見出し画像

アルバルク東京選手紹介(第10/11回)#21 平岩玄 #77 アルトゥーラス・グダイティス

シリーズ説明

・B.LEAGUE 2023‐24シーズン、アルバルク東京の選手について一人ずつ紹介と解説、期待していることを載せていく。
・筆者の知識はミニバスのアシスタントコーチまで。そのため技術について書くのは限界がある。
・誤解が生まれないよう徹するが、あくまで筆者が思う選手についての紹介なので、オタクがなんか言っていると軽い気持ちで読んで欲しい。

選手紹介順

#3   テーブス海
#0   橋本竜馬
#25  福澤晃平
#1   岡本飛竜
#75  小酒部泰暉
#9   安藤周人
#23  レオナルド・メインデル
#8   吉井裕鷹
#22  ライアン・ロシター
#11  セバスチャン・サイズ
#21  平岩玄(今回)
#77  アルトゥーラス・グダティス(今回)
#10  ザック・バランスキー(C)
#おまけ選手α
#おまけ選手β
#可能ならスタッフ、チア、ルーク。



今回の記事について

今回の記事はこれまでの形式とは異なり、紹介選手の説明が概要程度になります。理由は以下の通りになります。ご期待に沿えず申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
#21 平岩玄
参考となる試合数が少なく、出場時間が短いため。また、出場タイミングが戦局に大きく左右されない場面が多いため。
#77 アルトゥーラス・グダイティス
参考データとなる出典先の信頼性が低い。また、得られた試合映像が少なく分析が行えないため。

#21 平岩玄

ファンのためにと高評価を付けることは難しい。読者が減ることを覚悟して記すと、現状の平岩玄はB1で通用しない。これは平岩玄自身の能力値にも理由はあるが、Bリーグという環境の部分が大きく影響している
まず、純Cのポジションは外国籍選手の起用が基本形だ。(無論、オンザコートルールが撤廃されれば他のポジションも同様の結果にはなる。)そのため、現在のBリーグでCとして通用する日本人選手はいない。一人もいないのだ。ワンポイント(DF力だけで等)でならば、シェーファー アヴィ幸樹(三河)、川真田紘也(滋賀)、渡邉飛勇(琉球)と指は折れるが、試合を支配するような活躍は出来ていない。センターとはそもそも日本人選手が活躍できないポジションである、それをを再理解していただいた上で次に行って欲しい。
 
Q:じゃあ、平岩玄はA東京に要らない選手なの?
A:絶対に要る。寧ろ『控え日本人センター』は死ぬほど需要がある。

 
インサイドは怪我が絶えず、離脱者が多い。加えてCとPFの兼任選手が多いため、一人の離脱がインサイド強度を大きく下げてしまう。それは外国籍選手の住処では致命的な弱点になるのだ。そのため、ある程度でも外国籍選手に対抗できる体躯を持つ選手は大変重宝される
しかし、その体躯を持つ選手が少ないので獲得には苦労するのだ。それに、B1でも控え選手で試合に出られないならと不満を感じ、プレイタイムを求めてB2等への移籍も有り得る
マネジメントから考えれば、チームの為なら控えでも良いと在籍してくれる日本人ビッグマンは喉から手が出るほど欲しい。希少に希少を重ね合わせた存在だ。
 
残りで彼を語るなら経験不足。外国籍選手が出ずっぱりなので、もっと試合に出て『通用する長所』をさらに伸ばして欲しい。
――そのためアジア大会には期待していたのだが……。
今は後遺症の無い回復を祈るしかない。


#77 アルトゥーラス・グダイティス

ネットの情報が出典不明でキャリアのスタッツが信用性ないし、映像も少ないから全部推測で書くしかねぇ!!
昨シーズン彼が所属していたのは、リーグランクが『1』のギリシャリーグだ。ギリシャリーグの戦術傾向などは専門外なので、センターポジションの価値も日本とは異なるとしか言えないが、そのリーグで平均得点8.6となれば日本では平均得点2桁は余裕であると思う。(思いたい)
そしてポジション的にはアレックス・カークの後釜になるのだが、強いて上げるならばここに不安点が残る。
アレックス・カークは腰の怪我が難点だが、その怪我を負うまではリーグ屈指のパワーと跳躍力を有していた。また、田中大貴とのセットプレイ(タナカーク)で分かるように、献身的に働くためダンクの量産にも至った。そのため、A東京として純Cの最大値は怪我前カークとなるのだが……、そこまでの活躍は予想できない。
それはBリーグという環境の変化(リーグ・選手の成長)も起因するが、想像よりもプレイに粗雑な部分があるからだ。川崎とのプレシーズンでは無理矢理なシュートが多く、身長のアドバンテージも効果的かと言えば言葉が詰まるライン。イベントでMC(南隼人)が「加入して直ぐだから」とのようなことをおっしゃっていたが、本当にそうであることを願う。
――とは言え、リトアニア代表時代はアドマイティスHC直々の指導を受けていたため、人間としての性格面は問題ないはずだ。9月なのにメチャ熱な気候か、気持ちの空回りであろう。

※ここからは超推測。
AKの方が献身性とBリーグの知識は上。
AGの方が健康と情報秘匿性(弱点がバレてない)は上。
スピードと跳躍は同程度、キレはAGに軍配(?)。(←の3つが上がってこないとプラス補強であっても、優勝補強とは言えない)。

次回

次回は『#10 ザック・バランスキー』キャプテンの紹介です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?