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アシックスの健康増進プログラムを活用し今治市民の健康寿命を延ばす【株式会社今治.夢スポーツ/ パートナー:株式会社アシックス】

地方都市特有の健康課題に、地元JリーグクラブFC今治と世界的企業のアシックスが立ち上がった! 今治地域の人々の健康寿命を延ばすために、アシックスの先進技術「AHCC」を取り入れて健康増進を図る2社の取り組みに迫る。

地方が抱える高齢化、平均寿命と健康寿命の差(実装フィールド:今治市)

愛媛県今治市をホームタウンとする、Jリーグクラブ・FC今治。同クラブは老若男女さまざまなファンが多いのが特徴で、公式ファンクラブの会員数は約8,500 名、平均年齢は51.5歳。年長者からも愛されているFC今治だが、ホームタウンである今治市が抱えている課題のひとつに、高齢化社会進行、車社会、平均寿命と健康寿命の差の大きさといった健康不安がある。

アシックスが掲げる「VISION2030」とFC今治が「2025年に目指す姿」が合致して、共創がスタートした

そんな今治市の課題を「健康意識の向上」「運動習慣の定着」という点から解決しようとタッグを組んだのが、FC今治を有する株式会社今治.夢スポーツと、株式会社アシックスだ。両者はもともとウェアサプライ契約を結んでいたが、関係性はそれだけに止まらなかった。両者が掲げる長期目標が、スポーツを通して地域の人たちの心と体の健康を満たすという点にあったことから方向性が一致し、アシックスの先進技術「ASICS HEALTH CARE
CHECK (アシックス ヘルス ケア チェック)」を、まずは幅広い年齢層の会員を持つ FC 今治のファンコミュニティ内で活用することに。そして、 そこから 地域の健康に繋がる、新たなサービスを共創していく。

ヘルスケアデータとリアルなコミュニティを融合(株式会社今治.夢スポーツ/ パートナー:株式会社アシックス)

「ASICS HEALTH CARE CHECK」(以下「AHCC」)とは、アシックスがデジタル技術を活用して開発した健康増進プログラムのことで、このチェックを受けると自分自身で健康管理マネジメントができるようになる。歩行能力、体組成、認知能力、体力、ストレスなどの5項目から測定し、その結果から健全年齢や、心と体の健全度を測定してくれて、個別のトレーニングプログラムを案内してくれる。

FC今治が建設を進める里山スタジアムは、心の拠り所として365日人が集う場所

今回のプロジェクトの先進的な点は、アシックスが持つヘルスケアチェックのデータや知見ノウハウを、FC今治が持つリアルなアセット(経営資源)と掛け合わせた点にある。具体的には、FC今治が指定管理を受ける公園「しまなみアースランド」及び、新たに生まれるホームスタジアム「里山スタジアム」の2つの実装フィールドにおいて、FC今治のファン層を中心に「AHCC」を活用した体力判定、健康プログラム、ランニングイベント等を対面形式で行っていく(参加者は各回100名程度を想定)。個人で取り組むと離脱しやすいと言われる一般的なオンラインアプリとは異なり、「AHCC」にFC今治が持つリアルなコミュニティを掛け合わせることによって、交流ややりがいが生まれて継続的な取り組みが可能となるのだ。

リアル&デジタル両面で「きっかけ、継続、楽しむ」をサポート

今回の事業は、参加者にとっての「きっかけ」「継続する」「楽しむ」ことが重点に置かれている。まず体力判定を通して、自身の健康意識を向上させる「きっかけ」を作る。次に専門アプリを用いた健康プログラムやランニングイベントを開催して、リアル&デジタル両面から参加者に伴奏することで「継続」をサポートする。そして上記を行う上でもっとも重要とされるのが「楽しむ」こと。もともとFC今治のファン同士というコミュニティの中で実装するため、体験者同士が結束しやすく楽しく続けられる土壌がある。さらに例えば判定のときに、トップチームの選手より自分の記録が勝てば特典が付与されるなど、トップチームとの連携を強化することでやる気に繋げるコンテンツも予定されている。

健康意識向上と運動習慣定着に向けて実装へ

今後の取り組みとしては、2022年8月に体力判定イベントを、11月から翌年2月にかけて健康プログラム(「AHCC」測定+実践の4カ月コース)を、さらに定期的にアシックスランニングコーチによる指導&ランニングイベントを予定している(2022年6月に第1回目は開催済み)。市民の健康意識向上・運動習慣定着を図るFC今治とアシックスの取り組みを、今度も引き続きTRY ANGLE EHIME編集部では密着していく。

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