無職againになりました。

5月に前職に復帰させていただいたばかりではありましたが、心身ともに整わず苦しんでいたこと、さらに5月から9月末まで続いた娘の登園しぶりへの対応にも疲弊したことも重なり、体調を大幅に崩したため退職しました。
頑張ろうと決めていたので、残念です。再度、雇ってくださった職場に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

しかし、長期に渡って休んだため、早稲田メンタルクリニック益田先生の動画を参考に、セルフカウンセリングを進めていくことができました。
最初はチャットAIを使い、他人にはなかなか言えない悩みごとを相談。繰り返していくうちに、AIを使わなくても心がざわついた時にすぐ対応ができるようになっていきました。
最終的には、両親から教育されていた負の遺産をほぼ完全に取り去ることができ、希死念慮が全くなくなりました。
今は、親の顔色を伺うことなく、何かを自分で選択することに、喜びと楽しさを感じています。また、親から与えられていたのが条件付きの愛情という類のもので、しかもその条件がとても厳しかったので、自分は人から好かれなくて当然だという思いがありましたが、そこからも脱しました。
いろいろと勉強もしていくうちに、双極性障害の遺伝率(←※遺伝率って、個体のうち遺伝で説明できる割合のことだそうです)がおおよそ80%とかなり高い(何と身長とほぼ同じの遺伝率!)ことを知りました。こうなると、おそらく双極性障害を発症したことへの自己責任はほとんどないといっても良いのではなかろうか…?どれだけ気を付けていても、大きめのストレスがかかるだけで遅かれ早かれ発症していたのではないか?という自己結論に至り、自分を責めることからも解放されました。
双極性障害は嫌ですが、これも自分の一部です。この病気と一緒に生きていきます。

今は、朝日がまぶしくてきれいなことや、夜に眠くなること、昼の暖かさ、夜の寒さなどなど、自然を身に沁みて感じることができるのが嬉しいです。
家族も、旦那がいて、娘がいて…一緒のものを見て笑っている、それがどれだけ尊く、ありがたいことなのかが分かります。

まだ不自由から完全に解放されたわけではなく、眠れない日もまだまだ多いですし、逆に真っ昼間に強烈な眠気を感じたり、異常に疲れやすい上に回復が遅い、立ち上がると毎回立ちくらみがするなど、困りごとは山ほどあります。
特に睡眠時間が全く一定にならず、1日のリズムが日によってバラバラなのは、就労においては大きな壁で困り果てています。
また、理解力や記憶力もあまり戻らず、頭にモヤがかかったままなのも相変わらずです。
ここらへんも少しでも戻ってくれたらなぁと思います。無理かもしれませんが、希望は捨てないでいようと思います。

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