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オリタ・ノボッタ氏(織田浩司氏)のポップス授業(東京音大吹奏楽アカデミー専攻)

東京音大吹奏楽アカデミー専攻にはバンドディレクションという授業があり、吹奏楽関係する様々なテーマで毎週授業を行なっています。
吹奏楽指導者の方に講義をしていただいたり、吹奏楽の教則本研究や、秋学期(後期)には4年生それぞれがアカデミーの学生と講師による吹奏楽団を指揮・指導をします。

そして先日、この授業にサックス奏者のオリタ・ノボッタ氏に講師として来ていただき、ポップスの奏法や解釈についてのレクチャーをしていただきました。

向かって右にいらっしゃるのは作曲家の天野正道先生

オリタ・ノボッタ氏(織田浩司氏)は、米米CLUBやBIG HORNS BEEとして活躍する他、吹奏楽の世界にも積極的に参加され、レコーディング、部活指導やゲスト奏者、指揮者、コンクール審査員や執筆など多岐にわたる活動をされていらっしゃいます。

しかし何と言っても僕はですね、米米CLUBなんですよ。若い方は米米CLUBと聞いてもあまりピンとこないのかもしれませんが、1976年生まれの僕が中高生の頃に大ヒットしたバンドです。

中学生の頃にJAL沖縄のCMでテレビから流れてきた「浪漫飛行」に感動してCDを聴きまくり、高校生の時のテレビドラマの主題歌になった「君がいるだけで」でホーンセクション(サックス(オリタさん!)、トランペット、トロンボーン)のかっこよさに感動し、高校の吹奏楽部でこの曲を演奏してめちゃくちゃ楽しかった記憶が未だ残っています。

それがきっかけで米米CLUBのCDを聴きまくり、ヒット曲以外のオモシロい曲やバラードやら方向性が定まらない何でもできちゃうすごいバンドだと知り、楽しく聴いていました。

あ、そういえばご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「音大生がJ-POPをを本気で歌って演奏してみた」とサムネで公開している「J-POP CLASSIC CLUB TOKYO」、という動画があるんです。

僕の世代から、年上の方あたりが若い頃にヒットした作品を今の音大生が編曲し、演奏している動画で、東京音大の学生がやっています。みんなとっても楽しそうで、活き活きと歌い、演奏している姿がとっても素敵なのでぜひ見てください。

その第一回目として公開したのが米米CLUBの「浪漫飛行」でした。

そういうことで、オリタ氏が来校されるのを楽しみにしていました。

とっても気さくで楽しい雰囲気の中、ポップス音楽の作りやそれを演奏する上でのポイントを、ニューサウンズの「青春の輝き(カーペンターズ)」と「宝島」をオリタ氏が実際に演奏してくださいながら指導していただきました。

指揮をされているのは作編曲家の星出尚志先生

オリタ氏の熱く歌い、時には伸びやかに自由に歌う演奏を堪能させていただきました。最後に一緒に写真も撮らせていただきました。

ありがとうございました!


荻原明(おぎわらあきら)


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