見出し画像

2020年テニスメーカーの動向!

テニスファンにとって楽しみな1つが、新年を迎えた時に人気選手の用具(ラケット・ストリング・ウェア・シューズ等)が変更している事も興味あるニュースだと思います。多くのプロ選手の場合、基本的には12月31日で契約が終了し、年を越して1月1日から(同じメーカーと)そのまま契約更新なのか新規メーカーに変更になるかのどちらかです。ですから、注目選手の用具変更となると毎年1月1日に各メーカーからホットなニュースとして情報発信されて話題になります。2020年はどうですかね!?

もちろんメーカーにとっては、この新規選手契約というのは大きなニュースとしてテニス関連サイトやファン同士の話題に取り上げてもらうのはもちろん、最終的には用具の販売に繋がる販促活動(プロモーション)の一環として行われます。そのため、この活動が積極的に行われているメーカーは今テニスビジネスに力を入れて(ある意味、今後の種まきとしての投資)勢いがあるメーカーと考えられます。人気プロ選手だけではなく、将来有望視されているジュニア選手の契約変更でさえ、今は大きなお金(契約金)が動く時代ですので新しい年を迎える時の要注目事項の1つです。

例に挙げると、まずバボラ。突然のニュース(もしかしますとエージェントや契約会社にはもっと事前にアナウンスがあった可能性はありますが)でインパクトあったのが、C.ウォズニアッキ選手の2020年全豪後の引退。今でこそランキング的には下降気味ですが、元世界No.1でグランドスラムタイトルも獲得、テニス以外でもモデルをするなどメディアに取り上げられる機会が多い人気選手だけに(着用ウェア・シューズメーカーのアディダスもそうですが)バボラの看板選手が全豪後にいなくなってしまうのは今後のイメージにおいても、次の新規契約選手に結びつけたい思惑はあるのではないでしょうか。

画像1

次にダンロップ。グランドスラムやATP大会へのオフィシャルボールサポート、そして欧米の巨大アカデミーとの契約を締結させるなど2019年は競合他社以上に最もインパクトを与えた企業の1つであることは間違いないです。ただ、個人的には今の段階ではまだ今後に向けた投資段階とも感じています。もちろんテニスラケットビジネスにも更に力を入れていくでしょうし、その中でこれから他社のように有名プロ選手の獲得にもっと動いていくのかどうか(その為の影響力あるアカデミーとの契約であるのかどうか含め)今後注目していく必要はあると思います。

最後に選手でいうと、ロシア男子選手のA.ルブレフ選手。ウイルソンのラケットを使用していましたが、今シーズン途中から黒塗りラケットをしながらプレーするのが続いていますので、2020年から契約が変更になる可能性が高そうですね。おそらくヘッドでしょうか。もしこのような事にもご興味ある皆様おられましたら、是非2020年1月1日以降の情報共有お願い致します!ちなみに、近年で最も大きなインパクトを与えたのが、R.フェデラ選手のアパレルがナイキからユニクロに変更になった事ですかね。しかもシーズン途中のウィンブルドンからという、あの変更は(事前から水面下では進んでいたとはいえ)トッププロ選手の中では異例だったと思います。

2020年はオリンピックイヤーであり開催は日本。日系企業が積極的に動いている可能性は十分に予想できますね!これも1つ、年が変わる楽しみにしたいと思います。

ヨーロッパテニス留学(遠征)

HP http://www.masato-sugita.com/index.html
お問い合わせ先 masato.sugita824@gmail.com(椙田/スギタ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?