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ポーカー旅行記#01 オーストラリア シドニー編 | 海外カジノデビューからトーナメント初賞金獲得まで

オーストラリアのシドニーにあるTHE STAR SYDNEYというカジノにて、海外ライブポーカーデビューをしてきたので、体験レポートを残したいと思います。また、初めて挑戦する人の参考になるように、自分が行く前に気になってたこととか、できる限り細かく書いておきます。

THE STAR SYDNEY

2022年5月。仕事の出張だったので、みっちりポーカーをした訳ではないですが、合計3回行きました。トーナメントはしばらく開催してなかったようなのですが、運良く5月から再開してて、参加できました。

3日間の内容はこんな感じです。

  • 初日 2022/5/9 (月):トーナメント参加後、キャッシュをプレイ。

  • 2日目 2022/5/11 (水):トーナメントのみ参加。

  • 3日目 2022/5/12 (木):キャッシュゲームのみ参加。



体験レポート

1日目:トーナメント & キャッシュ

2022/5/9 (月)、事前の下調べでMonday Night Turboというトーナメントがあることは知っていたので、それに合わせて一人でカジノへ向かいます。バイイン220ドルを払い、しっかり開始前に着席。8テーブルくらいあって、各テーブル5名程度で開始(4人くらい空席がある状態)。
おじさんというか、おじいさんくらい(50~70歳くらいの年代)がかなり多かったのが印象的でした。日本だったらパチンコや競馬に行く感覚なのかも。プレイヤーのレベルは低いです。

当然ルールは日本と同じですが、プレイヤーの特徴が全然違い(下手とはいえ)、序盤はそこにアジャストすることに集中します。クセがわかってきたところから多少エクスプロイトを狙いつつ、基本的にはいつも通りタイトにプレイしてスタックを維持します。

トーメント序盤、僕がAJoでプリフロップオープンし、よくしゃべる下手くそなショートスタックのおっちゃんがOOPからコール。フロップでAが落ちてトップペアの僕はCBを打ち、おっちゃんがコール。わけわからんツーペアなどが結構出て来るので、ターンはチェックアラウンド。リバーでおっちゃんオールイン、僕コール。おっちゃんは完全なエアブラフで「Liar! (嘘つき!)」と言い放ちながら去って行きました。どう考えてもブラフしたあちらがliarなのですが、彼らの中でトップペアでチェックは考えられないらしい…
あと、強いハンドならスナップでアクションするはず、長考はマージナルハンドな証拠だ、と考えてる節がありました。

ひとつよくわからなかったのが、開始直後、空席にオキバケらしきチップがあり、ブラインドも取られていたのですが、数十分後そのスタックは回収されていきました(オキバケではなかったらしい)。もしかすると、少人数だとブラインドが早く回りすぎるから、プレイヤー数が一定人数に達するまでそういう架空のオキバケを置く仕組みがあるのかも。

謎のオキバケらしきものを用意中

そんなこんなで、アベレージちょい上を持った状態で2時間後のファーストブレイク。レイトレジストが締め切られました。合計106エントリー(それまでに飛んだ29人全員がリエントリーしてました笑)。プレイズが確定し、12位からインマネで、優勝は6,598ドル

この時点でアベレージが17BBとかなりターボなストラクチャーです。この辺りからずっとショートスタックがテーブルに複数状態なので、当然プリフロップオールインが多発し、一気にプレイヤーが減り始めます。正しくプッシュできないプレイヤーが下手にリンプしたりして勝手にスタックを消費して続々飛んでいき、着実に上手いプレイヤーが残っていった印象。

そして僕もショートスタックになったところでAToで3betオールインしたところ、AQoにコールされてバースト。その相手は弱いハンドの時はリンプするようなプレイヤーだったので、しっかりオープンレイズしていたことをもっと警戒するべきだったなと反省。
ということで、結果は56位/110エントリーで、インマネならず。

Monday Night Turboのプライズはこんな感じ

このとき21時頃でまだ少し時間があったので、ハンバーガーとビールをゲットしてからキャッシュゲーム ($2-3) へ移動。
330ドル分のチップを持って着席。キャッシュも9人卓で半分以上はレク、一部上手い人って感じ。トーナメントと同様で全体レベルは低いですが、日本のアミューズメントとはかなりプレイヤーのスタイルが違って、上手くアジャストできず、苦戦。
最後はブラフに失敗し、2時間弱でチップ全てなくしてしまったのでその日は撤収。

1日目の収支:
・トーナメント:-220ドル
・キャッシュ:-330ドル

キャッシュゲームの様子

2日目:トーナメント

火曜は時間がなかったので、2022/5/11 (水) 20時頃に再びカジノへ。キャッシュでリベンジしたいと思ってものの、長いウェイティングリストを見て諦め、レイトレジスト直前のWeekly Wednesdayというトーナメントに駆け込む(多分、自分が最後のエントリー)。バイイン 330ドルを支払い、25BBからスタート。合計146エントリーで、プライズは15位からインマネで、優勝は12,265ドル。月曜より長いストラクチャーです。
ちなみに満席だったため、3人位ウェイティングで、誰かが飛ぶのを待ちました(10分くらい)。

席に着いた段階でもまだレクリエーショナルなおじいちゃんも結構残ってました。しばらく下手な人がミスプレイで勝手に飛んていく時間が続きそうだったので、事故らずにプレイしてれば生き残れそうだなと考え、タイトなプレイを続けました(ブラフはCBくらいしか打たず、バリューのみで稼いでました)。

残り5テーブルあたりでアベレージ30BBくらいになり、レク勢の大半がいなくなります。周りもインマネを意識し始めてタイトな時間が続きます。ここからは日本で経験してたポーカーと同じ雰囲気になりました。平均レベルも確実に上がっているので、しっかりプッシュオアフォールドしてきます。

トーナメントの様子

インマネ近くで自分はアベレージ以上持っていたので、適度にブラインドスチールをしてスタック維持しながら、ショートスタックのオールインへはかなり慎重にコールするハンドを選んでました(人生初のリアルマネートーナメントインマネを達成したかったので、タイトすぎるくらいでやっていた自覚あり)。

テーブル移動したところで自分の右隣に推定80歳のおばあちゃんがいて、しめしめと思ったら、意外と上手くて、的確にプッシュして粘ってたのが自分の中で印象に残ってます。
あと、一度、ショートのオールインに対して、僕がアイソレート目的でBTNから30BB以上のレイズオールインを返したとき、SBにいた別のプレイヤーが悶絶しながらフォールドしてたのですが、どうやらフロップがめちゃ絡んだらしく、テーブル叩いてブチ切れながら悔しがってました。マナーわる。

そんなこんなで、ラスト2テーブルになり、ついにバブル。この時に僕の後ろのプレイヤーが圧倒的チップリーダーになってしまったため、もはや何もできず、誰かが飛ぶことを願うしかない状態がしばらく続きながらも、隣のテーブルでバブルがはじけてインマネ達成!うれし。残り15/146人。

その後、なかなかハンドが入らず、5BBあたりまでじりじりと減らしながら粘った末、5ポケでオールインしたら、TTとKKにコールされ、スリーウェイになり、奇跡は起きずそのまま飛びました。(この時一緒に飛んだTTさんは顔がトム・クルーズでした)

ということで結果は13/146位で、739ドル獲得。初めての海外ポーカーでのインマネを経験できてハッピーです。(12位だったら昨日の負けもすべて取り戻せたのですが…)
この時すでに1:30だったので、この日はキャッシュはせず、ホテルへ帰りました。

2日目の収支:
・トーナメント +409ドル

Weekly Wednesdayのプライズはこんな感じ

3日目:キャッシュゲーム

2022/5/12 (木)、この旅最後のポーカーです。この日はトーナメントがないからか客が少なく、$2-3のキャッシュのウェイティングに名前を入れたところですぐに呼ばれました。500ドル持って着席。

木曜はテーブルについた瞬間、明らかに月水よりレベルが高いことに気づきました。トナメがない日はレクが少ないのかも知れません。
とは言っても、トナメ同様、下手なレク勢は一定数いるので、アジャストする方法を考えながらプレイをしていました。(とは言ってもこの旅ではキャッシュは短時間のプレイだったため、完全に適応できた感覚は得られず)。

めちゃめちゃよくしゃべる中国人のおじいちゃんがいたのですが、みんなから嫌われてる常連らしく(隣の別の中国人曰く)、ほとんど誰も返事をしなくて、ディーラーも眉間にシワを寄せていたのが印象的でした。

500ドルが一時は200ドルくらいまで減ってしまいましたが、バリューハンドでしっかりオールインまで誘い込むことに成功し、最終的に450ドルあたりに戻ったところでプレイ終了。明らかに疲れていて集中できてなかったので、大ミスする前に2時間程度で切り上げました。
ポーカールームのカウンターで小さいチップを大きいチップに変えてもらい、それをカジノのキャッシャーまで持っていって現金を受け取り、Uberでホテルへ。

中国人プレイヤーたちがEnglish onlyとディーラーに怒られてる時

ちなみにポーカーテーブル上では英語以外の会話はNGです。ちょっとした雑談は問題ないと思いますが、中国人同士が中国語でハンドの話をしていて("Aces"とか聞こえたのでわかった)、ディーラーにEnglish onlyと注意されてました。

3日目の収支:
・キャッシュ -47ドル

ということで、今回の旅は短いプレイ時間でしたが、トーナメントは+189ドル、キャッシュは-377ドル、ということで残念ながらトータル収支はマイナスでした。とは言え、トーナメントでのインマネ含めて、すごく良い経験ができたので超満足です。(実際にはUber代がかかってるのでもっと負けてます)

本来的には、トナメのほうが分散が大きく、キャッシュのほうが安定して勝ちやすいと思っているので、海外ライブのレク勢へのアジャストは今後の課題として日本に持ち帰り、次回はその点をもっと準備しておきたいと思います(と言っても、日本には少ないタイプなのでアジャストするのが難しかった訳ですが)。

ということで、体験談はここまでです。ここからは、カジノの特徴や役立つと思われる情報をまとめます。


STAR POKER SYDNEYの特徴

STAR POKER SYDNEY (THE STAR SYDNEYのポーカールーム) に関する情報をまとめます。
ちなみにこちらは全テーブルに自動でカードシャッフルする機械があって、ディーラーはピッチングせず、卓上を滑らせながらカードを配ります。そのため、ディーラーのレベルは特に高くないですが、進行は遅くないです。

トーナメントの種類

トーナメント関連の役立つ情報

  • “Tournament to Cash” waitlistというサービスがあって、トーナメントにレジストする際に、終わり次第キャッシュゲームに入りたいという旨を伝えておくと、このリストに名前が追加されます。(普通のキャッシュのウェイティングリストとは別扱いです)
    トナメで飛び次第、カウンターに行くと優先的にキャッシュに案内してもらえます(ウェイティングの一番上に入れてもらえる感じ)。トーナメントエントリー時に言っておかないとダメなので注意

  • トーナメントは事前にウェブでレジストすることも可能。ただ、僕は当日カウンターでレジストしましたが、特に行列があるわけでもなく、不便なかったです。

  • ブラインドが上がって、最小単位のチップを繰り上げる時のやり方が日本のアミューズメントとは違いました。日本では使わなくなるミニマムチップをディーラーやスタッフが大きいチップに交換をしますが、こちらではチップをたくさん持ってるプレイヤーが他のプレイヤーから小さいチップを買い取る、という仕事を依頼されます。
    ※依頼されたプレイヤーが他のプレイヤーの小さいチップと、自分の大きいチップを交換する。最後にその人が集めた小さいチップをまとめてディーラーが大きいチップに変える。ディーラーの仕事を減らして、進行を妨げないための仕組みだと思われる。
    一度、僕もPlease buy $100 chips on the table. みたいな依頼をされたのですが、なんのことかわからず、他の人に代わってもらいました。

  • あと、日本では端数は繰り上げるのが一般的ですが、シドニーでは端数を繰り上げるか繰り下げるかはランダムでした(ディーラーがチップ1枚につき、1枚カードを配り、絵札だったら繰り上げ、みたいな感じ。違ったらすみません。説明なかったので)。

トーナメントのプレイヤーの特徴

  • トナメがある日は賑わっていて、レクリエーショナルプレイヤーもその分多かったです。

  • 序盤はリンパーがめちゃくちゃ多く、レイズを返してもコールしてくることが多いです。必然的にマルチウェイになることが多いですし、ブラインドスチールは滅多に通らないです。インマネが近くなってきて、やっとブラインドスチールができるようになります。(Monday Turboはアンティないので、そもそもブラインドスチールを狙う価値がやや低いですが)

  • それを前提に、特に序盤は本当に強いハンドだけレイズtoリンプや3betして、A5sのようなブラフ系ハンドでのライト3betは控えたほうが良いかなと思いました。

キャッシュゲームの種類

  • NLHとオマハ、それぞれ2つのステークスが用意されています。
    NLHだと、$2/3と、$2/$5/$10ストラドルです。僕は$2/3に参加しましたが、ストラドルも可能でした。トゥワイスできるか確認しなかったですが、多分できないです。

  • キャッシュゲームのステークスやバイイン、レーキなどの詳細はこちらの公式情報にある通り。

公式ウェブサイトより

キャッシュゲーム関連の役立つ情報

  • キャッシュゲームが満席のときはウェイティングリストに名前を入れます。順番が来たらSMS(ショートメッセージ)で呼び出す仕組みのため、電話番号を聞かれます。僕はオーストラリアで使える番号がなかった(データ通信専用のプリペイドSIM)ので、その場で呼ばれるのを待ってました。

  • SMSが使える人はカジノに着く前にウェイティングに入れておくこともできるみたいです。

キャッシュのプレイヤーの特徴

  • キャッシュは合計3時間程度しかプレイしてないので、情報は参考程度に。

  • $2/3のテーブルに座りましたが、いわゆるレクリエーショナルプレイヤーは山ほどいます。日本で言うとパチンコや競馬行く感覚でカジノに来るのかなと思いますが、日本のアミューズメントのほうが平均レベルははるかに高いです。ただ当然その中に上手い人がチラホラいます。レクに対するアジャストは日本ではあまり経験詰めないので、そこは難しかったです。
    上でも触れましたが、トーナメントがない日は比較的レベルが高かったです。土日は訪問してないので不明。

  • 上手い人は日本のアミューズメントと同じように終始チップシャッフルをしていますが、レクでチップシャッフルしてる人は少ないので、まずそれで当たりをつけられます。まあ参考程度の情報として。

  • リンプする人(多数)、ルースにコールする人、自慢気にハンドをショーする人、勢いだけでブラフする人、ベット・レイズ額が異常にデカかったり、小さかったりする人など、基本を学んでない感じのプレイヤーがたくさんいます。(そういえばドンク打つ人はあまりいなかったです)

  • リンプに対してレイズを返しても当たり前のようにたくさんコールされます。オープンレイズに3bet返してもコールされることが多いし、5BBでオープンしても当たり前のように複数人にコールされます。特にプリフロップはゆるゆるでコールしてきます

  • 日本と違って、とにかくポストフロップをマルチウェイで戦うことが多いです(4~6人になることも結構ある)。かつリンプ多いため、あらゆるハンドを持ってる可能性があるので、プリフロップでハンドを絞り込むのが難しくて、この状況に慣れていないため、適応するのに苦戦しました。

  • 僕は多人数ポットになることを見越して、ビッグハンド狙いで、スターティングハンドとしては弱いスーコネや弱いポケットで広く参加し、逆にAXoやKXoは控えめにするという戦略を試したりしました。トナメ同様、A5s等でのライト3betも控えてました。

  • 「リンプするな」は日本アミューズメントでは誰でも知ってる原則ですが、毎回レイズで参加していると、上記の理由で毎回ポットがでかくなるので、ある程度分散を受け入れる必要がありそうです。(つまりある程度多めにバイインを持ち込み、ある程度長時間打つほうがよい)

  • 僕もリンプして潜ってみたり、色々試しましたが、短時間だったため、完全に適応できた感覚は得られないまま終了。次回はこの手のプレイヤーに対応するためのエクスプロイト戦略をちゃんと勉強してから行きたいと思います。


THE STAR SYDNEY(カジノ全体)について

オーストラリアは各都市に一つしかカジノがないようで、シドニーの場合はTHE STAR SYDNEY一択です。
ちなみにシドニー全体に言えることですが、2022年5月現在、マスクをしてる人は屋内含めてほとんどいません。一部のアジア人(旅行客?)や、Uber含む乗り物の中でだけマスクをしている印象です。

カジノまでの行き方

  • ホテルが徒歩圏外だったので僕はUberで行きました。シドニー全体、治安はかなり良いと思いますが、カジノに行く場合、深夜になることもあるので、タクシーよりUberのほうが僕は安心です。明朗会計だし、その場で会計しなくていいし、位置もトラックされてるし、ドライバーにはレビューもついてるので。
    THE STARはホテルエリアとカジノエリアがあるようで、一応ドライバーに確認のため、The Star Casinoと伝えてました。まあラスベガスのようにバカでかい迷路な訳ではないので、それほど敷地内では迷わないと思います。

  • 今回は出張でしたが、カジノ目的の旅行なら初めから徒歩圏内で宿泊先を探すのがよいと思います。

  • カジノは広いワンフロア(3階かな?)で、メンバーシップカードを作るカウンターと、ポーカールームはほぼ対角にあります。

メンバーシップカードの作り方

  • 事前にweb登録をします。当日はメンバーシップのカウンターでパスポートを見せたり、写真撮られたりしたらすぐ発行されます。パスポート必須です!ちなみにレストランでの食事が10%オフになります。

  • メンバーシップカードを作った後はカードを見せるのでパスポートを見せる必要はなかったです(一応持ち歩いてたけど)。

カジノ内での日本円の両替の可否

  • キャッシャーにて、日本円→オーストラリアドルの両替は可能です。

    • 2022/5/11の両替レートは1豪ドル104.18円でした(※その日の為替89.94円くらい)。ひどくはないけど、特別良いレートではないですね。

    • ちなみに自分は最低限必要な額(トナメ$220+キャッシュ$300分)だけ日本の手数料が安い両替所で交換しておき、残りの軍資金は日本円のまま持って行きました(初日に勝てば両替せずに済むという算段だった)。

  • 両替時に豪ドル→日本円に同レートで戻せると言われたはずなのに、帰りに戻せないと言われて文句を言ったりしたのですが、「戻せないってスタンプ押されてるがあるだろ」と言われて負けました。そのスタンプが詐欺的なかすれ方をしてましたが(画像参照)。

  • ただ後で両替した時の明細をよく見たら、その日の23:59:59まではホールドできていたようです。トーナメントが終わった時すでに24時を回っていたため、僕はどっちみちできませんでしたが。帰りの時の受付がホールドのことを理解してなかったかもです。
    ※ホールド:プレイ後、全く同じ額のドルを渡せば、同じ額の日本円を返してくれる仕組み。減らしちゃってるとダメなやつ。

CAN なのか CANNOT なのか肝心なところがかすれてるスタンプ

プレイ中の食事

  • テーブルでの飲食は可能です。ペットボトルの水は無料で置いてありますが、その他のドリンクは有料です。サイドテーブルみたいなやつがそこら辺に置いてあって自由に使えます。

  • ポーカールームの近くにある24/7 Sports Barという店で、ハンバーガー等がテイクアウトで買えました。美味いですが、デカくて残しました。ちなみにフードとドリンクは購入するカウンターが違います。ハンバーガーは出来上がるまで10分くらいかかるので、始める前やトーナメントの20分休憩の時とかに買いに行きましょう。

スマホ・カメラの持ち込み可否

  • 事前にカジノ内はカメラ、スマホ禁止という話を人から聞いてたのですが、全然問題なくスマホ持ち込めます。写真撮影も大丈夫です。昔は禁止だったようですが、今はOKになったみたいですね。

  • 日本のアミューズメントのようにプレイ中にスマホでポーカーしてる人も見ました。YouTuberのように卓で録画してる人はいなかったので、できるのかわかりませんが、日本のアミューズメントと同じでフェルト上にスマホを置いてると注意されるのでダメかもです。

  • なぜかわからないけど、初めて行った日だけカバンの中をチェックされましたが、これは防犯上のチェックでした。

ドレスコード・服装

  • ドレスコードは厳しくないですが、やぶれたジーパン、短パン、サンダルなどはカジノ入店時に断られるようです。タンクトップの兄ちゃんが上着着ろと注意されてました。カジュアルすぎる服装はダメなようですので注意。

  • ちなみにここのカジノ内は特に寒くはなかったです。(海外カジノは空調の設定温度がイカれてることがあるので)


海外デビューしたいけど英語が心配な人へ

自分も初の海外ライブポーカーデビューするに当たって、英語で困らないか結構心配してましたが、まあそれほど困ることはなかったです。
参加する際のカウンターでの会話とか、どこに行けばいいのかよくわからん時に聞くとか多少の日常会話はできたほうがスムーズでしょうけど、できなくても致命的ではないと思います。一応、気づいたことをメモしたいと思います。

アクション時の発声に関するルールは日本と同じなので、指トントンでチェックはできるし、無言で1枚チップを出せばコールになるし、コールより多い枚数のチップを出せばレイズになるし、ある程度、英語を話さずプレイはできます。
ただ、ベット額を指定したいときに数字を言ったり、相手のベット額を聞き取ったり、そういう最低限の英語は必要になります。

プレイ中に必要な英語に関する知識

  • 数字の言い方が特徴的です。1,500ドルなら、fifteen-hundredとか、単にfifteenと言ったりします。教科書通り、one-thousand five-hundred でももちろん通じると思いますが、他プレイヤーやディーラーはそう言わないので、この言い方を知らないと混乱すると思います。

  • fiftyなのか、fifteenなのか、聞き取れない時はネイティブでもあるようです。そういう時はone-five?とか five-zero?って確認すればいいです。伝えるときも同様です。(ちなみに、fiftyは頭のfifにアクセント、fifteenは後ろのteenにアクセントがあります)

  • テーブル上では結構会話が飛び交ってます。特に常連おじちゃん同士はずっとしゃべってます。ネイティブの会話は早くてあまり聞き取れなかったですが、まあ雑談してるだけなので困ることはないです(情報は得られるから聞けるほうが有利だけど)。
    黙ってる日本人に話しかけてくる人も少ないですが、話しかけられても、I can't speak English. と言って特に問題はないし、日本と同じでアクティブ中はシカトしても問題ないです。

想定される英語フレーズ

  • 相手のベット額が聞き取れなかった時はHow much? と確認しましょう。オールインに対してカウントを依頼するときも同様にHow much?で大丈夫です。

  • キャッシュのウェイティングに入れたい時は、Could you add my name on the waitlist of 2/3? ってな感じで伝わると思います。

  • キャッシュでプレイを終わりたい時は、I go home. でもFinish! でも大体伝わります。

  • オールインする際は、I'm all-in. が正しいようですが、別にall-inでも伝わります。

  • foldとcallを聞き間違えられやすい気がするので、しっかりカードをマックしたり、チップを出したり、アクションで伝えるほうがいいと思います。

  • ポーカーのカウンターではほぼ毎回 Parking? と聞かれました。駐車券あるかってことですね。


おわり

 以上です。僕のようにシドニーでライブポーカーに参戦する方の参考になれば幸いです!

読んで頂いてありがとうございました!役に立ったと感じた方は、ぜひスキ・フォロー・拡散で応援して頂けると嬉しいです!

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