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違和感を放置してはダメという話

どうも、さかもとです。

本日はエビデンス云々と言うより、日頃スポーツ現場にて感じていることについて書きたいと思います。

タイトルにもしている「違和感」
選手と話していると「○○に違和感はあんるんですけど、痛くはないので大丈夫そうです」と言った会話になる事もしばしば。

果たしてその違和感
本当に大丈夫なんでしょうか??

違和感とはなにか

そもそも違和感とは何なのか。
まずはその言葉の意味を改めて調べてみました。

〘名〙 調和を失った感じ。他と合わない感じ。しっくりしない感じ。

https://kotobank.jp/word/違和感-436878

という意味となります。
選手の言う違和感とはこういったものを指しているものと思われます。

不調だけが違和感ではない

違和感について触れられている論文を探している中で
こちらに行きつき

その中ので紹介されていた、こちらの文献に

面白いことが書かれていたので紹介します。

【違和感】には、受傷後にはじめて気づく場合が多く、不調さばかりでなく好調さを感じていた場合もあることが確認されている。すなわち、不断の自分と比べ心身に微妙な感覚 のズレが生じており、また、それに気づいていたにも関わらず受け入れることができず、具体的な対処がなされなかったことを読みとることができる。

https://cir.nii.ac.jp/crid/1050287474408538880

違和感=不調と捉えられがちですが、好調さも違和感とのこと。

※とはいえ、今回の違和感は不調に関連づけた意味合いで書いています。

違和感は、痛みのサイン?


前述の論文より

こちらからもプロセスをそのまま受け取ると
「違和感→受傷」とつながることがわかります。

違和感を無視しない

違和感と捉えていくことは難しいかもしれませんが
違和感を深堀りしていくことで
・体調不良なのか
・身体機能的な問題なのか
・プレシャーなど心理的な問題なのか
・疲労の蓄積なのか
・睡眠不足なのか
など、様々な要因が考えられます。

「違和感なので」と無視せずに、違和感のうちに対処しておきたいですね。

ではでは。

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