼のブレーサーにも灯っていた。(後略)51

【アルター・オブ・マッポーカリプス】#8

ズズズズ……サツバツナイトのマフラー布が橙色の光をくすぶらせた。サツバツナイトの目が光った。「イヤーッ!」踏み込む!シンウインターは目を見開き、渦巻くような両手掌打で迎え撃つ!サツバツナイトの姿が残像を伴い、実体があり得ぬ速さでシンウインターの眼前に出現した!「イヤーッ!」 11

【カウンシル・フジミ】#6

「マフラー布の先端で橙の火が爆ぜ続ける」というのは、カラテの密度?的にチャドー呼吸時に並んでいるように見える。
単純な強化としてはかなりの効果があるのではなかろうか。

ザナドゥは咄嗟に横へ跳ね、スリケンを躱す。恐怖の表情を一瞬浮かべ、だが、決意を上塗りして、さらに加速する!「スウーッ……!」サツバツナイトは空中で呼吸し、全身にカラテを漲らせる。ツヨイ・スリケンの構えだ! 28

【アシッド・シグナル・トランザクション】#8

膝から崩れたザナドゥの顔を、トレメンダスが後ろから両手で捉えた。『……今よ!サツバツナイト=サン!摘出して!』サツバツナイトは力を込めた。「……イヤーッ!」彼は額に当てていた手を引き戻し、速度とカラテを触媒に、一枚のスリケンを作り出した。橙色に燃える黒いスリケンを、投げた。 27

【テンペスト・オブ・メイヘム】#7

ツヨイスリケンを即撃ちできるのも、呪印がある程度影響しているのかもしれない。

気になるのはチャドー呼吸の扱いで、
 描写されないがチャドーを使っている(or 使っている扱いでこの強さ)
 チャドーを使っていなくてこの強さ
のどちらなのか。
未チャドーなら、追加でチャドー強化出来る。
【テンペスト・オブ・メイヘム】#8で認識改変が判明したので、通常のジツと違い、遠隔操作で使用できなそうなチャドーも、自発的に使ってしまう可能性がある。


緑の領域

サツガイ(ゾーイ融合)+ベッピンの欠片(ヒャッキ・ヤギョ)より現世への影響が大きい。
カリュドーンの儀式でキンカクが近くなっているのと、領域が物理現象ではなくコトダマ現象寄りだから?
あるいは、ディセンションニンジャであるブラスハートボディと、吸収したリアルニンジャであるクロヤギ・ニンジャの差か?


オリガミ

ナラク・ニンジャはともかく、マスラダの力は、物理的にアケチニンジャレベルでも、コトダマ的にサロウに劣る(倒すのに助力者が複数必要だった)。
そのため、オリガミ(アート付与以前の時点で)はどう考えてもマスラダに行使可能な力の範囲を超えている。
無線LAN機能もだが、これだけ長期連載しているのに、まだ明かされていない謎が多い。


ジ・アブソリューション

カラテノミコンの真偽が眉唾物だが、セトが「暗黒のカラテ帝国を築かんとし、影の世界に封ぜられサタンとなった」というのが意味深すぎる。
カリュドーンかそれに類する儀式を試み、失敗したことの暗喩のようにも読める。
もしそうなら誰に阻まれたのか、も気になる。

時間軸としては【アンエクスペクテッド・ゲスト】の後なので、ヤマヒロ(デグチ?)が戻ってもアマクダリ時代か、月破砕直後あたりだと思うが、謎時空のため、新生ザイバツ並に時間が跳ぶ可能性もある?
エジプトの因縁的に、特派員編とクロスオーバーしてセト教団を倒す、とか。


ティアマト

一歩二歩三歩!その時点でユダンナキの勢いは止まった。彼の右腕に装着されたエメツの腕輪が振動し、哭いた。ユダンナキは訝しんだ。加護の腕輪が……「アバーッ!?」ユダンナキは悲鳴を上げ、黒い血を吐いた。そして瞬時に爆発四散した。爆発四散パーティクルが集まり……黒髪の女の姿を形成した。15

【テンペスト・オブ・メイヘム】#1

0と1のノイズは……クアースの肉体と装束を素材とするノイズは、金属の輪の周囲に収束を開始する。それは一瞬の事だ。まず、そこにオブシディアン色のローブが生じた。そしてそれを纏う者が生じた。その者の左手首にはクアースの鉄の輪が嵌まっている。その者の顔はフードの闇の中だ。 40

「ザイバツ・ヤング・チーム」#5

ダークニンジャ召喚用腕環に非常に似た物が登場。
セトの作でなく、ティアマトの作であれば、新生ザイバツが使っているものは、実はドラゴン・ニンジャ作かもしれない。

ティアマトが正規チャドーの一部と、ダークチャドーを使える事など、シーズン3時点ではユカノが失っているドラゴン・ニンジャ性の大部分を持っている、という印象があった。
しかし、今回の腕環を考えると、キョート城を再現したり、そのバックドアを攻める事が出来てもおかしくない、と考えられる。
それをしないのは、知識かリソースが不足していると考えられ、知識であれば、ティアマトに含まれるドラゴン・ニンジャ性も、案外少ないのではないか。
つまり、ティアマトのドラゴン・ニンジャ性は、ユカノと重なる部分(チャドーの一部)、重ならない部分(腕環などの知識)があっても、オリジナルに比べるとかなり格が落ちるのではないか。ヤモトに勝てるのは十分な脅威だが。
完全体?なら、今の強さにサツキ、ジキツキ他が加わると考えられ、ニンジャ大戦やカツ・ワンソーの規模が想像つかない。


リアルニンジャの名乗り

『クルシュナイ!頭を上げよ!』錆びひとつない鉄の彫像がサイコキネシスじみたパワーでメイヘムを強制的に立ち上がらせた。震えるメイヘムの前で、鉄の彫像はアイサツした。『ドーモ。コブラニンジャ・クランの戦士よ。ドクガ・ニンジャです』「アアアアア!」メイヘムは両目から激しく出血した。 23
「アアアアア!」脳の苦痛に悶絶するメイヘムを、ドクガ・ニンジャは情けなく見据えた。ニンジャの名のパワーが強すぎるのだ。『ならば貴様はこれより我をアイアンコブラと呼ぶ事を許す。ハゲミナサイヨ』「ア、ア……アイアンコブラ……サン」メイヘムは掠れ声を出した。「……メイヘム……です」24

【テンペスト・オブ・メイヘム】#3

リアルニンジャは個体によって能力が大きく異なるため、この描写だけでは名のパワーと耐性について殆どわからない。

ゴーグルのディスプレイ上に「射程範囲内な」の文字が灯る。信頼のおけるプロダクトだ。彼は有線マイクを口元に引き寄せ、号令を……「アイエエエエエ!」彼は目から出血し、悲鳴を上げた。ウインドウォーカーと目が合ったのだ。巨人は霧越しに、ただ彼を凝視した。間違いなく。ゆえに彼は狂った。22
「アイエエ!アイエエエ!」付け加えるなら彼はニンジャだった。しかしウインドウォーカーが押し付けてきたイドの力は破格過ぎた。「ガルガンチュア」彼は呟いた。それがウインドウォーカーの名乗った名だ。(後略)23

【ザイバツ・シャドーギルド】#1

名乗りの「威力」についての描写は以前もあった。
ただ、これは「アイアンコブラ」にあたる通名で、カイデン名ではない。

2部ドラゴン・ニンジャ、3部ドラゴン・ニンジャ、ヒャッキ・ヤギョ、キキョウジツのホロアイサツ、等々を考えると、物理世界におけるアイサツは、リアリティショック的な威力は無いことが多い。
とすれば、コトダマ空間であることが条件かもしれない。
キョート城におけるキンカクからの凝視も、コトダマ空間ゆえの影響。
同門、同じか近いニンジャクランの者だとより影響が強まる可能性もある。


ダイジャ・リインカーネイション・ジツ

強力ではあるが、完全な切断、貫通には無意味な気が。
殴り、燃焼が主体のニンジャスレイヤーには好相性だったようにも見える。
ドクガ・ニンジャは多頭蛇で、イメージとしてはヤマタノオロチなので、極まった?このジツなら、もっと厄介なのかも。すべての頭を切り落とさないと復活する、的な。


フィルギア

(前略)「……そこまでだ」霞む壁を易易と突き抜け、入ってきたのは、一匹のコヨーテだった。コヨーテはザナドゥを庇うように立ち、シナリイに話しかけた。「誰もお前の計画に同意しちゃいねえ」41

【テンペスト・オブ・メイヘム】#6

シナリイのトバリ・ジツ?を突破出来る。
魔人化していないため、これは物理的カラテではないはず(ザナドゥが弱過ぎるので、可能性0ではないが)。

彼女のトバリ・ジツは、他者の認識を拒み、隔て、守る……守る。視覚、嗅覚、ニンジャソウルの痕跡、それらを覆い隠し、決して追わせはしない。決して。彼女のトバリ・ジツを破れたものは一人として存在しなかった。それをフージ・クゥーチが破るまでは。 29

「ゼア・イズ・ア・ライト」#0

ソルスティス(コヨイ・ニンジャ憑依者)のトバリ・ジツは、フージ・クゥーチに破られているので、シナリイのトバリ・ジツ?もコトダマ能力が関わっている可能性がある。
ただ、これまでフィルギアに強力なコトダマ能力の描写がなかったので、急にコトダマ能力を前面に出すとも思えない。
そうすると、ジツを無効化する技術、リバースエンジニアリングする技術?
あるいはコヨイ・ニンジャに近いリアルニンジャ?

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