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カンブリア宮殿【魔法の道具店・飯田屋】の回で、経営における大事な事が勉強できた件

先日、たまたま視聴したテレビ番組にて、

とても心を動かされたので、記事にしてみました。

わたしは経営者ではないですが、

経営における大事なポイントを

この番組を通して、いくつか気付けました。

きっと、多くの方にも、職種に超えて同感できる点は

たくさんあると思いました。

今回、視聴したのは

テレビ東京のカンブリア宮殿でして、

2021年11月11日に放送された

「望みをかなえる魔法の道具店、驚きの喜ばせ経営とは」です。

公式HP内のバックナンバー


飯田結太社長いわく、私たちは〈喜ばせ業〉

舞台は、東京浅草、かっぱ橋商店街の料理専門道具店

そこの6代目飯田屋社長の飯田結太さんは、

「自分たちは喜ばせ業と思っています。」と何度もおっしゃってます。

売るな!をかけ声に、売上・ノルマ主義を捨て、

お客様の欲しがる商品を探して、提供することを重視している。

結果、飯田屋は大人気店になったのは

この飯田社長の経営哲学が間違っていない事の証です。


大ヒット「エバーピーラー」から伝わること

エバーピーラーは、お客様からの声から作られた

握力がなくても扱える、軽い力で切れ味が鋭いピーラーです。

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メーカーとの共同開発で5年をかけて完成した傑作です。

これでキャベツを千切りすると、ホントに美味しいキャベツの千切りが出来上がるのです。

飯田社長いわく、

お客様が求めているのは、キャベツピーラーではなく、

美味しいキャベツの千切り。

それを叶えてくれる道具を紹介しなければならない。


わたしもサービス業に従事していますので、

商品は違えど、飯田社長の言葉はすごく共感できました。

提供しているサービスの向こうにある

お客様が本当に求めている最良の状態を

いつも意識しているのか?

それこそが、サービスの本質ではないかと改めて考えました。


社員の幸せが繁盛店をつくる

これまでの飯田屋にとっての最大の危機が、

従業員の集団離職でした。

それは、売上至上主義に走っていた飯田社長に対しての

従業員の本音の声だったのです。

その時に、飯田社長がある経営セミナーの講師から受けた言葉が、

「あなたの指は自分自身に向いていない」というものです。

社長はミスをしたスタッフを怒っているが、

そのようにミスが起こり得る環境にさせているのは

いったい誰なのか?

そう、社長です。

指は社長を指しています。


このお話、ホントにドキッとしました。

わたしも人にミスを注意することがありますが、

確かにミスが起こる原因は、わたし側にもあったに違いありません。

そう思えば、怒る必要はありません。

むしろ、正確に教えていないことに反省するべきでした。

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因みに、飯田屋には

2万回ルール というものがあります。

これは、従業員は誰に対しても2万回まで聞き直しても良いのです。

そもそも、何回も聞くということは大事な事だからです。

大人が2回以上おなじ事を聞くのは誰だって嫌なものです。

だから何回も説明する必要があるとのことです。

とても納得できるシステムです。

こんなやり方があれば、

従業員は安心してお客様との接客にあたれます。


久しぶりにテレビ番組で面白い内容に出会えました。

また、心が動かされた番組や書籍などがあれば、

記事にしたいとおもいます。

お読みいただきまして、ありがとうございます。




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