【学校の謎】備品の購入は、どこまでが任意なのでしょうか?

先日、小学2年生の娘が
学校から1枚のパンフレットを持って帰ってきました。
それは、翌年の習字の授業で使用する
習字道具セットの商品案内でした。

娘:「この○○○のセットが欲しい」
母:「お母さんが昔使っていたセットがあるでしょう」
娘:「こっちの方がかわいいよ」
母:「中身は一緒だよ」
娘:「でも、△△ちゃんもこれに決めるらしいよ」
母:「そのデザイン今かわいいけど、絶対飽きるよ」
娘:「それでも欲しい」
母:「それじゃ、もらったお年玉で買いなさい」

パンフレットに掲載されている習字セットに魅せられた娘。
年に何回かしか使わないし、今ある習字セットを使ってほしい母。
両者の言い分がぶつかり
お互いに納得がいかないまま、
しばらくパンフレットを見つめる時間だけが過ぎました。
そして
数分後に結局娘が折れて
今のある習字セットを使うことになりました。

確かに、子ども頃はみんな新品をもっていた

娘の無念そうな表情をみて
そういわれれば
自分も同じ小学生くらいの時は、
周囲の友達はみんな新しい備品を使っていました。
我が家の場合は
制服は新品でしたが、備品は割と兄弟や知り合いのものが
まわってきて、それを半強制的に与えられました。
なので、たまに新しい備品が登場すると
嬉しかったのは覚えています。
やっぱり子供にとっては
新しいものや自分の好みのデザイン・イラストのものは
すっごくときめくのは当たり前なんですよね。

親の立場になって考えてみると

悪く考えると
学校での一括の備品購入は
学校側と納品業者側の癒着のような疑いを感じ、
必ず子供たちが食いつくよう魅力あるパンフレットを使い
上手に子供の心理を利用しているだけに
思えてなりません。
その商業的なパンフレットをみせられて
喜んで購入しようと考える親子さんって
いますかね?

そこまで思わなくても
「買う」「買わない」の選択を与えられず
もうどれを購入するか選ばせられている状態で
絶対に新規で購入しなければなりません」思想に
なんだか納得がいきません。

しかしながら
おそらく先生も
全部わかった上でそうしているのでしょう。
クラスの中では、
なるべくややこしい事態(隣りのモノが気になる)を
避けるためには仕方ないとの判断なのでしょう。

ただ、親の立場からすると
明らかに新規に購入する必要がないと判断した場合は
子どもが代用品を気持ちよく使えるような
気配りをしてもらえれば嬉しいです。

必要なものは、それぞれが揃えればいいのに

もう、単純に考えると
おのおの家庭で、備品など必要なものは
自分たちで揃えればいいと思います。
そうすれば、
このような無駄なストレスや言い争いが減るでしょう。

親としては
今あるものも新しく買うものも
大事に使ってほしいと願っているはずです。
そのつもりで
どれをどのように選ぶかを
子ども達と一緒に相談して決めたいですね。
少なくとも我が家では
そんな感じを目指したいです。

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