ちゃた@ゆっくりデスボイス教室

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ambient VCボイストレーナーのちゃたです。デスボイスの原理について日々研究中。Twitterでもデスボイスに関する豆知識や練習法を日々発信してます!リプライやDMで質問もお待ちしてます!

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デスボイス、フライスクリームの出し方 (エッジボイス+裏声で出来ない人向け)約18000字+サンプル音声+音声診断1回付き

まず最初に一つ質問ですが、 エッジボイスを練習してデスボイスが出せるようになりましたか? 今まで見てきた中で、エッジボイスを練習してフライスクリームが出せるようになった人はごく僅かです。その中でも先天的に高音域に強い方が多い傾向にあります。 フォールスコードスクリームに比べ、声帯の物的な質量に左右されやすい発声であると感じています。 高めの音域をお持ちの方は元より声帯の圧縮に必要な労力が小さいのでフライスクリーム発声において非常に有利になります。 逆に音域が低めの方、(バ

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    • 歌の才能とは

      まず初めに。 歌は才能だと思います。 そして基本的に全ての能力は先天的なものに左右されると思っています。 最近では才能や遺伝という言葉がタブー視されなくなってきました。 これも情報化社会における社会通念の変化なのかもしれません。 才能じゃない。練習すれば誰でも上手くなれる。 これは誰でも初期能力値から見て上手くなれるという点では間違いではありません。 しかし、10年以上練習した人は上手くなれる上限、自分の限界というものに薄々気づき始めているかもしれません。 ぼく自身

      • ラウド、メタルコアに使われるほぼ地声のようなシャウトは何なのか

        メタルコア系の音楽をよく聞く方は地声を大きくしたような音質のシャウトに遭遇する機会が多いと思います。 デスボイスは歪みの成分が大半を占めているのに対し、こちらは地声9割歪み1割ぐらいの感覚です。 今回はそのシャウトが一体どういった発声なのか解説していきます。 (これは音量の大きいフライスクリームを指しているわけではなく、slipknotのコリィ・テイラーのような怒鳴り、がなり声を含む中低域の地声シャウトについて書いています) ちなみにチェスター・ベニントンはフライスクリーム

        • 初心者向け デスボイス習得までのロードマップ

          この記事ではデスボイスを練習する際の効率の良いカリキュラムを考察していきます。 ⭐︎この記事における初心者の定義 1.デスボイスは出したことがない 2.ミックスボイスは未習得 3.息漏れのある裏声は出せる この3点を基準として最短でデスボイスを出せるようになるまでの計画を考えます。 到達地点は低域〜高域まで満遍なくカバーできる状態として策定します。 段階図 息漏れのない裏声を脱力して出す練習 ↓ フライノイズを練習する(フライノイズが不可能な場合は被裂ノイズを先に

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        デスボイス、フライスクリームの出し方 (エッジボイス+裏…

          雑記.フォールスコードスクリームって結局なんぞや?

          よく高音域はフライスクリームで中低域はフォールスコードなんだよ。と耳にします。 果たして本当にそうなのでしょうか? 実は明確に答えるのは難しいです。 (前提として人それぞれ音域は違うので、その人個人の持つ音域の中で高いか、低いかという尺度を音域の基準として考えます。) まず低音域から考えてみますが、フライスクリームしか出せない人も低音域のグロウルは発声できる場合が多いです。 これは口を開けて発声するとわかるかと思いますが、低音域のフライスクリームを用いたグロウルは共鳴

          雑記.フォールスコードスクリームって結局なんぞや?

          声帯を傷めないためのケアとおすすめのボイスケア商品について

          声帯を傷めるリスクを回避するには発声練習は声のトーンや音域を向上させるために重要ですが、不適切なやり方で行うと喉を傷めるリスクがあります。 特にデスボイスの発声練習においては、習熟するまでは過剰な圧力を声帯にかけやすいため、注意が必要です。デスボイスは特に発声練習中に過度な力を加えたり、高音域での無理な声出しを行いやすく、声帯に負担がかかります。やりすぎると声帯に炎症や腫れを引き起こし、声の質を低下させる可能性があります。 通らなくなったり掠れたり。そうなったらイエローカー

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