英文チェックでの迷いを見抜かれ、叱られて気づきに変わった話
海外営業部署での英語担当ということで、いろいろな方のメールや資料の英語をチェックするうちに、ある迷いが出てきたことがある。
私の視点でチェックして、英語を変えているけど、営業担当の皆さんはこれまでずっと自分たちの英語でやってきた。
その人の持ち味もあるだろうし、私が手を入れることで、皆さんの個性がなくなるのでは?
それに、直されることを繰り返していくと気分も悪くなりはしないだろうか。
だから、最低限の文法だけ直すというのはどうだろう?
そうして、やや文が長めのメールを、文法だけ直して返してみた。
すると、メールのccに入っていた一番トップの上司に呼ばれた。
上司「今日はなんでちょっとしか直してないの?」
Sunny 「はい、できるだけ◯◯さんの文章を活かそうと思いまして」
上司「でもさ、そういう自分たちのやり方でやってきたからこれまで誤解があったり、伝わってなかったりしたんだよ。
このメールだって、文法は直ったけど、長くて読みにくいよ。
ここの皆はTOEICの点は取れてるかもしれないけど、実際に伝わるように書けるのかと言うと、そこは全然違うよ。
英語での表現方法とか、普通の人の視点だとどう感じるか、教えて貰えばみんなの勉強になる。
私も窓口はWindow person* だと思ってたから。
だから、変な遠慮なんてしてないで、
どんどん直しなさい。」
Sunny「はい、承知しました。」
そうか、私は元の文を活かすといいながら、
遠慮していただけなのかもしれない。
違う意見を言うことで、ぶつかることや反対意見を恐れていたのかもしれない。
結局は、自分のための守り行為だったのかと。
でもそれだと、皆さんのためにならない。
英語の勉強でも、仕事の進行でも。
だからぶつかることを恐れずに、まずは自分の意見を伝えてみよう。
頭も気持ちも、クリアになった。
気づきを与えて下さり、ありがとうございます。
そう思いながら、パソコンに向かった。
*ちなみにwindow person についてはこちらで詳しく書いてます↓
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