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アクロバティックな論理展開で、同性カップルの人間関係を規定する法制度の不存在が憲法24条に反し違憲と主張する札幌高裁の判断に対する、立法不作為を理由とした違憲判断の権力分立と民主主義への侵襲の観点からの批判
序 令和6年3月14日の札幌高裁の判決に関し、権力分立が保障された国家の主権者たる一国民の立場から、アクロバティックな論理を以て権力分立と民主政への侵襲性が最も高い立法不作為への違憲判断を行った裁判官3名の、国家権力を壟断する振る舞いに対して以下に厳しく批判をしたい。 札幌高裁判決全文 https://www.call4.jp/file/pdf/202403/04097ed5db19a01e5f19d1c99857d8be.pdf 本批判を行うに当たっては、前提となる