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登録セキスペ(情報処理安全確保支援士)のオンライン講習を受講しました

僕が昨年10月から登録している情報セキュリティに関する国家資格「情報処理安全確保支援士(通称「登録セキスペ」)の年に1回受講が必須の「オンライン講習」を土曜日に時間を見つけつつ受講しました。

今回自分は初めての受講だったので、ネットでもそこまで感想文が存在しなさそうだったので備忘もかねてnoteに記述していこうと思います。

まず、情報処理安全確保支援士とはどんな資格か? というと、日本の情報セキュリティに関する国家資格のうち、わりと「高度」の資格とされているもののようです。

「高度」というのは、経産省の外部団体であるIPAという団体の行っている「情報処理技術者試験」のカテゴリーに含まれているうちの「高度技術者試験」のレベルと同等とされているからです。

この試験に受かった経緯と勉強法などはまた別に紹介するとして、とにかくそれに昨年合格し、せっかくだから「登録」をしてみようと思いました。

その登録の維持には年間1回のオンライン講習の受講義務があります。
それとは別に3年間のうちに1回の特定講習? というような前の実際にワークショップ的なものを行う講習の受講義務もあります。僕はこれはまだ受けてないので今回はオンライン講習の話にフォーカスします。

オンライン講習という話で、6時間くらいを所要時間とするとされているのできっと講師の人が出てきて動画などで講義をするのを聞いたりするんだろうな、とか想像をしていました。
これとは別に受講しているGoogleのデータ分析の講義などは細かくコンテンツが分かれていたり、動画の合間にミニテストが挟まっていたり、スプレッドシートを使った手を使った作業などがあったのを思い出しました(あの講義もあと3ヶ月で終わらせねば)。

ところが、、、開いてみてびっくり。実際はPDFのスライドを各単元50ページくらいペラペラめくっていって、最後に5問の理解度確認テストを全問正解して終わり。それが6単元あるだけでした。

正直、内容は一般的なもので、テストについても合格した試験とは比べものにならないくらい簡単なものでした。
もちろん、一つ一つのリンク先の資料を見たりすると膨大に時間がかかるのでしょうけどもそこまでは必要の無い構成になっていました。

噂には聞いていたけども・・・。

せっかく受講するのだから不満ばかりを述べるのもと思い良い側面ももちろんありましたが、改善の余地はあるだろうな。と思いました。
だってこの試験に合格したときはこんな程度の勉強じゃなかったので。

でもこれは、「資格維持」という目的の講習あるあるだったりするんでしょうかね。

難しすぎたり、時間がかかりすぎたら誰もやらない。維持できない。

毎年のルーティンになっている・・・。

自分自身がこういうeラーニングを作ることの多い立場だったというのもあり、国家資格の維持のオンライン講習がこういうコンテンツ内容だったというのは結構学びがありました。

・・・というような内容ではありましたが、あまりにハードルが高いと万人に受けるものとしても不適切になってしまうのでこういう機会をうまく生かして情報セキュリティに関しての知識やマインドを自分自身で思い出すのが重要だと思いました。
特に、情報セキュリティに関する企業内における倫理やバランス感覚の部分は刺さるものがありました。
自分としてはこれをもっと違う形で伝えられる形を模索したいな、という宿題というか、ヒントをもらったような気持ちです。

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