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フォークリフト免許の取得手順・費用・日数についてとあれば便利な資格取得までの流れを解説します

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・フォークリフトについてわかる
・フォークリフト免許の取得手順や費用、日数、申請に必要な書類がわかる
・フォークリフトの免許の申し込みから合格発表までの流れがわかる
・フォークリフト免許が必要とされる業界についてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック


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1.フォークリフトとは?

・トラックの荷台に貨物をパレットごと積み下ろしをする車両のことを「フォークリフト」と呼ぶ
・国内で活躍するフォークリフトは全部で12種類
・一番広く普及しているのが、カウンターバランス式と呼ばれるタイプ
・燃料は、ガソリン、軽油で動くディーゼルエンジンのものがある
・最近は環境問題に配慮し、水素式のフォークリフトや電子式フォークリフトも登場している

活躍の幅はとっても広い!
・フォークリフトが特に活躍できる業種は、鉄工業、木材業、食品業界の3つで、ほかには、解体や造園、産業廃棄物処理といった重量物を扱う業種
・重量物を運んだり、箱詰めされたものを積み下ろししたりするのであれば、フォークリフトの免許はあると良い

2.フォークリフトの運転・操作に必要な免許や資格とは?

・フォークリフトの運転・操作を公道で行う場合は道路交通法が適用される
・私有地内で運転・操縦する場合も労働安全衛生法が適用されるため、いずれの場合も無免許では操作を行うことができない

公道走行には特殊免許が必要
・フォークリフトで公道を走る場合は、国土交通省や市区町村への登録を行い、ナンバープレートの交付を受ける必要がある
・フォークリフトの運転には小型特殊免許・大型特殊免許を持っている必要がある

最高速度15km/hが大型小型の境界線!
・フォークリフトの最高速度が15km/h以下のものは、小型特殊免許が必要
・小型特殊免許自体は、普通~大型までの各種免許のいずれかを持っていれば運転できるので、小型特殊免許だけ取りに行く必要はない
・何も運転免許も持っていない場合は、小型特殊免許を取る必要がある
・15km/h以上のスピードが出るフォークリフトは、大型特殊免許が必要
・フォークリフトを運転する時は、持っている免許に注意が必要

操縦にはフォークリフト免許が必要
・労働安全衛生法が適用されるため、フォークリフト免許と呼ばれる操作資格の取得が必要
・運転免許とは別物なので決められた教習所で講習を受ける必要がある
・フォークリフト免許は、「フォークリフト運転特別教育修了証」、「フォークリフト運転技能講習修了証」の2つがある

フォークリフト免許を持っていても荷物を積んだままの公道走行はNG!
・運転免許・フォークリフト免許を保有していても、貨物を積載した状態での公道走行は禁止されている
・理由は、フォークリフトには「最大積載量」の設定がないからである
・公道を、パレットを載せたまま走っていると道路交通法違反になる

無資格でのフォークリフトの運転や操作は違法行為として処罰される
・フォークリフトの運転・操作は危険が伴うことから、フォークリフト免許を持っていることが運転・操縦の条件
・無資格でフォークリフトの運転・操縦をすることは違法行為となり、処罰される

処罰対象と処罰内容は以下のとおり
処罰対象
・無資格でフォークリフトを運転・操作した本人
・フォークリフトの管理を行う会社(フォークリフトの保有者)
・フォークリフトの管理を行う会社の代表者
処罰内容
・無資格運転・操作を行った本人:50万円以下の罰金または6ヶ月以下の懲役
・フォークリフトの管理会社と代表者:50万円以下の罰金または6ヶ月以下の懲役

3.フォークリフト運転資格の取得方法や取得手順・日数・費用は?

・フォークリフトの運転・操作に必要なフォークリフト免許は物流業界にとって必要不可欠な資格

取得する資格で取得手順・日数・費用は異なる
・フォーリフト免許には2つの資格が存在し、次に挙げるように違いがある

【最大積載量1トン未満のフォークリフト】
・受講資格:18歳以上
・教育科目:学科(6時間)及び実技(6時間)
・教育日数:最短2日
・取得費用:約15,000円

・フォークリフトメーカーや一般社団法人で行われてる
・実施している団体に申し込み、修了すれば「フォークリフト運転特別教育修了証」を取得できる
・期間も短く、フォークリフトの操縦に関わる資格で、普通免許があればさらに日数が少なくなるといったメリットがある

【最大積載量1トン以上のフォークリフト】
・無免許・無資格:35時間  平均約5日  約50,000円
・自動車免許・大型特殊自動車(限定)免許 :31時間  平均約4~5日  約40,000円
・運転特別教育修了証取得者(実務経験3ヶ月以上): 15時間  平均約2~3日  約25,000円
・大特車免許及び自車免・大特車(限定)免許と転特別教育修了証取得者(実務経験3ヶ月以上): 11時間  最短2日  15,000円

・各都道府県の労働局長の指定を受けた教習所などで行われている
・基本講習科目は学科(11時間)・実技(24時間)で、持っている免許や資格で運転技能講習が免除され、修了証取得までの日数や費用も少しずつ違う
・講習最後に行われる試験に合格する必要がある
・テキスト代は1,500~2,000円前後で、他に写真代が最大で1,000円程、サイズ規定に合っていれば自分で撮影したものでも使用可能
・フォークリフト免許には更新がなく、一度提出した写真は一生そのままなので、こだわりたい人は選び抜いた1枚を準備しよう

地域によって免許取得費用が違う
・車の運転免許と同じく、実は教習所や地域ごとに講習にかかる費用が違う
・以下に地域ごとのフォークリフトの免許が取得できる教習所の金額をまとめたので、あくまで目安ですが、参考にしてみてください。

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・金額はあくまで平均値で、すべての教習所がこの金額ではない

教育訓練給付金でさらに安く!
・厚生労働省が行っている「教育訓練給付金」が使うことで、さらに安くフォークリフト免許を取得できる
・条件として、現在雇われている人は、雇用保険の被保険者期間が3年以上経過している人、離職中の人は、雇用されていた期間が3年以上で、かつ離職から1年以内となっている
・審査が通れば、費用の税抜き価格から20%の額の給付金を受けられる
・受付はハローワークで、対象となる教習所の指定がある場合もある
・この給付金を受ける場合は教習所に申し込む前に申請が必要になる

4.フォークリフト免許の申し込みから合格発表までの流れは?

申し込み・予約は期限内に迅速に!
・通いたい教習所で入校手続きをし、申込用紙と住民票原本、講習料金の3点セットが必要、申込は直接訪問や電話、FAX、郵送のいずれかになる
・遅くても1週間前までに予約を入れ、期日を過ぎると、もう一度申し込み手続きからやり直しになってしまうので注意

学科試験は講習をきちんと聞いていれば難しくない!
・持っている免許によって時間数が違うが、学科の内容は7つに分けられる
・きちんと学科講習を受けていればそれほど難しいものではない
・試験では項目ごとに必要な正答率が決められているので、注意が必要

実技試験の方が重視される!
・学科試験の次は実技試験で、実技講習は24時間ある
・フォークリフト免許では、学科よりも実技の方が重視される
・実技講習内容は、点検、乗車、発進、周回走行の4点で、上手に操縦出来ていても失格規定に触れてしまえばその時点で講習はやり直しになる
・100点中70点がが合格の条件で、講習は全体を通じて、1日でも休むとその時点で不合格になり、遅刻早退も同じ扱いなので注意
・講習をすべて終了し、試験に合格して始めて免許が交付される

気になる合格率は低くない!
・実技重視で、難しそうだが、フォークリフト免許の合格率は非常に高い
・合格率は驚異の98%以上、それほど難しいものではない

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