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高所作業車の資格の取得方法や車両の特徴などについてまとめました

高所作業車についてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・高所作業車についてわかる
・高所作業車の作業に必要な資格と講習についてわかる
・高所作業車の資格受講場所についてわかる
・高所作業車の運転に必要な免許についてわかる
・人気の高所作業車や代表的なメーカーについてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

高所作業車3-min

1.高所作業車とはなにか

・『高所で作業するための、作業床(人が乗り込んで作業できるカゴ)と昇降ができる機能を持った車両』のことである
・エレベーターのように上り下りができ、必要な場所に運転していける機械を高所作業車と呼ぶ
・消防機関が消防活動に使用するはしご車などの消防車は、高所作業車には含まれない

高所作業車の種類
・『動力装置の種類』×『走行装置の種類』×『昇降装置の種類』の組み合わせを変えることによって、さまざまな用途に対応している
動力装置(高所作業車を動かす原動機は、3種類)
・エンジン式:燃料を使用したエンジンを使って高所作業車を動かす方式
・バッテリー式:バッテリーの電気を使い、モーターを動かす方式
・バイエナジー式:エンジン式とバッテリー式を両方搭載し、必要に応じて切り替える方式

走行装置(高所作業車を移動させる走行装置も、3種類)
・ホイール式:自動車と同じように、4つのタイヤが付いた走行装置
→舗装された地面や工場内の床での使用に適しています。
・クローラ式:2つのクローラベルトを駆動し、走行する方式
→軟弱な地盤やデコボコの多い地盤でも走行が可能です。
・トラック式:一般的なトラックを走行装置に用いた方式
→公道を走行でき、作業場所までの移動がスムーズにおこなえる

昇降装置(上下に動くだけでなく、前後左右に動くものもある)
・伸縮ブーム型:作業床を取り付けてある、ブームと呼ばれる柱のようなものが伸び縮みし、昇降するタイプ
・屈折ブーム型:ブームの中間を屈折できるようになっているタイプ
・混合ブーム型:伸縮ブームと屈折ブームの両方の機能を持ったタイプ
・垂直昇降タイプは4種類:作業床を垂直に上下させることができるタイプ

2.高所作業車の作業に必要な資格と講習

・作業床の高さが10m未満の高所作業車は、『特別教育』の修了で操作が可能
・作業床の高さが10m以上の高所作業車は、『技能講習』を修了する必要がある
・技能講習を修了すれば、どのような高さの高所作業車でも、操作可能

高所作業車運転技能講習:作業床の高さが10m以上の高所作業車は、運転技能講習を受ける必要がある
・12時間コース:学科6時間、実技6時間、学科試験1時間の構成
・14時間コース:学科8時間、実技6時間、学科試験1時間の構成
・17時間コース:学科11時間、実技6時間、学科試験1時間の構成

高所作業車運転特別教育:高所作業車運転特別教育は、作業床の最大高さが10m未満の高所作業車であれば、操作できる資格となる
→注意ポイント:高所作業車運転特別教育修了者は『作業主任者にはなれない』
・講習時間:学科6時間、実技3時間の合計9時間
・費用:約1万5000円~2万円

3.高所作業車の資格はどこで受講できるか

・技能講習の場合、都道府県労働局長登録教習機関しか、実施できない
・登録教習機関は、協会や各メーカーの教習所など、全国各地にある

高所作業車運転技能講習を全国的におこなっている団体
・コベルコ教習所/一般社団法人全国登録教習機関協会/建設業労働災害防止協会(建災防)

4.高所作業車を運転するために必要な免許

・『ホイール式・クローラ式』は公道での走行はできないので、高所作業車の資格以外の運転免許は必要ない
・『トラック式』は公道を走行できるので、別途、自動車免許が必要となる
・最低でも『準中型免許』は、取得しておこう

5.人気の高所作業車や代表的なメーカー


トラックタイプで人気の高所作業車
・三菱/ふそうキャンター/いすゞ/エルフ/日野/デュトロ

代表的なメーカー
・アイチコーポレーションは、日本を代表する高所作業車のメーカー
→『スカイマスターWZ09ASM』:伸縮ブーム型
・タダノは、クレーン車を主力としたメーカー
→『スカイボーイAW-370TG』:伸縮ブーム型
・JLGは、アメリカの高所作業車メーカー
→『E400AJPN』:屈折ブーム型

高所作業車は比較的簡単に取得でき、仕事の幅が広がる資格の一つ。
強みとして、多くの現場で重宝されるでしょう♪

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