junichi osawa

18歳で脳出血を経験。専門領域は①特別支援教育×②就労支援×③ソーシャルワーク。特別支…

junichi osawa

18歳で脳出血を経験。専門領域は①特別支援教育×②就労支援×③ソーシャルワーク。特別支援学校教員免許状、雇用環境整備士、社会福祉士(現在取得中)。自身の疾病経験を踏まえた支援を日々探求しています。 https://tasuc.com/kamakura/

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映画「こんな夜更けにバナナかよ」から自立生活について考えてみた。

 こんにちは。末端冷え性を湯たんぽで越冬しようと試みる大澤です。このnoteでは、諸先輩方のさまざまな意見をもとにテーマを決めて、そのテーマについて深掘りして考えていきます。今日は、映画「こんな夜更けにバナナかよ」を題材に、「自立生活」について考えてみたいと思います。 映画「こんな夜更けにバナナかよ」  映画「こんな夜更けにバナナかよ」は、渡辺一史さん原作の同名の書籍を映画化したもので、大泉洋さん、三浦春馬さん、高畑充希さんなどが出演しています。障がいのある主人公が、ボラ

    • 熊谷晋一郎さんの言葉から「自立」について考えてみた。

       こんにちは。お正月のきな粉餅にハマり、それ以来ずっと抜け出せずにいる大澤です。このnoteでは、諸先輩方のさまざまな意見をもとにテーマを決めて、そのテーマについて深掘りして考えていきます。今日のテーマは「自立」です。  みなさんは、「自立」していますか? ◯自立とは「依存先を増やすこと」(熊谷晋一郎氏)  今日は、東京大学先端科学技術研究センターの熊谷晋一郎さんの言葉を紹介し、「自立」について考えてみたいと思います。熊谷さんは、ご自身も脳性まひを持つ研究者の方です。熊

      • 障がいのある方に対する「眼差し」とソーシャルワーク

         私は、障がい福祉分野においてソーシャルワーカーは、形骸化した個別の支援計画をただ形式的に更新していくのではなく、本人や家族を中心に、アセスメントに基づく活きた個別の支援計画の作成、活用、更新を先導し、一貫した支援を継続するために支援をつなぐ役割を担うことが、「真のソーシャルワーカー」として、求められていることだと考えます。なぜなら、各ライフステージに応じた支援環境の変化は誰にでも訪れることでありながら、例えば地域移行に際して、一貫した支援の継続がなされずに困った、という多く

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