新たな課題〜単純作業を続けていくモチベーション

…ということで、新たな課題が見つかりました。

精神障害で雇用された人って、おそらく私だけじゃなく、ほとんどの人が単純作業から仕事を任されると思います。
「急に休まれてもオッケー👌」「負担や責任を感じなくても良い仕事」であるのが主な理由かと。
私も働き始めた時(5年前くらいですね)は、明らかに頭の働きが落ちていて、与えていただいた単純作業は丁度良いか、体調の悪い時はギリギリこなせるか、といった程よいレベルのものでした。

……が、

回復して脳の働きが良くなってくると、当然ですが仕事内容が一気に歯ごたえのないものになります。
言葉を選ばずに言ってしまえば、簡単すぎる…。
厄介なことに、障害者もスキルを上げてしまうのですね。

しかし、体調が安定していない精神障害者に任せられる仕事ってやっぱり限られてきます。
ということで、今の課題。

いかにストレスを溜めずに、
単純作業を毎日やるか。


モチベーションの維持が本当に難しく、ものすごくストレスです。そうでなくても家に帰れば家事(これまた単調)が待っていますから、あまり苦に感じずに流せるようになりたいところ。
私の祖母は、60越えたあたりから完全専業主婦でしたが、毎日テキパキやってましたね。「これが私の仕事だもん。」って言いながら。ここらへんに何かヒントがありそうです。

実は先週が通院日でして。主治医にモチベーションが上がらなくて悩んでいると、相談したんですね。
そしたら返ってきた言葉が「仕事変われば?もっと良いとこあるよ。」でして(苦笑)。
もっと良いとこ…ありますかねぇ……。
どうもお医者さんは障害者雇用に対しての期待値が高すぎる気がする。営利企業で障害者を抱えるって、大変ですよ。行政ならともかく…(行政の人も決してラクではないだろうけど。)
やっぱりみんな必死にやってる中で、障害者だけが「配慮してください」「程よい仕事をください」っていうのは無理があると思う。障害者側も歩み寄らないと、共生させてもらうのは難しいんじゃないかなぁ。
そんな話を主治医にすると、「それは一世代も二世代も前の考え方だよ〜」って笑われちゃいましたけど、本当にそうでしょうか?法律などは整ってきてはいるけど、受け入れる現場はまだまだ戸惑いが大きいのが現状だと思う。だいたい、精神障害って、なってみないと分からないことが多すぎる。それを全て勉強して、想像して雇用してくれるのですから、企業の方も大変です。しかもそれがメインの仕事でもないのに…。


でも障害者としてお願いできるのであれば、病名から人となりを想像するのではなく、まず一緒に働かせていただきたいです。立場が上の方なら、例えば新卒の新入社員を見て「この人はこんな適性がありそうだ」「こういう業務は苦手そうだ」と判断すると思うんですけど、できれば同じように見ていただけたら。同じ病名がついていても、同じ症状とは限らないので…。
(例えば私の発症のきっかけは、不慣れな割に責任の大きい仕事を1人で連日時間外までやっていたことでした。だから「うつ病」って言っても、対人関係が怖かったり、注意されるのが苦手だったりはしないんです。むしろ地方公務員でしたから、市民の方に理不尽に怒鳴られるのも仕事の一部でございました(笑)。でも今の職場は何か私が間違えててもコッソリ直してくれちゃいます💦注意しない方が良いと思われている可能性大!💦💦)


少し話が逸れてしまいましたが、最近はこんな感じで単純作業と格闘した末に疲れ切ってます。でも単純作業もせっかく用意していただいた仕事!心を少しずつ入れ替えて、毎日淡々とこなせるように努力していきたいです。

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