【面接】障がいについて詳しく聞いてもOK?
障がい者雇用の経験があまりない企業の経営者や人事担当の方から、こんな質問を受けることがあります。
「面接で障がいのことを色々聞いても大丈夫なの?」
面接で「障がいについて質問する=その人のナイーブな点に触れる」ことになるので、
面接官としては非常に気を使うのは当然です。
詳しく聞かなければミスマッチを防げない
ただ、入社後のミスマッチを防ぎ、障がい者が働きやすい環境を整備したり、具体的にどのような点に配慮が必要かなどを判断したりするには、
障がいについてできるだけ詳しく質問する必要があります。
障がいについて聞くことは、決してNGではありません。
障がいについて質問する時は、本人の了承を
まず、企業には安全配慮義務があり、従業員の障がいの程度や困難なこと、緊急時の対応などを把握する必要がある、という点を
障がい者に充分理解してもらいましょう。
入社後の配属先や業務内容、働くためにどのような配慮が必要かを検討するために、
色々な質問をすることを本人に説明し、同意を得た上で面接を進めましょう。
家族についての質問は就職差別に
障がい者に対して就職差別にならないような配慮は、面接時だけでなく募集から選考までの各段階で必要となります。
また、障がいの有無に関係なく、本籍や住所、家族、思想信条など
応募者の適性や能力に直接関係のない事柄についての質問をすることは、就職差別となります。
ただ、障がい者雇用で働くということに家族(特に両親)の理解が得られているかを確認したいというケースもあるのは事実です。
その際は
「ご家族はどうおっしゃっていますか?」
「応援してくれていますか?」
といった聞き方にするなど、家族に対する質問とならないように気を付けましょう。
障がい者を面接する際には、これらの質問してはいけない事項に十分に注意することが大切です。
雑談から本人を知ることも
面接という緊張した場面で、本当の状態や気持ちを聞くのは難しいものです。
障がい者の面接では、応募者がリラックスして
「この面接官ならなんでも話せる」
といった安心した気持ちになるような状況を作ることが大切です。
かしこまって質問すると、どうしても緊張してしまいがちです。
雑談を通じて応募者について知るような面接の進め方も検討してみましょう。
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