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〈Chapter02〉仕事で使う文章には、必ずと言っていいほど目的がある

今回も、

山口拓朗著【そもそも文章ってどう書けばいいんですか?】より

noteを通じてアウトプットして、

よりインプットを効果的に高めていきます。


前回のChapter01に引き続き、

「社内向け・社外向けビジネス文書編」として、

大事だと思われるポイントをまとめました。

尚、Chaper01は以下リンクにて。


自分にとっての当り前が、必ずしも相手にとってのあたりまえではない


どんなにがんばって書いた文章であっても

それが読む人にとって、理解しづらければ

ただの不親切な文章にすぎません。

自分が伝えたいことではなく

読む人が知りたい事を書くことが

大人の文章です。

読者を置き去りにする文章は最悪です。


では、具体的にどのように書けば、

読み手に伝わるのでしょうか。

『この文章を読む人はなにも知らないかも知れない』

『この文章を読む人は忘れているかも知れない』

『見やすいように箇条書きにしたらどうだろう』

『より適確な表現・言葉を選択する』

こんな風に考えてあげることが大事なのです。


この『ひと手間』を加えることによって

のちのち自分の望む目的に近づくことができるのです。

まさに『微差が大差を生む』です。


相手にしてもらいたいことは、具体的に書く


例えば、イベントの出欠を集める案内文では、

返事の期限を『何月何日までにお返事ください』と具体的に示す。

人は思ったよりも怠け者です。

相手に何かしらの行動を求めるときは、

その行動を具体的に書く必要があります。

「きっと、やってくれるだろう」という甘え考えは

捨てましょう。

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仕事で文章を書くときには

遠慮や気恥ずかしは禁物です。

相手にしてもらいたい行動を具体的に書かないと

自分も相手も結局、損をします。

言うべきことしっかり伝えることで、信頼関係が築かれます。


文章を書く時には、目的を明確にする

仕事で使う文章には、必ず目的があります。

商品のセールス文
→ 【目的】 商品を購入してもらうこと
企画書
→ 【目的】 企画を採用してもらう
お詫び文
→ 【目的】 相手に許してもらう

では、目的を達成するためには、どうするか?

それは、文章に必要な情報を盛り込むこと


ラブレターにも、もちろん目的があります。

好きな相手に自分のことを好きになってもらうことでしょう。

では、その為には何を書けばよいのでしょうか?

正解はありませんが、

相手の立場になって考える。

どんな情報を盛り込めば

自分に興味・関心をもってくれるのか?

そして自分に好意をもってくれるのか?

そういう意識で文章を進めていくと

理想的なラブレターが出来上がるのです。


私もまだまだ、目的を意識した文章が書けていません。

日々、少しずつでも

誰に対しての文章を書いているのか?

その読み手にとって、何が伝えられているか?

これらをいつも意識して

文章を書いていきたいと思います。

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